表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

57/118

第五十七話 なんだか、知らないうちに双頭竜に進化してた

誤字・脱字あればご指摘お願いします。

「聖哉っ!」


 足が水晶化して動きを取れなくなった聖哉に、瀕死の銀水晶龍シルバークリスタルドラゴンが体当たりをしようと近寄ってきていた。咄嗟に地面に転がっていた拳大の石を拾うと、そいつに向けて思いっきり放り投げる。音速を越えたスピードで飛んでいった石は銀水晶龍シルバークリスタルドラゴンの顎にヒットすると粉々に砕け散り、衝撃で銀水晶龍シルバークリスタルドラゴンが横倒しになった。その間に、トルーデさんが精霊魔術の中にある状態回復の魔術を唱えて聖哉の足の水晶化を解除していく。


「翔魔さん、トルーデさん、すみません助かりました。僕はまだやれますから」


 聖哉は再び槍を構えて、後ろから近づいてきた新手の銀水晶龍シルバークリスタルドラゴンに挑みかかっていく。聖哉の戦闘意欲は旺盛で、一度受けた水晶化ブレスの範囲を上手く読み切り、ギリギリの範囲で避けると、モーションの固まった銀水晶龍シルバークリスタルドラゴンの顔に向けて石突きで殴打を加えてダメージを加算していく。魔術がベースのトルーデさんは完全に回復役になり、エスカイアさんと涼香さんが後ろから援護射撃をしていくが、防御力の高い銀水晶龍シルバークリスタルドラゴンは援護攻撃をものともせずに、聖哉に目がけて体当たりをしていった。


「ひーん。私の攻撃通じないんですけど」

「Sランクの害獣には能力向上かけてもらっても、わたくし達では手が出ないみたいですね。くっ、なんとかお役に立たねば」


 涼香さんもエスカイアさんも、自分の攻撃が銀水晶龍シルバークリスタルドラゴンに通じないことを知りながら、攻撃の手を緩めることはしなかった。ダメージこそ与えていないものの、聖哉に攻撃が向きそうになると、横合いから攻撃されて気を逸らすことには成功していた。


 そんな時、開幕早々にオレが湖にぶっ飛ばしてのしていた二体の銀水晶龍シルバークリスタルドラゴンのいる方向で、大きな爆発が起こった。


「なんだ!?」


 飛び散った湖の水がオレ達の方に降り注いでくる。オレは爆発が起きた方に視線を移した。すると、湖面にいたのは銀水晶龍シルバークリスタルドラゴンの頭が二本生えている新たな害獣の姿が飛び込んできていた。


「なんだよ。アレは」


 双頭の竜になった銀水晶龍シルバークリスタルドラゴンがこちらを威嚇してくる。念のために【神の眼】を使って双頭の竜を鑑定することにした。


――――


 銀水晶龍シルバークリスタルドラゴン改二


 魔物LV75


 害獣系統:鉱物系


 HP:39450

 

 MP:28340


 攻撃:7340


 防御:6320


 素早さ:7450


 魔力:7280


 魔防:6340


 スキル:反射 強固 水晶化ブレス 吸収 衝撃刃


 弱点:打撃攻撃


 無効化 魔術 


――――


 やばい、結構強い部類の害獣になっているぞ。そして『改二』というのは、二段階目ということか。しかもなんかスキルが増えているんでけど。双頭の銀水晶龍シルバークリスタルドラゴンはぶん殴ったオレを目の敵にしているようで、こちらに向けて衝撃によるの空気の刃を多数飛ばしてきた。


 下手に避けると背後で戦っている味方に当たると思い、防護障壁を展開していく。障壁に触れた空気の刃は粉々に吹き飛んでいったが、こちらの障壁にも蜘蛛の巣のようなひび割れが走っていく。


 中々の威力だ。こりゃあ、こっちを先に仕留めないとマズいことになりそうだ。聖哉達に瀕死の銀水晶龍シルバークリスタルドラゴンを任せ、オレは近くにいた三体目を取り込もうとしている、双頭の銀水晶龍シルバークリスタルドラゴンに向って転移すると、精霊魔術を使って自らの手を金属製に変容させた拳で、絡みつかれて取り込まそうな銀水晶龍シルバークリスタルドラゴンの脳天を打ち抜くと絶命させていった。


 粉砕された頭部との結節部からは黒い靄が勢いよく噴出しており、頭部を失った胴体はバタバタと踊り狂うようにのたうっていた。


 取り込もうとしていた双頭の銀水晶龍シルバークリスタルドラゴンはオレを睨むと、両方の頭から衝撃刃と水晶化ブレスを同時に放つ。迫る水晶化ブレスと衝撃刃を掻き消すために、風属性の魔術を発動させて相殺する。


「被害が出る前に本気でやらせてもらうか」


 オレは金属化した腕をクルクルと回し、調子を確かめると、転移を駆使して双頭の銀水晶龍シルバークリスタルドラゴンの胴体に近づき、渾身の右ストレートを叩き込む。拳を受けた銀水晶龍シルバークリスタルドラゴンの胴体が一気にひび割れが進行していった。


「もういっちょ」


 逆の腕も金属化して正拳突きを叩き込んでいく。その姿は勇者というよりは拳闘士といった方が適性なのかもしれない。


「おらあぁ」


 双頭の銀水晶龍シルバークリスタルドラゴンの胴体に連続パンチをぶち込んでいくと、ひび割れは身体中に拡がっていき、反撃をしようとして近づいた頭部にアッパーがめり込むと砕け散って、日の光をキラキラと反射して破片が飛び散った。そして、トドメの一撃として胴体に向かいフルパワーのパンチをぶち込むと、ひび割れが全身に拡がり、銀水晶龍シルバークリスタルドラゴンの身体が細かい破片と化して飛び散った。


 ボトボトと地面に落ちた水晶は一抱えほどの結晶体になっており、グエイグが探し求めていた銀水晶というレアな素材となっていった。


 合体吸収をしてパワーアップした変異型銀水晶龍シルバークリスタルドラゴンを倒したオレは、未だに戦闘をしている聖哉とメンバー達の方へ急いで戻っていった。


改二ってなんだかゲームっぽいが、変異種は進化する能力をもっていたのだろうか……(柊翔魔)


ああ、翔魔様が戦う姿が素晴らしすぎて眼が離せないわ……拳でSランクを黙らせる翔魔様って素敵ですわ(エスカイア)

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
  ▼▼▼ 画像をクリックすると、剣聖の幼馴染コミカライズ板へアクセスできます ▼▼▼  
https://images-na.ssl-images-amazon.com/images/I/51WA76oIjQS._SX338_BO1,204,203,200_.jpg
  ▲▲▲ 画像をクリックすると、画像をクリックすると、剣聖の幼馴染コミカライズ板へアクセスできます ▲▲▲  

  ▼▼▼ 画像をクリックすると、異世界最強の嫁コミカライズ板へアクセスできます ▼▼▼  
https://m.media-amazon.com/images/I/812rZfxSn4L._SL1500_.jpg
  ▲▲▲ 画像をクリックすると、画像をクリックすると、異世界最強の嫁コミカライズ板へアクセスできます ▲▲▲  

  ▼▼▼ 画像をクリックすると、スキル再生と破壊コミカライズ板へアクセスできます ▼▼▼  
https://m.media-amazon.com/images/I/91pD246mf2L._SL1500_.jpg
  ▲▲▲ 画像をクリックすると、画像をクリックすると、スキル再生と破壊コミカライズ板へアクセスできます ▲▲▲  
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ