呼び出した者達
文章がハチャメチャなのは後日修正します(汗)
辺り一面が煌びやかな装飾品に囲まれた部屋の中、そこで楽しそうに会話する十二人の女がいた。
その中で一際派手な女が綺麗なブロンドの髪を靡かせ、他の者達を見渡しながら口を開いた。
「のう皆の者よ、今回の奴等は少しは楽しませてくれるかのう?」
クククと人差し指を口の前に当て楽しそうに語る女の顔は、見る者全てを虜にする魔性のそれである。
「さぁの、前回の奴等もそこそこには楽しませてくれたがな。今回は一体どうなる事やら。」
また別の女が少しばかり呆れた様に話す。
絢爛豪華な部屋で見るものが畏怖の感情を引き起こす程美しい十二人の女。そこに集まる者達は一体何なのか。
そう、この十二人こそがファンタルシア創世の時代から存在する女神と呼ばれる者達。
ファンタルシアに生きとし生けるもの全ての者を、まるで自分達の玩具の様に扱う存在。
そんな女神達が一同に介し何を楽しそうに話しているのか。それは今回異世界から呼び出した百人の人間の事である。
女神等は百人の日本人に何をさせるつもりなのか、重要な役目の為に呼び寄せたのか、それとも只の暇潰しの為に呼び出しただけなのか、それを知るよしはない。
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