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131の世界  作者: ゆう ゆうき
1/2

1「手のなかの花びら」、2「イブの木の下で」

1『手のなかの花びら』



「掴まえた!」


さっきから追いかけていた風に舞う桜の花びらをやっと掴まえたらしい。

子供なんだから。


空は、掴まえた花びらにササッと何かを書くと、私の手の平に乗せた。


『スキ』


高鳴る胸にその「スキ」をそっと当てた。


「ずっと掴まえたかったんだ」はにかみながら空が言った。




2『イブの木の下で』



きっと君もあの都市伝説を信じて、イブのこの時間、このツリーの下に来ている。そう信じたい僕は、この喧騒の中に君を探していた。


陸!?


不意に僕を呼ぶ懐かしい声が響いた。


両思いを知らない二人が出会うと結ばれる、あの都市伝説を拡散したのは、実は僕なんですww

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