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第四十一話「スラム街悪の組織攻略 前編」

 今日こそ、今日こそはミッションを開始するぞお!

 皆が寝静まった中、僕はこっそりと宿を出る。


「お兄ちゃん」


 へ?


「どこ行くの?」

「え? いやその」


 今度はアスターシャかよお。

 まあ呼んだだけだろう。

 適当に理由を付ければいいはずだ。


「ちょっと眠れないから黄昏ようと思ってね」

「私も私も眠れないの。一緒に行っていい?」


 …………。

 クレファスにテレーゼに続いて、今度はアスターシャですか。

 まあ付き合ってもいいけど一応ナビに聞いてみよう。


「なあ、ナビ」

「何かしら?」

「アスターシャが僕と一緒に黄昏たいんだってさ」

「さすがに断ってちょうだい」


 ですよねー。

 ということで、一人で黄昏たいからと言って、無理に断っておいた。

 アスターシャは機嫌を悪くしたが、仕方がない。許して欲しい。


 ということでミッション開始だ。


 僕はスラム街へ向かう。


 ナビの指示のもと、とある建物にたどり着いた。


「ナビ、ここが例の悪の組織のアジトでいいのか?」

「そうよ」


 前も同じようなことがあったが、今回は規模が違う。


 ここはスラム街だ。

 辺りの建物はボロボロ。

 だけどこの建物だけは違う。

 規模がデカイのだ。


 外を守ってる覆面の数も多い。

 こりゃ、中は覆面祭りだな。


「ストップの制限はある程度解放されてるけどこの規模を止め続けることは無理があるわ」

「ってことは?」

「上手く立ち回って頂戴」


 やってみるか。 

 ガチのクレファスに実力で勝った僕だ。

 一般覆面なんて、余裕でいけるだろう。


 僕は早速、突入した。


 覆面どもも僕に気づいたのか、皆僕に銃を向けてきた。

 銃弾が発射される。


 ナビがストップの魔法を上手く使ってくれてるおかげで、思ったより攻略は簡単だった。

 これは武器をわざわざ奪わなくてもこのまま進めば一気にアジトのボスまで辿り着ける。


 と思った矢先。


 二人のローブを被った手下が僕の目の前に立ちはだかった。

 この二人だけ、他とは違う。

 見た感じ魔術師みたいだ。


 二人は何かポーズをしていた。

 あのポーズ、見覚えがある。

 クレファスのあのポーズと同じだ。

 もしや……。

 これは不味い!


「ナビ、ストップで止めれる?」

「無理よ。あの二人の魔術師もストップに耐性がある」

「じゃあどうするんだよ」

「とりあえず火球は剣で振り払って、必要な時はシールドを発動するから」


 僕はそのまま二人の魔術師を突っ切ろうとした。

 火球のマシンガンが僕を襲う。

 ある程度振り払ったものの。数回シールドを使わせてしまった。


 あの二人にはストップが効かない。

 いや、効かないわけではないが、耐性があるからある程度動けてしまうということだ。


 あの二人が駆けつけてくる前にボスを捕らえなければならない。

 全力疾走だ。


「気をつけて、このアジトのボスは瞬間移動を使ってくるわ」

「え、はあ!?」


 まじかよ。

 そういうことは早く言えよ!


「安心して、私の指示に従えばいけるから」


 どうなるんだこれから。


 仕方が無い。ナビに従おう。

 こいつはガチな時にはちゃんとした情報を与えてくれる。


 僕はそのままボスの元へ向かった。

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