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第三十六話「テレーゼ攻略作戦 後編」

 肝心のテレーゼ攻略作戦なんだが。

 クレファスが用事に出かけて、僕とテレーゼが一緒に出かける時間を作る。

 そして、クレファスが服装を変え、覆面を被り、後ろからテレーゼを襲い人質に取る。

 それを僕が助けるという作戦だ。

 

 あれ? これ僕が前、アスターシャがクレファスを好きになってもらう作戦と同じじゃね?

 まあ、アスターシャの場合上手くいかなかったけど、テレーゼの場合だと上手くいくかもしれない。


 ということで作戦は決行された。


 僕とテレーゼとアスターシャは普通に街中を歩く。

 適当に理由作りをして三人を連れ出したのだ。


「本当にいいですから」

「いいえ、ヒーリングしてもらった恩です。お気になさらず」


 こんな会話を交わしつつ、タイミングを見計らう。

 人気がないタイミングが来た。

 よし、今だ。


 携帯を鳴らした。

 合図だ。

 あとは後ろからクレファスがテレーゼを人質に取るだけだ。

 

 そう思った矢先。

 

「貴方方、趣味が悪いですね」

「へ?」

「私が気づいてないとでも思ったんですか?」


 え? へ? どういうこと?

 作戦がばれたの?


「おりゃああ、命が惜しくば金を出せ!」


 あの、クレファスさん。もう、とっくにバレてるんですが。


「クレファスさんもやめてくださいね」

「え? 俺は強盗「もう分かってますから」


 やべえ、空気が重てえ。

 クレファスはナイフをテレーゼからどけた。


 どうやらテレーゼに僕たちの作戦がバレてたらしい。

 彼女は妙に勘がいいんだそうだ。

 それも彼女の魔術の一つみたいだ。


 このあと、すげえお説教された。

 神が見てる中であんなことをするとは恥を知りなさい! といった内容だった。

 僕とクレファスはその説教を跪いて黙って聞いていた。


 作戦失敗だ。

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