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第三十八話「魔剣プリティ」

 僕たちは次の国へ向かっていた。


「そういえば、お前のその剣ってさ」

「うん」

「よく見たら魔剣だよな」


 魔剣!?

 この剣は序盤でお爺さんからもらった剣だ。

 あの時は、荷物持ち手伝ってやったのにご飯すらご馳走してくれなくて、こんなゴミ剣を渡されておい! と思ったね。


「ちょっと貸してみ」


 僕は魔剣と呼ばれる剣をクレファスに渡した。

 その瞬間。


「グアッ」


 何か電気のようなものがクレファスの手を包み、クレファスは思わず魔剣を離してしまった。


「まさか……これは……魔剣プリティ!?」


 魔剣プリティ?

 魔剣に似合わない可愛らしい名前だな。

 クレファスがガチでそう呼ぶもんだから思わず吹き出しそうになった。


「お前これ魔剣の中でもやばいやつだぞ」

「そうなの?」


 クレファスによると、世界には7つの魔剣が存在していて、このプリティという魔剣は名人アシタカが一生をかけて研究し、作り上げたとてつもない魔剣だという。


 特徴としては、この魔剣は人を選ぶところ。一般人では扱うことが出来ないそうだ。

 理由はさっき起きた現象の通り、一応布とかで覆えば持てなくはないらしいが。


 もう一つの特徴としては、この魔剣は所持者に強力な魔力を与えてくれるという。

 ってことはナビがしてくれたシールドとかストップとかの魔術はこの魔剣が無いと扱えないということか?

 その旨をナビに聞くと


「その通りよ」


 と答えた。

 あのう、これ結構重要な情報だと思うんですけど。

 まあ抜けてる部分は相変わらずだな。


 さらにこの魔剣にはもう一つ特徴がある。

 成長するということだ。

 何をしたら成長するかはクレファスも分からないと言っていたが、恐らく、光水晶を集めることによってこの魔剣は成長するんだと思う。

 それで、ナビが制限が解放されたって僕に伝えてくるからね。


 しかし、ナビは何でこんな大事なことを教えてくれないのかね。

 それともこれもイベントもしくはイレギュラーってやつですか?

 まあいいや。


 さて、ここまですごい話を聞かされておいてなんだが、イマイチ実感が湧かない。

 別に僕は勇者になりたいわけでもないし。

 まあでも、今後もこの魔剣は必須にはなると思う。

 

 これからもよろしく頼むね。魔剣プリティちゃん。

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