表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
42/84

第四十二話「スラム街悪の組織攻略 後編」

 とうとうボスの部屋に辿り着いた。

 あの二人の魔術師も僕を追いかけてるかもしれない。

 

 急がなくては。


 僕はボスの部屋の中に入る。


「まさか、あの警備を通り越してくるなんて、貴様何者だ!?」


 驚かれるのも無理はない。


「大人しく投降してもらえませんか?」

「やだ」


 わがままな子供かよ。

 まあ普通は悪の組織のボスが投降するわけないよな。


 ということで、強制的に捕まえることにした。


 僕はボスへ急接近する。


「!?」


 そうだった。

 ナビが言ってたな。

 ここの組織のボスは瞬間移動が使える。


 後ろから僕の喉元に剣が突きつけられた。


「残念だったね。ここまで辿り着いたことは褒めてやるよ」


 チッ、どうすればいい?

 シールドを使って吹っ飛ばしても、また瞬間移動でやられるだけだし。

 ストップはこいつに効くかも分からないし、使える時間も限られているだろう。

 

「ナビ、どう対処すればいいんだ?」

「彼は臆病者よ」

「臆病者?」

「そう、だから脅せばすぐ捕まるわ。こっからは私の指示で動いてちょうだい」


 ということで僕はナビの指示のもと、こいつを脅すことにした。


「クククク、アハハハハ」

「何がおかしい?」

「君が僕に勝てるとでも思ったのかい?」


 ナビのシールドが発動した。


「な!? その魔術は!?」

「シールドさ。僕の力はそれだけじゃない」


 さらに畳み掛ける。


「君の名前はマッカート・リンディ。ソルディア出身の瞬間移動魔術師使い。年齢は34歳」

「…………」


 黙り込んでるが大丈夫か? ナビの指示のもと、こいつの秘密を当てていた。


「僕はね。君の素性も分かるんだよ。魔術でね」

「ヒィ」

 

 おっ、思ったより効いてるな。


「死にたくなければ大人しくすることだな」

「お願いです。命だけは!」

「抵抗しなければ殺さないよ」


 ということで悪の組織のボス、マッカート・リンディは意外とあっさりと捕まった。

 もし、彼が臆病者じゃなかったら、僕は瞬間移動魔術で簡単に殺されていただろう。


 手下共からも瞬間移動魔術でお逃げくださいと言われていたが、使ったら殺されると怯えて使わなかった。

 少し間抜けな話だな。


 まあどっちにしろ上手くいって良かったよ。

 そういえば疑問なんだが


「ナビ」

「何かしら?」

「瞬間移動魔術師って檻に入れられても逃げることは簡単なんじゃないの?」

「安心して、魔術師に効く特殊な檻があるから逃げることは出来ないわ、それに」

「それに?」

「彼は臆病者だからこれに懲りて、逃げないと思うわ」


 こうして、このミッションは無事終わった。

 こいつは結構な大物らしくて治安部隊から賞状や賞金などの授与を申し出されたが、賞金だけもらって他は断っておいた。

 金だけもらうとかがめついなと自分でも思う。

 だってお金無いんだもん。


 よし、この調子で次のイベントもクリアするぞ!

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ