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泡沫に神は微睡む  作者: 安田 のら
三章 巡礼双逢篇
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3話 悪意が嗤い、曇天を呑む2

 華蓮(かれん)3区にある呪符組合(じゅふくみあい)支部に勤める松笠(まつがさ)裕子(ゆうこ)は、久方振りに姿を見せていた老爺(玄生)の姿に違和感を覚えていた。


 どうにも常の記憶にある老人とは違う気がするが、何が違うのか思考に及ばない。


「あの、玄生様……」

 思わず疑問を舌に乗せようとして、(すん)で思い止まる。

「――いえ、何でもありません」


 僅かに首を振って、彼女は己の好奇心に蓋をした。


 玄生自身は気付いていないのか、その矮躯(わいく)を包む襤褸(ぼろ)が僅かに揺れただけで、特に言及の様子も見せることなく仮漆(ニス)塗りのカウンターへと回生符を置く。


 内心の動揺を悟られないよう努めて冷静に、裕子(ゆうこ)は差し出された呪符の束を手にした。


 見慣れても直ぐに分かる、丁寧に綴られた手跡。一見するだけでは判らない、癖のある折り方。その縁に指を滑らせて、僅かに霊力を流す。


 ぱちり。弾かれる霊力の返り方は、その回生符に充分なまでの精霊力が満たされている事を裕子(ゆうこ)に教えてきた。


「確認させていただきました。

 今週納品分の回生符、代金はこちらとなります」


 玄生用に分けられていた円札の束を、カウンターに滑らせる。

 目の前の老爺はそれを取ろうとして、普段と違う裕子(ゆうこ)の緊張に気付いたのか寸前で指を止めた。


「……どうされましたか?」


「…………………………いや」


 言葉を交わした記憶も殆どない目の前の老爺は、僅かに口を濁して円札を懐へと引き込んだ。

 指で弾くだけで円札を数えているのか、ややあった後に首肯の形で回生符の代金に承諾の意を返す。


「ありがとうございました。

 次の納品は、来週に予定を考えればよろしいでしょうか?」


 にこやかに問いかける裕子(ゆうこ)の言葉に、玄生は少しだけ考え込む仕草を見せる。

 その様子に、彼女は内心に動揺を覚えた。


 このところ別の収入元にありつく事が出来たのか、目の前の老爺が回生符を納品する機会が少なくなっていることは3区支部の密かな悩みの種であった。


 ただでさえ作成者の少ない回生符。それも高出力のそれを破格の安値で書けるとなれば、引く手数多の金蔓だ。


 支部長がやらかした失態のツケは、収拾の利かないままに公へと広がっている。

 遂には奇鳳院(くほういん)が出張る事態にまで陥り、玄生の回生符は奇鳳院(くほういん)が総て接収することが公的に宣言されてしまった。


 無論この内情は、玄生の耳へとちらりとも届かせていない。

 奇鳳院(くほういん)の意向もあって、この取引は玄生が手切れを宣言するまでこのままとなっているからだ。


 つまり、全ての意向は玄生次第。薄氷を渡るかの如き脆い条件を前にして、応対する裕子(ゆうこ)の緊張は相当なものに上っていた。


「……………………予定では」


「畏まりました。此方で随時応対をさせていただきます。

 又、よろしくお願いいたします」


 その言葉に満足したのか、襤褸(ぼろ)の外からでは辛うじてしか判別の利かない肯いのみを返して、玄生は入り口扉へと足を向ける。




 去っていく老爺の背中を見送って、裕子(ゆうこ)は大きく緊張を吐いた。

 吐露する内心は総てその呼吸(いき)に混じっていたのか、吐き尽くした後の気持ちにはそれほど細波が立つ様子も無い。


「だいじょうぶ?」


「ええ。やっぱり、大口の顧客は緊張も相当よね。

 ……玄生様には迷惑もかけたし、未だ取引が叶っているだけ幸運と思わなきゃ」


 その様子に好奇心が見兼ねたのか、隣で受付をしていた女性が声を掛けた。


 笑いながらも声を潜めて応じる裕子(ゆうこ)は、彼女の視線が支部長(本庄友俊)の背中を小気味良さそうに睨みつけている事に気付く。


 玄生がいる間は目立たないようにしていたが、肩を怒らせて支部の奥へと消える姿は威厳よりも哀愁が色濃く漂っているように感じられた。


「そういえば、噂を聴いた?

 ――支部長が本部に(つつ)かれたって」


「ええ。失態を重ねた上で奇鳳院(くほういん)の介入も赦したし、本庄(ほんじょう)の家名に気を遣うよりも玄生様に媚びた方が良いって本部も判断したみたい。

 今は再編の時期だし、閑職にでも回されるんじゃない?」


 同僚の機嫌に同調して、裕子(ゆうこ)の口調も上向きに弾む。


 本部に匿名で嘆願書を送り続けた甲斐があった。

 無視はされるだろうが、奇鳳院(くほういん)が出張る事態にまでなると一考の価値は見出されたようである。


「――私が、何でしょうかね?」


「い、いえ、何でもありません。支部長」


 その時、裕子(ゆうこ)の背中にぬうるり(・・・・)と声が掛けられた。

 怖気が立つほどの違和感が背筋を粟立たせ、強張った思考が辛うじて客向けの微笑みを取り繕う。

 何時の間に戻ってきたのか裕子(ゆうこ)の背後には、事務室を出ていったはずの支部長が立っていた。


 何処か粘質に歪む口元を(さす)りながら、支部長は捉えどころなく嗤う。


「いえいえ。気にはしていませんよ。

 ……それよりも、今の御仁が玄生殿でしょうか」


「は、……い?」


 今し方、玄生が出ていった入り口へと頻りに視線を向けてそう独白に零す支部長を、彼女は怪訝そうに見つめた。


 玄生と本庄(ほんじょう)支部長が顔を会わせている事は、裕子(ゆうこ)も知っている。

 銘押しの際も彼女や他のものの目を盗んでは、直接の取引を持ちかけていたからだ。


 それなのに今の口振りでは、どうにも初対面の様ではないか。


「―――しかし、まぁ。雅樂宮(うたのみや)奇鳳院(くほういん)も、表舞台へと出張らぬ割には随分と手強いですなぁ。

 洲議には喰い込めない、守備隊からは昇任が閉ざされる。挙句、呪符組合(じゅふくみあい)では末端を(むさぼ)れても、少し上を仰ごうとすれば有無を言わさず罷免するとは。いやはや……」


「……何か仰いましたか?」


 呆気に取られる裕子(ゆうこ)へ取り合わず、目の前の男は踵を返した。


「いえいえ、いえいえ。お気になさらずに。

 ―――では、身共はこれで。少々、用が出来ましたので」


 「はあ……」


 どうにも捉えどころの無いその男は、裕子(ゆうこ)の生返事をはぐらかして裏口に続く扉の向こうへと消える。

 背中を向けるその瞬間、垣間見える口元が三日月を刻んでいるように見えたのは気のせいか。唖然と背中を見送った裕子(ゆうこ)は、同僚に肩を叩かれて我に返った。


「どうしたの? 手が止まっているわよ」


「……ねぇ。今の、支部長よね?」


「今の? 何、云っているの。支部長ならそこよ」「……え?」


 呆然と交わすやり取りに視線を後方へ遣ると、そこには確かに自身の席に座ろうとする支部長の姿。


「あ、れ? じゃあ、先ほど出ていった人は?」


「何のこと? 今は誰も外に出ていないよ。

 ――うん。全員いる」


「うそ」


 松笠(まつがさ)裕子(ゆうこ)は思わず席を立った。支部の職員席へ視線を巡らせると、同僚の言葉通り事務員の席は全て埋まっている。


 白昼夢というには鮮やか過ぎる先刻の記憶と違和感に、茫然(ぼうぜん)裕子(ゆうこ)は立ち尽くした


 ――今し方、外に出ていった男は、 、 、


裕子(ゆうこ)、どうしたの?」


「……え」

 気遣う同僚の声に、彼女の意識は現実へと引き戻される。

「だって、今、 、 、……何だっけ?」


 応じようとした裕子(ゆうこ)咽喉(のど)が、違和感に上下した。

 ――刹那、裕子(ゆうこ)の記憶は細波のように淡く浚われる。


「ごめんなさい。

 ――何でもないわ」


 その後に残るのは、僅かな違和感と変哲の無い日常の光景。

 直前の会話すらも忘れて、何事もなかったかのように裕子(ゆうこ)は自身の席へと戻った。


 事実、その一日は何事も無く過ぎる。

 退屈な日常が僅かに残ってくれた違和感すら呑み込むのには、それこそ半刻の時間すら必要ともしなかった。


 ――――――――――――――――――――


 3区にある呪符組合(じゅふくみあい)を出た晶は、玄生の姿のままで大きく嘆息した。

 自身に行使し続けていた隠形の精霊技(せいれいぎ)が、音もなく消え去る。


 これまで晶は、目立つことを無意識に嫌ってきた。

 それは晶の周囲を取り巻く精霊も同様であり、これまで晶の願いを受けた下位精霊が代行する形で隠形結界を張り続けていたのだ。


 ――晶さんが構築している結界は、本来そこまで難易度の高いものではありません。


 人除けを始めとするこれらの結界術は、陰陽師にすれば基礎の技術である。


 だが結界術とは本来、人ではなく土地に掛けるものだ。

 そもそも動く人間を基点にすることなど、想定の範囲にも入れていない。


 ――何故ならば、動くという事は余人の視線に曝されるという事でもありますから。


 他人に意識された瞬間、これらの陰陽術は論理的矛盾を抱えて崩壊するのだ。

 晶の隠形結界が維持できたのは、精霊に願い続けたが故の力技の結果である。


 今後の事も考えれば精霊技(せいれいぎ)()ける隠形を意識的に行使することが、晶には必要であった。




 頬に含んだ綿を吐き出し、水分を求めてひりつく咽喉(のど)を竹筒の水で慰める。

 鬱陶(うっとう)しい付け髭を外したくなる欲求を我慢しながら、晶は繁華街の裏路地へとその身を滑り込ませた。


 人々が行き交う表通りから外れると、人の気配が一気に遠のく。

 両側から建物が圧し迫るその隘路を、晶は小走りに抜けていった。


 ――……老人の変装も、止める方向に舵を切る必要があるよな。


 見下ろす視線の先で、襤褸(ぼろ)の端から老人とは程遠い肌が露出し始めている事実に内心でぼやく。


 防人となってから約一カ月。これまで忘れていた成長を取り戻そうとするように、晶の目線は高くなり始めていた。


 本来それは喜ばしい事なのであろうが、晶の生活を少しずつ圧迫しているのもまた事実である。

 特に呪符組合(じゅふくみあい)との取引は、多分に中引きされていたとしても貴重である。

 晶としても、奇鳳院(くほういん)に頼らない収入先は失いたくは無かった。


 今後をどうすべきか悩みながら一歩。見上げた視線の先には何時の間にか男が1人、通りの向こうを塞ぐようにして立っていた。


 中肉中背。特徴の見当たらないその風貌。

 印象にも残らないのに、何処か危うさを覚える佇まい


 努めて気にしないように、晶は一歩踏み出す。

 ――同時に一歩踏み出す。


 一歩退く。

 ――動かない。


 本能が警戒を叫ぶ。この男、間違いなく晶を目的としている。

 後方へと意識を向ける。想像通り、晶が来た道を塞ぐ格好で、男が1人立っている。


「……玄生だな」


 その言葉を皮切りに、晶は背中を向けて駆け出した。


「くそっ!」


 晶とて、追われる理由に事欠かないことくらいは自覚している。だからこそ、何時かはこんな時がやってくることも覚悟していた。


 ――だが、あまりにも状況が悪すぎる。

 切り抜けるための手札が少ないのだ。

 精霊器は、変装の邪魔にしかならないために持ってきていない。

 自身の身上が完全に露見する可能性を孕むために、二振りの神器を人目に晒すのは最終手段だ。


 今の手持ちは、木撃符2つ、金撃符2つ、火撃符3つ。

 しかも、数が多く単発の出力に優れる火行は、その威力から都市内での行使に厳しい制限が付いている。


 ――最悪だ!!


 正直、己が置かれた状況に慢心して気を抜いていた。

 現状に歯噛みをしても、何も変わりはしない。


 後悔は後回しに。

 小柄な自身の体躯をさらに低く屈め、晶は後方の男へと体当たりを仕掛けた。


「糞っ!!」


 罵る声と共に背中へ殴打が加わるが、突然の事に驚いたのか然程に威力が及んでいない。

 勢い任せに壁へと押し付け、晶は呪符を一枚、腰のポーチから引き抜いた。


「何をやっている!」


「――此奴、爺ィじゃないぞ!!」


 体格か、身体の動きからバレたか、相手に油断が見当たらない。

 交差する相手の怒声。構うことなく晶は、呪符を駆け寄る男へと投げつけた。


 木撃符が宙を躍る。

 (ひるがえ)る掌が剣指を象り、呪符に籠められた木気を解放すべく霊糸を切った。


「しまっっ!!」


 衝撃が男たちの怒号を圧し潰し、轟音が逃げ道を探して吹き抜ける。

 地面に落ちていた塵芥が宙を舞い、男が壁に叩きつけられた。


 当然のこと、至近で衝撃を浴びた晶も例外ではない。噴き上がる衝撃が両者の距離を強引に開け、その勢いのままに小柄な晶は表通りへと投げ出された。


「ごほっ。げぇほっ」


 土煙を立てて転がる晶は、揉まれた臓腑に突き上げられるままに嘔吐(えず)く。


 涙と土埃に視界が(けぶ)る中、その向こうで襲撃者たちが立ち上がる姿が目に入った。


 無意識に威力を抑えたか、男たちにもそこまで衝撃が徹った様子は窺えない。


 ――悠長に(うずくま)っている猶予は無い。表通りを歩く衆人環視が見下ろす中、晶は逃走するべく地を蹴った。


「追えっ。見失うなぁっ!!」


情報(はなし)と違うぞ! 奴の手触りが爺ィじゃない!!」


 背中を追い打つ怒号。邪魔な付け髭を放り捨て、晶は雑多な人混みの間へと逃げ込んだ。




「――やぁれ、やれ。歴史の長い影働きの家系と期待したのだがねぇ。

 所詮は派手に踊るだけの能無しどもか」


 影に潜む三日月が、一部始終を目の当たりに密かに嗤う。


 華蓮(かれん)で育てていた悪意の(たね)は、奇鳳院(くほういん)の手によって摘まれてしまった。

 道端で枯れ腐る前に有効活用するべく騒動を起こしたのだが、無駄に刺激させるだけで終始してしまう状況に呆れが隠せない。

 それでも、


「―――()膝元(支配地)であるのに神柱が儂に干渉しない所を見ると、やはり神託の限界はこの辺りか」


 にたり。本来の目的である確信を得て、三日月は卑しく笑み崩れた。


 神柱が与る神託とは、起きる可能性の確定と結末の否定に他ならない。

 そして神託が届く限界が支配下の(くに)で起きる可能性に限られていることは、公にも知られていた


 つまり華蓮(かれん)で事を起こそうとも、その結実が別の洲に向いている限り神託は機能不全に陥るのだ。


 そして恐らく、別の洲が悪意の結実を悟れるのは、事が起きると確定する直前。


 此方は、沓名ヶ原(くつながはら)の怪異を叩き起こした際に確信している。


 ――大蛇の神託が下ったのは当日の際であり、他洲で仕掛けた鬼道(グィタオ)は察知すら出来なかったからだ。


 伯道洲(はくどうしゅう)から金気(・・)の脈を強引に繋げて南葉根山脈の(壁樹洲から続く)木気に克ち、瘴気に堕ちた水気を育てつつ沓名ヶ原(くつながはら)に流し込む。

 パーリジャータの神域特性を模倣した龍脈侵攻の大邪法。三洲に渡るその最終決算は、そのものにとって最高の結果を(もたら)してくれた。


「さて。大神柱(かみ)に睨まれる前に、儂もお(いとま)するとしようかね。

 ――あぁ、そうそう」


 自身の胎の中(支配地)で何かが蠢いていることくらいは、大神柱も掴んでいるだろう。

 長居は無用とばかりに起こした事への興味を失い、影に潜むそれ(・・)は踵を返した。


「儂の手助けをしてくれた礼じゃ。

 ――老人を捕らえる手助けとしてやろうさ」


 (うそぶ)く三日月が鬼道(グィタオ)を行使する。


 仙道を基礎とする奇門遁甲の応用。これで老人が何処まで逃げようとも、男たちは最終的に玄生を追い詰めることが出来る。


「これで後は、数で追い詰められるだろうよ。

 ――余程の間抜けでない限りは、のう?」


 そう呟きだけを残して、赤黒い三日月は気配すら残さずその場から消えた。


 嗤う三日月の誤算はただの一つ。

 ――追っている老人の正体を見極める前に、その場から離れてしまったことだけであった。

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― 新着の感想 ―
[一言]  神無の御坐=無類の天才、というわけではない。御大将はアキラのことを顕神降ろしを除けばただの童だと考えているが、彼が老練の陰陽師に届き得る才能の持ち主だとは気づいていない。  この勝負を分…
[良い点] 相手が一枚上手と見せかけて、相手も目標を侮り失敗する。 晶くん将来性はピカイチだけどそれがバレなきゃ、まだまだ侮られる存在なんだよな。 育ち始めてはいるんだけどね。 今回は物理的に。 …
[気になる点] 怪異も上位クラスになるとやれることも多いなあ 油断も隙もあったもんじゃない [一言] 蠢く悪意 いろんな事がうまく回って来たからこそ逆に気付かない 符を買ってくれる所を変える訳にはい…
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