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異質な天気 2

「一言でいうと僕は雨男でシェーミははれおとこなんだよね。生まれながらの体質だから今まで今まで直せなかった。だから、小さい時もよくこんな風に雨と晴れの混ざったような天気になっていたんだよね」

なるほど、だから転生してからずっと雨がなかったのか。

「えっと、念のため聞いておくけど雨男だからってここから追い出したりしないよね?」

シェーカが涙目の上目づかいで見てくる。シェーカもシェイミと同じように体が小さくてハイトーンボイスだから女の子みたいである。だから上目遣いの可愛さの破壊力がすさまじい。

「もちろん!」

シェーカは満面の笑みを出した。

やっぱりかわいいな。

「ところで、それは直せなくても一時的に効果を薄めることはできないか?」

「?、どうして?」

「多分だがこの異質な天気を見てバカ騒ぎすると思われる奴が一人いてな」

「「なるほど」」

納得してくれたみたいでよかった。

「で、できるのか?できるのならばしているうちに起こして騒ぐ前に説明して納得してもらおうと思っているのだけど」

「あぁ、それならもちろん・・・できませんよ」

え?

「さっきも言ったけど、これは体質だから努力とかで治せたり出来る問題じゃないんだよね」

そっか、そりゃあそうだ。常識的に考えればわかったことじゃないか。体質なんて治せるほうがおかしいからな。まぁここまで効果の強い体質もおかしいけど。

「あの、効果を強めることなら僕できますよ」

「え?いったいそれはどういうこと?」

「文字通りの意味です」

え?ってことはじゃあ・・・・

「晴れを強くして雨を消せるってこと?」

「ご名答です!」

でもそんなことをしたら魔力とか体力とかを結構使うんじゃないのかな?

「僕、結構長い間一緒にいるのでマコトの思っていることはだいたいわかりますよ。

マコトはおせっかいですね。確かにマコトの思ている通り効果を強めると普段よりも体力を使います。でも、それはほんとに微々たる差です。数字で表すと普段の1.00001倍の体力を消耗するくらいの微々たる差なので大丈夫ですよ」

え?シェーミって俺の心の中、つまり思っていることがわかるってこと?にわかには信じられないが心の中でつぶやいた質問に的確に答えたしな。本当に俺の思っていること読み取れるのかも。

てか、1.00001って本当に微々たる差だな。


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