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第四十五話「クレファスとの再戦」

 僕達は次の国へ向かっていた。

 はずなのだが。


 夜、寝る前。

 僕はクレファスに呼び出された。


「何ですか? そろそろ寝る時間じゃ」

「もう一度、俺と真剣に勝負しろ」


 クレファス……。


「ナビ、わざと負けるってのは」

「彼のプライドがそれを許さないわね」

「ってことは」

「今回のイベントは彼を強くすること」

「彼を強く……?」

「本気で相手しなさい」

「ナビの魔術を使ってもいいの?」

「ええ、今回限りは構わないわ」


 剣を持ってクレファスと対峙する。


 戦いの火蓋が幕を開けた。


 クレファスの突進。

 彼の斬撃は速い。

 しかし。

 僕の反射神経も随分良くなっていた。

 いや、僕の反射神経が良くなったわけじゃない。

 ストップの魔術が強いおかげでクレファスが遅く見えるのだ。


 僕は左手でクレファスの首を掴み、そのまま押し倒した。

 そしてクレファスの胸元に剣を突きつける。


「僕の勝ちだ。クレファス」

「まだまだ! 爆裂陣」


 この状態でも発動出来るのか!?

 剣を突きつけて勝負あったのに、彼はまだやるつもりだ。


 とりあえず彼から距離を取る。


「ナビ、どうすればクレファスを止められる」

「火球を使って」

「火球?」

「今の貴方はこの前よりも力を解放されて火球が使えるようになっているわ」

「それでクレファスの体力を消耗させるわけだね!」

「ええ」


 僕は火球をクレファスに発射した。


「グッ」


 どうだクレファス。

 クレファスは火魔術師でもあるから火属性に強い

 火球がクレファスに当たっても即死ではない。

 しかし、ダメージは受けてるはずだ。


 クレファスは火球を受けて、その場にへたりこんだ。


「クレファス、僕の「まだだ」

「え?」

「まだだああああ!!」


 クレファスが再び起き上がって僕に立ち向かってきた。

 彼は本気だ。

 

 僕とクレファスの攻防は朝まで続いた。


「クレファス、もう」

「まだだ!! まだ俺は!!!」


 まだやるつもりなのか。

 

 そう思った瞬間。







 クレファスが倒れた。

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