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【7】右腕への誓い

 一行が格納庫に近づくにつれ、赤い回転灯が見えてきた。救急車が待機している。


 すでに機体から降りていたサトウは、自分の機体を載せたトラックがスピードを緩めると、完全に止まらないうちに、その荷台から飛び降り、スズキの指揮車に駆け寄った。

 ドアを開けてスズキを抱えるサトウ。それは、貴重品か割れ物、大きなガラスの器を抱えるような所作だった。

 スズキの右腕は全く動かない様子だ。


 2名の救急隊員もストレッチャーを押して駆けつけてきた。


「ありがとう……」

 と、スズキ。その顔は透き通るように白く、青く、生気がなかった。


 格納庫で帰りを待っていたタカハシが他の班員から報告を受けている。


「アヤメェェェェェ! アヤメェェェェェ!」

 ストレッチャーに寝かされたスズキにワタナベが駆け寄る。

「大丈夫、大丈夫……」

 スズキがうわごとのように繰り返した。


「次長! 私も同行させてください! お願いします!」

 サトウの言葉に、タカハシは、何も言わず、静かに、ゆっくりとうなずいた。


 サトウが同乗した救急車が去っていく。イトウが乗る指揮車がその後を追う。


 一瞬静まり返った格納庫にタナカの声が響く。

「私のキセナガの整備担当は誰! アンタ!? ふざけんじゃないよ! 人が死にかけたのよ! 分かってる!? メカチョーさんは? そうメカ長ぉ!!」

 タカハシは、そのタナカの声を聞いて、一瞬悲しげな表情を浮かべると、そのまま静かに事務所に戻っていった。



 ……その夜、勤務交代の時間、小さな応接室でタカハシと部長のヤマモトが一緒に動画を見ていた。


 動画には、ヘルメットをかぶった人物が操縦室に入り込み、ヘルメットと接続するケーブルの端子に何か仕掛けをしている。体の線から見て女性のようだ。

「これですね……」

 タカハシが言った。


 ケーブル端子が不自然に腐食し、破損していたという、整備班からの報告とも一致する。このケーブル端子はキセナガの脳波操作を行うために不可欠な部分だ。


「このヘルメットは、映っている人物の隊員番号を表示しますし、体型と体重で照合すれば、動かぬ証拠になるでしょう」

 タカハシが続けた。

「う~ん」

 ヤマモトは、腕を組んだまま動かない。

「社内には、他にも不心得者がいるかもしれません。再発防止のためにも、警察に相談しましょう」



 ……翌日の朝、地下都市にある病院。


 面会時間の開始直後に病室の扉を開けたのはサトウだった。それを見たスズキは顔を少し赤らめた。


「おはようございます。班長……」

「おはよう。ありがとう……こんな早くから、来てくれて」

「迷惑かなとも思ったけど心配で……。今日は午後出社だから……」

「ありがとう……」

 スズキの病衣を見ると、右袖がひらりと帯状に垂れ下がってる。右腕の二の腕の途中からその先がないためだ。昨日、緊急手術が行われたのだった。


 サトウの視線に気づくと、スズキは、恥ずかしそうにそれを隠した。

 サトウは、スズキの手をやさしくどけて、残っている右腕にそっとさわった。

「痛む?」

「大丈夫……。薬が効いてるから……」

「直るまでどのくらいかかりそう?」

「1週間くらいで退院できるって……。あとは、義手をどうするかって聞かれた。〈生体〉にするか、〈機械〉にするか決めておいてくれって……。まあ、機械かな? 生体にすると相性が合わなかったときに面倒だって聞いたから……」


 この世界のこの時代、生体義手または生体義足という技術が発達していた。

 生身の腕や足のように使うことができる義手または義足だ。しかし、まだ新しい技術で、体が拒否反応を起こすことがよくあった。

 義手と体との相性はほぼ運といってよいだろう。相性が悪かった場合には、調整に時間がかかる。一方、機械義手、われわれの世界で言う〈ロボット義手〉は、調整や交換が比較的簡単だ。


 サトウの手は、途中までしかないスズキの右腕に、まだ触れていた。そして、その目は潤んでいた。スズキがいつもよりずっと小さく見えた。

 サトウは、湧き上がってくる気持ちを口にせずにはいられなくなっていた。照れくささもなかった。

「もし……。もしですけど……。迷惑じゃなかったら……。僕がスズキさんの右腕になっていいですか?」

「?????」

 スズキは、サトウの言っていることが分からないといった表情だ。

「ええと……、その……、つまり……。差し出がましいと思われるかもしれませんが……。あのう……、うまく言えないんですけど……」

 サトウがしどろもどろで話しているうちに、スズキは全てを察した。自分の右腕にあったサトウの手を、スズキが左手でぎゅっと握る。

「……支えさせてほしいというか……。その……、右腕代わりになりたいというか……」

 そう言うサトウの手を、スズキは、自分のほうに引き寄せた。引き寄せて、左腕をサトウの首を抱えるように絡めた。


 病室の窓には朝日が登る地上の映像が映し出されている。人工の映像とはいえ、まるで自然の光が窓に差し込んでいるようだ。

 重なった2人の顔が逆光の中でシルエットのように浮かび上がる。


 うつむいたまま、しばらく黙る2人。そんなとき、病室の扉がからからと音を立てて開いた。

 2人は慌てて離れる。

 病室の扉に立っていたのは、タナカであった。ややうつむき加減で立っている。


「失礼します……」

 と言って、つかつかと入ってくるタナカ。

「サトウさん、お邪魔してごめんなさい。スズキさんと2人だけで話したいの……」

「あっ……。うん……」

 サトウは、席を立ち、病室を出た。


 廊下のソファでぼんやりと座っていると、やがてタナカが病室から出てきた。タナカは、サトウの正面に立ち、頭をすっと深く下げた。

 それは一瞬のことだった。サトウが立ち上がったときには、早歩きで去るタナカの後ろ姿しか見えなかった。


 サトウは、病室に戻り、スズキに様子を聞いた。

「お礼を言いに来てくれたの」

 と、スズキ。

「そうなんだ……。席を外せなんて言って、照れくさかったのかな……。タナカさんの性格を考えると……」

「サトウさんがいると、サトウさんにもお礼を言っているような気がするからだって……」

「タナカさんらしいや……」


 その日の午後、そのタナカは、タカハシ席の前に立っていた。昨日の事情を詳しく聞くために呼び出されたのだが、話す内容は別の方向へ向かっていた。


「……そんなことはありません! キセナガがいたずらされていなければ、全く問題ありませんでした。しかも……」

 というタナカの話を、タカハシは机をたたいてさえぎった。

「命令は、ゼッタイだ! 結果としてケガ人が出た。ひとりの勝手な行動が、全員の命を危険にさらす。班を全滅させてしまうことだってあるかもしれん……。命令は、絶対なんだ……」

 そして、やさしく諭すような口調に変わった。

「楽しく仕事ができた時代は終わったんだよ。タナカさん……。俺も残念だけどな……」

 タカハシの話をうつむいて聞いていたタナカは、その目に涙をいっぱいにためていた。



 翌日、壱班は休みだった。

 朝からスズキの病室にいたのは、サトウとワタナベだった。

「あっ! またタナカさん出てる」

 ワタナベがテレビの画面を指差した。

 地下都市開発工事の現場でサトウが軍機を救出しにいった際、後からタナカが駆けつけてきてくれたときの映像だった。

「あっ! オレのキセナガの映像だ……」

「広報が使いたいって言うから渡したの……」

 スズキがサトウに答えた。

「タナカさん、すっかり有名人だよねぇ」

「ホソダの主力班員で、そして大事な広告塔だから……」

 スズキがワタナベに応じた。


 やがて、テレビは地下都市の飲食店を紹介する内容に変わった。

「そうそう、退院したら遊びに行こうよ!」

 と、ワタナベ。すぐに思い出したように続けた。

「あっ……。サトウさんとのデートが先かあ……」

 と、続けていたずらっ子のような笑みをサトウとスズキに向けた。

「でも……、ワタナベさんが先約じゃないですか」

「あっ、そうねえ……。どうしよ……。じゃあ、一緒に遊びに行こ!」


 そんなやり取りをしているとき、背広を着た4人がスズキの病室にやってきた。2日前に助けた別会社の班員3人とその上司が見舞いに来たのだった。

 深々と頭を下げる5人。

「先ほど御社の部長さんに会ってきまして、こちらに入院しているとうかがいまして……」

 スズキの容態を気遣いながら、2日前の状況について説明を始めた。部下の中には上司の説明を婉曲にさえぎろうとする者もいたが、上司はそれをたしなめた。

「……大ケガまでして命を助けてくれた恩人の前じゃないかね。われわれは、これをバネにして前に進まなきゃいかん」

 などと言って続けた上司の話も、スズキからすると、かなり遠まわしな言い方だった。推測を交えてつなぎ合わせると、そのときの事情はおよそ次のようになる。


 この5人は、海外の生体甲殻機メーカー〈サーガ〉の下請け企業の社員。経験者はひとりもいない。また、十分な人員がいない状態らしい。

 出動時、トラックのうち1台は塩水が入っていなかった。整備員不足で、運転者自身が確認することもあるようだが、明確な役割分担もされていなかったらしい。

 さらに、散水できないことを不審に思い、タンクの様子を目視で確認するために、不用意にも乗員のひとりが外に出てしまった。そのときにヌエに襲われたらしい。

 トラックの1台が動かなかったのはそのためだ。


 4人は最後にもう一度深々と頭を下げて病室を後にした。


 サトウが座っていたところにワタナベが座っている。サトウがワタナベに気をきかせて昼前に帰ったからだ。

「サトウくん、気を使わなくてよかったのに……。ホントは、こっちが気を使わなきゃなんだから……。ねえ、アヤメぇ」

 と言って、スズキを冷やかすワタナベ。

「いいのよ。夕方また来てくれるって言ってたじゃない」

 スズキは窓を眺めた。地下都市に住む人々の心の均衡を保つために、見せ掛けだけの自然の風景が映っている。気分によっては滅入るこの風景も今のスズキには何だかうれしい。


 その日の夕方、再び病室を訪れたサトウ。扉を開けると、スズキのベッドのそばに背広型の軍服を着た男性が座っている。見たところ、年齢は30歳前後といったところだろうか。

「あっ……。すみません……。明日の午後来ます……」

「サトウさん!」

「あっ、待ちたまえ!」

 サトウがきびすを返そうとすると、スズキとその男性が引き止めた。

「私の兄……」

 振り向いたサトウにスズキは言った。


 突然のことに、サトウは、浅く会釈しただけで、ろくなあいさつができなかった。スズキに肉親はいないと思い込んでいたからだ。

「キミが、サトウくんか……。はじめまして……」

 スズキが兄と呼ぶ男性が、深々と頭を下げる。

「あっ……、はじめまして……」

 サトウも慌ててあいさつを返した。

「兄は、見てのとおり、軍にいるの……」

 スズキが紹介した。

「アヤメから聞いていると思うが、われわれは両親も妹も亡くしている……。アヤメにとって肉親は私だけなのだが、私には家族もいるし、仕事もある……。なかなかアヤメに会える機会がなくてね……。これからもアヤメと仲良くしてやってくれないか……。よろしく頼む……」

 スズキの兄が頭を下げた。

「あっ、あ……。こちらこそ……」

 サトウも顔を真っ赤にして頭を下げた。スズキを見ると、その顔も赤くなっていた。


 ……明くる日の夕方遅く、小さな応接室に、タカハシと部長のヤマモト、そして3人の私服警官が座っていた。

「もう、わけが分かりません……。キセナガにいたずらした社員が殺害されていたとは……」

 ヤマモトは、そういって、頭髪の薄いその頭を両手で抱えた。

「その人が昨日休みだとうかがいましてね、自宅に行ったんですよ。すると、中からテレビの音はするのに、返事がない。ドアにも鍵がかかっていなかったので、開けて呼びかけようとしたら、両足が見えたんですよ。廊下の向こうに……」

 私服警官のひとりが言った。

「よく聞く〈第一発見者〉……、というヤツですか……」

 タカハシが言った。

「そうです。30年この商売していて初めてですよ……。われわれが実働部隊なんですが、初動捜査班ってヤツを呼ばなきゃならんはめになりまして……。なんとも面倒なことになりましてね」


「……で、お聞きしたいのが……。その亡くなった方が、なにやら反社会組織とつながりがあったようなんですね……。何か思い当たる節ってありますかね?」

 別の私服警官が質問した。

「いやあ……」

 少し戸惑った表情でヤマモトが、タカハシを見た。タカハシも同じ表情で首をかしげた。

「また、明日にでも、他の社員の皆さんにいろいろとお話をうかがいたいのですが……」

「どうぞ、どうぞ。これから引き継ぎの夕礼をしますので、そのときに刑事さんに協力するよう伝えておきます」


 それからまもなく私服警官たちが帰っていった。社屋と地下道の境で私服警官の背中を見送るヤマモトとタカハシ。

「なにやらサスペンスですな……、部長」

「その冗談は笑えんよ……、次長殿……」

「人の天敵は、ナゾの生物なんかじゃなく、いつの世も人間そのものってことですな」

「それには同意するよ……」

 ヤマモトは小さなため息をついた。


 その日の夜、勤務を終えたタナカ。いつものように自宅へ向かう装甲バスの席に座っていた。

 装甲バスは、指揮車と同じ性能のヌエ索敵装置が搭載してあり、万一の際対応できるよう軍人が常時2名同乗している。


 また、街角には一定の間隔で生体甲殻機が歩哨に立っている。


 人口が大幅に減ったこの世界のこの時代、多くの人々はヌエ用に建設された集合住宅に住んでいる。一部には自宅を改造して住んでいる人もいる。

 一方、上級職の公務員をはじめ、医師など高度な専門職に就く者、社会的地位の高い者などは、地下都市に居住していた。

 まだ、計画のごく一部しか完成していないため、条件に優先順位を定めた結果だ。そういった地下都市に住める人たちは〈地下都市組〉と呼ばれていた。


 狭い窓からぼんやりと夜の灯りを眺めるタナカ。近くから男性の声が聞こえてくる。

〈すみません……。すみません……〉

 そのままタナカは外を眺めている。

「すみません……」

 腕を軽くつつかれたのを感じ、タナカは、その声の方を振り向いた。声の主は、隣に座っていた人物だった。やはり、男性のようだ。

 このような言い方をしたのは、ほとんどの乗客はフルフェースのヘルメットをかぶっているからだ。タナカも、声をかけてきた人物も、例外ではない。

 ただ、少数だが、圧迫感を嫌って車内では脱いでいる人もいる。

「あのう……。タナカさん……、ですよね」

「えっ……? 違いますけど……」

 タナカはすぐに否定した。ヘルメット越しに相手の顔など分かるはずはないからだ。なにより、赤の他人から自分の名前を呼ばれたことに気味の悪さを覚えた。

「あっ……そうですか……」


 その日はそれで収まった。しかし、その出来事があった2日後の早朝、遅番の夜間勤務が明けてタナカが帰宅する途中、装甲バスの中で同じことがあった。

「あのう……。やっぱり、タナカさんですよね」

「はッ? 違いますけど……」

「いや……。僕のヘルメットには、体型が97パーセント一致って出てるんですけど……。ヘルメットを……」

「兵隊さん! この人ヘンタイです!!」

 相手が全て言い終わらないうちに、タナカは立ち上がって叫んだ。ヘルメットでその表情は分からないが、男が慌てている様子はよく分かる。


 バスの最後尾にいた軍人が、すぐに近づいてきた。

「いや……、違うんです! 違うんです! 私は、この名刺を渡したかっただけなんです!」

 タナカの方にも軍人の方にも、きょろきょろとせわしなく顔を向けながら弁明する男。その軍人に後部座席に連行される際、その男は名刺をタナカに押し付けていった。


 車両の後部では、男が軍人を前にして必死に何かを弁明している。

 タナカは、それ以上、気にとめることはなかった。朝のすがすがしい街の様子に目を遣っていた。朝の日の光が、赤茶けた町並みを黄色く照らしている。


 さらに2日後、休日を挟んで次の日の朝、タナカはその名刺をタカハシに見せていた。

「新世界企画……。なんだこりゃ……」

「アタシが聞きたいくらいです……」

「今日の出勤時は変なことはなかったか?」

「なかったです……」

「ふ~ん……。新世界企画……。アヤシイ名前だな……」

 名刺の裏表をじっくりと眺めるタカハシ。

「アッチ系の会社だったりして……」

 と、口を〈へ〉の字に曲げて言った。

「アッチ系って何ですか……」

 と聞き返したタナカ。

「……って、ジチョー、変な冗談やめてください!」

 言った直後にその意味を察したようだった。

「とにかく、この前の事件といい、気味が悪いな……。警察に連絡しておこう」

 タカハシの表情は、笑顔から真顔に戻った。


 そして、しばらくの間、自家用装甲車で通勤している部長のヤマモトや次長のタカハシが、タナカを自宅まで送り届けることにした。

 特にタカハシが送迎を担当するときは、

「ジチョーとデートだ!」

 と言って喜んでいたタナカだったが、それは最初のうちだけだった。

 職務の違いで、出社時間のだいぶ前に迎えにきたり、所定の勤務時間が過ぎても会社で待たされたりすることが多く、1週間もすると不満を漏らし始めた。

 結局、この送迎は1カ月で終了したが、その後通常の方法で帰宅するようになっても、タナカに妙なことが起こることはなかった。


 1年後のあのときまでは――。


 一方、ケガから10日後に復帰したスズキは、格納庫の整備班に復帰のあいさつに回っていた。

「あれッ? 義手はしないの?」

「うん、いいの……」

 ワタナベの質問にどこかうれしげに答えるスズキ。右腕の手術した箇所をいとおしそうに触っている。

「フ~ン……。なんかあったんだ……。ま、それ以上聞かないわ。オノロケになるだろうからね」

 そう言って、ワタナベはいたずらっぽい笑みを浮かべた。


 一方、事務所では、タナカとタカハシが話していた。

「ジチョー……。スズキさんのアレって、アタシへのアテツケですかね」

 タナカは、自分の右腕の二の腕を軽くたたきながら言った。

「絶対にそうじゃないと思うけど、タナカさんはそういう風に受け取っておいたほうがいいんじゃない? 〈自分への戒め〉として……」

 と、皮肉とも受け取れることを言うと、タカハシも、いたずらっぽい笑みを浮かべた。


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