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泡沫に神は微睡む  作者: 安田 のら
二章 聖教侵仰篇
31/197

1話 残響は遠く、燎原に思いを馳せて3

「――――答える必要には及びません」


 引き戸が開けられると同時に、涼やかな声が医務室を支配した(・・・・)

 比喩でも表現でもなく、玲瓏としたただの一声が、厳次と晶はおろか医務室の空気さえも塗り替える。


 誰だ、と誰何するつもりだった厳次だが、その向こうにいた人物を認めた途端、凍り付いたかのように動きを止めた。


――そこに立っていたのは、一人の少女であった。


 年の頃は12の盛り、芳紀匂い立つかのような(しと)やかさ。

 腰まで届かんばかりの射干玉(ぬばたま)御髪(みぐし)、芯の強さの輝きが宿る相貌(かお)

 一分の隙も無い完成されたしなやかな曲線を描いた肢体を包むのは、最高級の絹糸で仕立てられた綸子(りんず)の着物、その上からお気に入り(・・・・・)と有名な、桜染めの肩掛けを羽織っている。


 綸子の着物の胸元には、小さく縫われた家紋が揺れていた。


 天から地へと(たま)(ついば)む鳳凰、囲うは鳳翼が(ふち)(かたど)る日輪紋。


 四院の一角にして珠門洲における最上位、奇鳳院(くほういん)の次期当主。


――奇鳳院(くほういん)嗣穂(つぐほ)、その人であった。


 その後背に二人の少女を引き連れて、何の臆面も無く嗣穂(つぐほ)は医務室へと足を踏み入れた。


お話(・・)の最中に不躾かと思いましたが、内容が内容だけに失礼させて貰いました」


「こ……れは、奇鳳院(くほういん)の姫さま。

 ご尊顔を(はい)(たてまつ)り、光栄の極みにございます。

……して、姫さまが直接のお出向きとは、一体何の用向きがあってのことでしょうか?

 申し訳ございませんが今は立て込んでいる最中でして…………」


 嗣穂(つぐほ)の、突然の来訪に硬直していた厳次がようやく立ち直ったのか、席から腰を上げて一礼した。


「ええ、存じています。

……何しろ(わたくし)の用件も、それに連なることですから」


「それは…………?」


 どういう意味か訊き返そうとした厳次を余所目に、嗣穂(つぐほ)は身体ごと晶の方へと向き直った。

 晶が目にした中でも義王院(ぎおういん)に比肩する高位の貴種の視線を正面から受けて、晶が目に見えて及び腰になる。


 不安げな晶の様子に一切、嫌悪した雰囲気も無く、逆に警戒を解かせるかのような綻ぶ微笑みを浮かべて口を開いた。


初めまして(・・・・・)、晶さま。

 珠門洲(しゅもんしゅう)を統べる奇鳳院(くほういん)において次期当主の座にあります、奇鳳院(くほういん)嗣穂(つぐほ)と申します。

 昨夜における百鬼夜行の討滅、おめでとうございます。

――つきましては、此度の一件と今後(・・)の件に関して、お話をしたいのですが」


「――なっ!? お、お待ちくださいっ!!

 晶は今、華蓮に籍を持たぬ身で精霊器を無断入手した(かど)にて詰問している最中にございます! 如何(いか)な…………」


 嗣穂(つぐほ)の言に、厳次の顔色が変わった。

 上位の存在である嗣穂(つぐほ)の言葉を遮る無礼さを承知の上で、それでも敢えて横やりで口を挟んだ。


 当然だ。


 洲外から流れてきた外様の平民というのが、晶の公的な立場である。

 立ち位置としては、人別省に籍を持たない山住(サンカ)の民の一歩手前、犯罪者予備軍と同等の存在であると見られている。

 対する奇鳳院(くほういん)嗣穂(つぐほ)は、珠門洲(しゅもんしゅう)を名実ともに支配する最上位の一族である。


 正反対とも云うべき立場の二人が面と向かって直に会話するなど、万に一つもあってはならない状況であるはずだ。


 厳次の行動も大概に無礼であるが、それでも眉一つ(ひそ)めることなく、嗣穂(つぐほ)は厳次に視線を遣った。


「……第8守備隊隊長の阿僧祇厳次、ですね? 百鬼夜行における舘波見川(たてばみがわ)中流域の、防衛指揮の差配、見事でした。

 守備隊一つで行える指揮としては、おそらく考えうる限りでも最上のものでしょう。

 貴方への勲功(くんこう)は後ほどになりますが、悪いようにはしません」


「そ、それは有り難く。

 で、ですが、今は」


「理解しています。晶さまの疑惑の件ですね?

――それらの件に関して、奇鳳院(くほういん)は一切を問題なしと判断し不問に付します」


「はぁっ!?」


 嗣穂(つぐほ)からの下知に、厳次は大きく口を開いて呆ける。

 繰り返すが、現状、晶は犯罪者として扱われている。

 この根拠となっているものは、晶が精霊器を無断で扱った事に由来し、それは多数の目撃者までいる明確な事実だということだ。


 精霊器は、武門華族に限らず華族にとっての武力の象徴であり、華族という存在意義の証明でもある。

 華族であるならば、最低限、家系に一つは精霊器が伝わっており、精霊器を継承することが家系の長であることの象徴として扱われていた。


 一昔前ならば、不用意に精霊器に触れたものは、正当防衛として切り捨て御免が認められるほどには華族の中では重いのだ。


 精霊器に触れる、のみならず精霊力を注ぎ込んで行使する。

 明らかに重大な晶の過失、それを一顧だにせず不問に付すという嗣穂(つぐほ)の発言は、厳次をしても理解できない暴挙に近い。


――そして、それは嗣穂(つぐほ)の後に続いた者にとっても同じであった。


「お、お待ちください、嗣穂(つぐほ)さま! 不問に付すとはどういう事ですか!?」

 嗣穂(つぐほ)の背後から、どかどかと息せき切って守備隊総隊長の万朶(ばんだ)が駆け寄ってきた。

「そ、その者は遺失精霊器を不法に入手したばかりか、行使に及んで華族の尊厳(精霊器)を汚したのですぞ!!

 聞けば、洲外から流れてきた下民崩れだとか。そのような者に嗣穂(つぐほ)さま直々に特赦を与えるなど……」


 特赦。つまり、そこで起きた明確な犯罪行為の一切合切を見逃すということだ。

 万朶(ばんだ)の言葉に、その場にいた全員が凍り付く。


 いかなる犯罪もなかったことにする特赦は、領を統治する者にとっての最大の特権だ。

 罪を問わないという利点(メリット)の反面、特赦を受けたものがとる以降の行動は、すべて嗣穂(つぐほ)の責任にかかってくるため、自身の与り知らないところで信用問題にかかってくるという圧倒的な不利点(デメリット)がある。


 無論、問題のある無しに関わらず、発令した場合にはある程度の求心力の低下も覚悟せねばならない。


 そこまでして、晶を庇い立てる理由は、奇鳳院(くほういん)にも無いはずであった。

 だが、


「問題はありません。

 そもそも、特赦ではありませんから」


「はぁっ!?」


 犯罪では無いと返された言葉に、万朶(ばんだ)が呆けた表情で口を開けた。

 遺失精霊器の違法入手と行使。どう考えても、洲外の下民なら死罪が相応の犯罪である。


 明確な犯罪のため、嗣穂(つぐほ)もここに関して否定することは無いと思い込んでいた万朶(ばんだ)の思惑が脆く崩れ去った。


「まず、遺失精霊器ではありません」


「では、何だと仰るのですか?」


 永い年月の中で家督の相続争いや暗闘の末に失われた精霊器の事を、遺失精霊器と呼ぶ。


 知識まで失われたそれらは、好き勝手に出力やら等級やらを盛って伝える事ができるため、神器と見紛うような性能のものが多かった。


 遺失精霊器の実状はどうあれ、晶が行使した精霊器は、明らかに等級としても並外れている。

 万朶(ばんだ)が、遺失精霊器を疑うのも無理は無かった。


「あれは、奇鳳院(くほういん)の所有にあったものです。私が、次期当主としての権限において、晶さまに所有を認めました」


「なぁっ!」


「また、其方は洲外の下民と云ってましたが、晶さまは朱沙神社にて氏子が認められています。

 少なからず、神々にはこの地に相応しい同胞と認められている証左でしょう」


 土地神との契約である『氏子籤祇(うじこせんぎ)』は、ある意味、どんな要素よりも重要視される項目である。


 予想もしない事実を突きつけられて、万朶(ばんだ)は絶句するが、直ぐに立ち直って言葉を重ねてきた。


「し、しかしながら、あの場で周囲の被害も考えず『彼岸鵺』を行使した件もあります。

 どう考えても、このものは怪しすぎます。どうか、御再考の程を」


「くどい」


 万朶(ばんだ)は執念深く食い下がる。

 これもまた、当然の話だった。


 万朶(ばんだ)は、第8守備隊を故意に危険な立場に置いた上、最終的な百鬼夜行討滅の手柄を晶個人に総取りされてしまっている。


 不必要な捨て駒扱いを守備隊に強いた上で、穴埋めを目論んでいた百鬼夜行討滅の手柄が無くなっているのだ。


 何としても、討滅の大勲功手である晶を密殺して手柄の持って行き先を有耶無耶にしなければ、字義通り、万朶(ばんだ)に明日は無い。


 だが、嗣穂(つぐほ)万朶(ばんだ)の窮状を一顧だにせず、バッサリと切って捨てた。


「――く、されど嗣穂(つぐほ)さま、精霊器を独断で個人に預けるなど如何(いかが)なものでしょうか。

 あれらは我ら華族が厳重に管理すべきもの、如何に奇鳳院(くほういん)と云えども、我らに一言もないというのは独断が過ぎるのでは」


 晶では切り口がないと判断して、嗣穂(つぐほ)自身の手落ちを責める手法に素早く切り換える。


 普通なら、これで少しは相手の牙城を揺らせるはずであった。


 だが、


万朶(ばんだ)

 嗣穂(つぐほ)の纏う空気が、斬れるほどに冷たく、重みを宿す。

「其方、何時から奇鳳院(くほういん)に許可を要求できる立場になった?」


 万朶(ばんだ)の想定は、どこまでも普通の(・・・)華族の範疇から出ないものであり、つまりは自身より上位の存在を想定するものでは無かった。


 奇鳳院(くほういん)に許可を要求する。

 それは奇鳳院(くほういん)に対する明らかな越権行為、意識の有無に関わらず、万朶(ばんだ)にとって致命的な失言である。


 そこにようやく思い至り、万朶(ばんだ)の顔色が真っ青になる。


「い、いえ。奇鳳院(くほういん)に対して疑義を申し立てる心算など、当方には全く無く…………」


「ほう。

 其方は意識もせずに、私に許可を強請(ねだ)れるか」


 一度、掘ってしまった致命的な墓穴は、抗弁する度に大きくなるだけの結果にとどまる。

 挽回の糸口を探して、必死に取り繕おうと思考を空回すが、口を開閉するだけの虚しい結果しか得られなかった。


 とばっちり(・・・・・)を恐れてか、自身が引き連れてきたはずの官憲たちも、万朶(ばんだ)から一歩距離を取る。


 完全に孤立無援になった万朶(ばんだ)は、汗ばむほどの暑気とは別種の寒さに背筋を震わせた。


 保身に走ろうとしていたのに、何時の間にか喉元に刃を突きたてられているかのような理不尽な遣り取り。


「…………も、申し訳ございません。

 他洲の間諜が見つかったかもしれないとの報を聴き及びまして、やや(・・)先走ったようでございます」


「――では、ここでの会話は、其方の企図するもの(謀略)ではなかったと?」


「無論の事にございます!

……後ほど調査を行い、誤報を出したものは厳罰を下すといたしましょう」


 犯人は別口か? と云う嗣穂(つぐほ)からの示唆に、万朶(ばんだ)は全力で乗っかる事を即座に決めた。

 大急ぎで脳裏に生け贄(スケープゴート)の名前を列挙しながら、白さの目立つ頭を下げる。


「そう。

 では、誤解も解けたという事で、晶さまの逮捕状は其方(・・)が取り下げてくれるのですね?」


「…………勿論でございます。

 直ぐにでも戻って、逮捕状を取り下げさせていただきます」


「良しなに」


 昔からお役所仕事と云うのは、理由を作り、許可を貰い、結果を出す、過程そのもの(・・・・・・)を重視する。

 奇妙な話ではあるが、結果そのものは重要ではないのだ。


 時間が無かったとはいえ、万朶(ばんだ)は理由を作った時点で、先走って晶の捕縛に動いた事実がある。

 守備隊総隊長の立場を盾に、越権ギリギリの逮捕劇に及んでいたのだ。

 万朶(ばんだ)の感覚が確かなら、そろそろ正式に逮捕状が発行されている頃である。


 理由が生まれた段階ならまだしも、強権を振るって許可を出させて、その直後に間違いでした無かったことにします、は簡単には通らない。

 端的に云うならば、万朶(ばんだ)は何かしらの結果(・・)を出さなければならないのだ。


 晶を捕縛できるのならば万事解決と云えるのだが、それは嗣穂(つぐほ)に却下されたため不可能となってしまった。

 その上で、逮捕状の取り下げを万朶(ばんだ)が行うよう、嗣穂(つぐほ)から直々に命じられてしまっている。


――偶然ではない。間違いなく現状と結果を理解したうえで、万朶(おまえ)失態(ケツ)万朶(おまえ)処理しろ(拭け)と、嗣穂(つぐほ)万朶(ばんだ)に命じているのだ。


 この分では、身代わりを仕立ててしらばっくれる余裕が残っているか微妙なところだろう。


 自業自得ながら厄介な仕事を命じられた屈辱に、万朶(ばんだ)は背中を震わせた。

 強引に辞去の礼を()べながら長居は無用と踵を返した万朶(ばんだ)の背中に、嗣穂(つぐほ)の声が投げかけられる。


「――万朶(ばんだ)」「……は」


「少し立て込みますので遅れるかもしれませんが、功()論考の評定を後ほど行います。

 特に、其方の評価(・・・・・)は念入りに行うとしましょう」


「は、承知いたしました」


 ここまで内情を暴かれているのだ、間違いなく良い意味では云われていない。

 それでも努めて表情に出すことは無く、僅かに会釈を返したのみで万朶(ばんだ)はその場を去った。


 入れ替わりに、その場に嗣穂(つぐほ)も顔を知る二人が姿を見せる。


「…………え? 嗣穂(つぐほ)さま?」


「は? どうしてこんな処に」


――咲と諒太であった。


 四院と八家は公的な立場においても直答が許されるほどには家格が近く、昔からの知り合いである。

 だが、それとは別に、三人は別の意味でも関係があった。


「あら、二人とも学院以来ね。

 もしかして、衛士の研修?」


 年齢が同じ三人は、今年同時に央洲の天領学院に進学していたのだ。

 特に、咲とは家格と年齢が近しい事に加えて、学院では同じ女学部であり、かなり気安く会話をする間柄であった。


「はい。

……あの、嗣穂(つぐほ)さまは、此方に何用でしょうか」


「えぇ。晶さまの今後について、話をしに来たのです。

――お二人は、晶さまと面識がおありでしたか?」


 晶、さま(・・)!!?? その言いように、咲と諒太の目が丸くなった。


 奇鳳院(くほういん)は、名実ともに珠門洲(しゅもんしゅう)の最上位である。

 間違いなく、高天原(たかまがはら)においても一握りの上位、嗣穂(つぐほ)さま(・・)などと、ついぞ聞いたことの無い敬称を口にするなど、二人にとっても青天の霹靂(へきれき)であった。


 嗣穂(つぐほ)の口ぶりに動揺はしたものの、ぐっと堪えて咲は口を開いた。


「か、顔見知り程度の知り合いですが。

 第8守備隊に来た時に、幾度か会話をする機会がありまして。

 山狩りの際にも助けてもらったので、彼の『氏子籤祇(うじこせんぎ)』に私も口添えをしました」


「なるほど、それで(・・・)……」


 咲の台詞に、嗣穂(つぐほ)も納得の表情を見せた。

 未だ年季明けに早いはずの晶が、時季外れの『氏子籤祇(うじこせんぎ)』を受けることができたのか、その経緯がいまいち不明のままであったからだ。


 だが、この事実は望外の僥倖でもあった。

 『氏子籤祇(うじこせんぎ)』へ推挙したならば、少なくとも咲は晶に対して悪感情を抱いていないだろう。


 ちらり。その隣に立つ諒太に視線を走らせる。

 咲の口に晶の話題が上ると、あからさまに諒太の表情が嫉妬に歪むのが見て取れた。


――それだけで、両者の間柄はおおよその把握は出来た。


「――判りました。

 では、咲さん。晶さまを連れていかなければなりません。

 今後の説明に和音を残しますので、代わりの供回りをお付き合いお願いできますか?」


「それは…………、出来ません。

 申し訳ありません。実は、晶くんが行使(つか)った精霊器なんですけど、どっかに見失っちゃって。

 いま、川底を浚って捜索している最中なんです」


 というか、全力で拒否したいところだ。

 咲は八家の末席に名を連ねているので、奇鳳院の供回りを代行する家格はある。

 だが、資格を満たしている、と問題なく行える、は全くの別問題である。


「……あぁ、ごめんなさい。連絡してなかったのね。

 晶さまの行使した精霊器なら、奇鳳院(こっち)所在を把握して(・・・・・・・)います」


「え!?」


「これで問題ないわね? じゃあ、供回りをお願いします」


 驚く咲を余所目に、両手の指を軽く絡ませて、雰囲気で説き伏せるように嗣穂(つぐほ)はにこりと微笑んだ。

TIPS:遺失精霊器について

歴史の中で失われてしまった精霊器のこと。

理由が色々あるが、家督の相続争いで失われたものが多い、と云われている(・・・・・・)

実際は、穢レや領地間の争いで破損したものが9割を占めている。


失われた精霊器を探し出して、その力で悪の領主を倒し、没落した一族を再興する。

その一連の流れが、芝居で人気の定番シナリオ。


無いものは好きに言い伝えを付け加えれることができるので、一振りで雲を斬ったとか、並み居る敵を薙ぎ倒して、八家の喉元に迫ったとか、常識で考えたら無いだろと、総ツッコミを入れられそうなエピソードが存在するものもある。


因みに、エピソードや精霊器の銘も後から追加されたものが多いため、実物とは銘すら違う、なんて原型すら残っていないものも半数近くあるのが、裏話的な残念現実。



読んでいただきありがとうございます。


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― 新着の感想 ―
[一言] 万朶よ、嗣穂が"晶さま"と呼んでる時点で諦めましょう
[良い点] 一気読みさせていただきました。この後の展開が如何様にもなりそうで全く読めないです。続きが楽しみです。
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