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第5話 花火

僕らは爆発のした村へ着いた


「こ、れは…」


ツミさんが困惑するのも無理はない


そこには、男の人が立っていた


「いやぁ〜堪忍なぁ…」


関西弁+糸目は敵の可能性が高い


「あぁ、そこに居るんもしかして、」


彼がこちらに気づいた


間発入れずツミさんが


「先程の爆音、もしや貴殿がやったのか?」


「せやで」


肯定した彼は


「実はな、昔見た空に綺麗に咲く花をもう一度見たく思てな」



「もしかして、花火か?」


「おぉ〜!」


「あんさん、知っとるんか?」


「知ってるも何も」


「昔、1度だけ夏祭りに行かせてもらって、そこで見ただけだけど、」


「それだけでも十分や」


「せや!家ん中入ってお茶でもしながらその話、聞かせてもろてもええか?」


僕は了承した


もう一度だけでも花火を見たかったからだ



家の中に入ると壁には黒い炭のようなものがくっついていた


「ちょっと待っててな、今準備するから」


彼は、そう言い奥の方へと姿を消した


「…イスカよ」


「はなび…とはなんだ?」


…驚いた


なんでも知っていそうなツミさんが知らないとは


「花火と言うのは、火薬を詰まらせたものを空に打ち上がらせて、爆発させることです」


「その姿はまるで、花のような形をしているんです」


「…あぁ」


「思い出した」


その時、彼がお茶を持ってやって来た


「堪忍な、遅れてしもたは」


「さて、花火のこと、教えてくれへんか?」


「あぁ、いやその前に自己紹介でもしよか」


「私は、ノゾムや」


「10歳になるまではは陽ノ下におって、それ以降はこの国に住んどるんや」


「あんさんらは?」


その後、僕らも自己紹介を終え、花火の話へと移行した


「ほな花火作ろか…と言いたいとこなんやけどな」


「実は、材料が無くなってしもてな」


「ちょっと、集めるの手伝ってくれへんか?」


「良いですよ」


彼は嬉しそうに


「そうか!ほんなら洞窟行こか!」


その時、ツミさんが


「ここいらの洞窟には狼人が居ると聞くが?」


「あぁ…大丈夫や」


「あの子らはえぇ子やから」


…なんか


ピリピリしてない?ここ


「ほな行こか」

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