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※会話文のみ

「やっぱりコーラだろ」


「えー、俺サイダーのが好き」




「いきなりだが何の話だ」


「バッカおま、勿論好きな飲みもん(※炭酸)の話に決まってんだろうが」


「アサ君は?」


「……カルピスソーダ」


「アサキお前、何処の店舗でも売ってそうな炭酸にしろよ!」


「好きな、って括りじゃないじゃんそれじゃ」


「サイダーは結構売ってるよ!!」


「コ●・コーラのが売ってるわナメんじゃねぇ!!」


「争ってる観点が理解出来ない僕は多分おかしくない」


「三●矢だって売ってるしナメないでよ!!」


「『《急募》自分の好きな炭酸一つ』」


「コーラには敵わな――おいこらアサキ! それ俺の携帯じゃね!?」


「送信、なう」


「誰に!?」


「一斉送信」


「誰にだよそれええええええっ!!!!」


「五月蠅い、中高の奴等にしか送ってねぇよ」


「あ、もう返信来たみたいだよ、……流石の返信速度ユキちゃん」



『C.C.レモンかな!』



「……サン●リーを忘れてたぜ……」


「侮れないね、サ●トリー」


「お前等飲み物の話してたよね、会社の話になってるんだけど」


「そして概要も何も伝えてないのに二つ返事で返してくれるユキの器のでかさが俺は好きだ」


「一生言ってろ。……次は二通同時に来た」


「リョウちゃんとモモちゃんだね」


「メール同時って歪みねぇ仲の良さだな」



『いきなり意味分かんないわよ、 メロンソーダ』

『夏に飲むラムネっておいしいよね~』



「此処に来て会社が関係なくなってきただと……!?」


「所詮ドリンクバーだろリョウコこの野郎」


「確かに屋台で買うラムネの美味さは尋常じゃないけどね!」


「俺だって好きだバーロー!!」


(暫く黙って成り行きを見守ることにしよう)










「あ、カイト君メール」


「昼飯食ってる内に貯まってんじゃねぇか、アサキ何人に送ったんだよ」


「忘れた」


「えっとぉ? ……ミノルか」



『最近ドクペを飲んだら美味しかったぞ』



「――あいつ舌ぶっ壊れてんな」


「ミノルちゃん壊れてないよ!?」


「次、シギ」



『ファ●タはオレンジに限ります! というか何の話っすか……(´・ω・`)?』



「無難過ぎる、次」


「酷くない!? っていうかカイト君が言ってたコ●・コーラ社の製品だよね!? そして返信はしないの!?」


「オレンジなんて捻りも何も無いじゃねぇか! 例えば――」



『某コ●・コーラ社の製品のストロベリークリームソーダ味』



「はいコレ! シキのこの捻った感じ! これくらいがベスト!!」


「あれ? これって好きな飲み物の話じゃないの?」


「ユウヤ知ってたんだな」


「ともかく普通はつまんないからパスしろな! 他!」


「僕が適当に送っただけなのにこいつノリノリである」


「後テナちゃんからも来てるね」



『コーラのゼロかなあ? カロリー取りたくないもんねえ?』



「女子らしい回答だなおい」


「そりゃ女の子だもんね!」


「っていうかカイト、コーラだと」


「俺ゼロは嫌いだから」


「何だそれ」


「だって全然味違ぇじゃん、人工甘味料の味俺苦手」


「でもカロリー無いならお得じゃない?」


「完全にゼロな訳じゃないんじゃないの、知らないけど」


「え、ゼロなんだからゼロなんじゃないの?」


「食品表示法では100ml中5kcal未満ならゼロって表記して良いんだって」


「「へー……」 毎回思うけどお前のその知識どっから来んだよ、最早キメぇよ」


「うるせぇ黙れ」


「あ、ゼン君から返信来てる」



『オロ●ミンCかロック●ターくれ(@バイト休憩なう)』



「「……お疲れ様です」」


「流石にそうなるなこの場合は」









「随分ラグあったけどハク君からメール来てるよ」


「あいつ寝てたな確実に」



『ガラナ(笑)』



「確実に嘘だろこれ、もう(笑)の時点で嘘だろもう」


「あははっ、お茶目さんだなぁハク君も」


「んで? 今届いたのがアスカか……そろそろ最後くらいな気もすっけど――」













『俺はあんまり炭酸飲まないですけどライ●ガードとか言っとけば良いですか? ネタ的に。 あまり下らない言い争いしてアサキ君を困らせないようにして下さいね』



「――どう足掻いてもエスパーだよな、あいつ」


「「異論無し」」


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