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僕の楽しい学園生活。~リセットしますか?~

「チャイムの音って不思議だよね。」

そろそろ皆さん下校しましょう。そしてまた明日。元気に学校に来てくださいね。

その昔。大昔。僕が、僕らだけが覚えている。大昔の話。

 この世界は数多くの神の中の一人の神が作った世界。この世界はあることがきっかけで争いが耐えなかった。でも、それでも。僕らは皆が大好きだった。時が経ってある二人の小さな天使と悪魔がきっかけで世界の均衡が保たれた。後にその少女たちは、民に神と呼ばれるようになる。

 そしてまた時が経ち、今、この今。少しづつ、その均衡が崩れていっている。

あんなに平和で皆んなが笑えるような世界を迎えることができたにも関わらず。この世界はそれが気に入らないかのようにこの世界を少しずつ悪い方向へと導いてゆく。

 あんなに大好きだった皆も。もう何が何だかわからない。彼ら、彼女らに対して僕らは今。どう言う感情を抱いているのか。

 

 ガーラも愛花もサジ君も。その他にも色々な、沢山の人が退学していった。この世界の人々は何度繰り返しても幸せな人生は送れないのだろうか。

 

 そもそも。この世界は何のために作られたのだろう。それとも、これは僕らの悪い夢なのだろうか。起きたらあの時のように、僕らの周りで皆んなが楽しそうに笑っているのだろうか。

 

 僕は、僕らはもう。ちゃんと笑えないんだ。何回、何度繰り返したのか。分からない。何度一面に広がった何も無い土地を見たのだろう。僕らは何故。何故皆を救う力を持っていないんだろう。何度も何度もループしたような世界で。僕らは今まで皆を救うことができたのか?いや。僕らは。ただ、昔の幸せだった頃を夢見て……。あぁ、もう何も分からない。

 

 次で終わりにしよう。次で終わりにしよう。次で終わりにしよう。これで何度目だろう。十、?百、?いや、千は超えているのか、?僕の魂はもうそんなに若くない。実を言うと昔の幸せだった頃の事は。覚えているけれど。皆の声や顔が、いまいちちゃんと思い出せないんだ。柚香が隣にいなければとうに僕は自暴自棄になっていただろう。

 

 落ち着いて。きっと次は上手くいくよ。皆だって、死んだ。訳じゃない。ただ、「退学」しただけ。いつかはきっと戻ってくるの。今までそうだったでしょ?大丈夫。次こそは大丈夫だよ。ほら。ノエル。皆を助けに行こう。

 

 

 そうして僕らは鐘…。終焉の鐘へと手を伸ばす。

 

 

数日前……

「んー!ついたー!」

僕らはとうとう修学旅行先に到着した。

ここまで読んで頂きありがとうございます!さて、物語もそろそろ。いい所まで来まして、あと少しで物語が始まるところですね。終わると思いました?いやいや、始まるんですよね。「第一話」が始まるまであと少し。今回初めて読んで頂いた方も、今回も読んでいただいた方も。ぜひ次回もその次もご覧下さい!段々話の内容がスッキリしていって分かりやすいかも?ぜひご覧下さいね!

自分のX(旧Twitter)でたまーに絵を描いたのを載せるんですけど物語のキャラのビジュアルが気になる方はぜひご覧下さいね。(自分の絵はプロ絵師並とはいかないので、そこら辺の落書きだと思ってもらえれば嬉しいです。(X▶︎田中69 / @TNK6yka))フォロワー0……???



改めてここまで読んで頂きありがとうございました!

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