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僕の楽しい学園生活。~空き容量がありません~

僕は僕。

ここ最近で、一気に色々な人が退学をして行った。

僕の楽しい学園生活は。

そろそろ限界が来る。

どんなものでも終わりは来るよね。


終わりが?主人公の僕が。僕が。ぼくが?ボクが?楽しい、楽、しい学園生活をくる、話。だよ。

ごめんね。ごめんね。あぁ、果たしてこの世に神はいるのか。いや、僕は居ないと思う。もし仮に神がいるとするならば…いや、そんな事はもう良い。僕が、僕こそが。この世の神になってやろう。もしも貴方達が望むなら僕はいくらでも貴方達の盾になってあげよう。だから、まずは。皆早く帰ってきてね。

 

 「ねぇ。柚…」

「ごめんなさい。あの、アリスさん?、本当に貴方が誰なのか…、僕にはさっぱり…。」

「え?嘘!あれ?そんなはず…。」

この人は図書委員長の、「アリス」と言うらしい。しばらく黙り込んだ後アリスは僕にこう言った。

「あ、えっと、あの、ごめん。ちょっと焦ってて、人違いだったみたい。それと…」

「入学してから今までずっとあとつけてたのアリスさん?もう、結構怖かったんだからね。話したいことあるならちゃんと話しかけて下さいよ。」

「あ、ご、ごめんなさい。いやでも間違ってないはず…」

「あの、失礼なんですけどさっきから誰と間違えてるんですか?結構慌ててる様子でしたけど…、」

「あ、ご、ごめんなさい。」

そうしてアリスは今までの経緯を話してくれた、最初の印象とは真逆で、気の強い小娘のような感じがしたけど話していくうちたどたどしい陰キャのような話し方になった。少し聞き取りずらかったが彼女は今までの事を懸命に話してくれた。

「なるほど?アリスさんは数年前に消えた生徒会の一人、柚香さんとお友達だ、と?」

「はい…」

「そして僕がその柚香さんと似てる、と?」

「はい…」

「なるほど…まぁ、うん。こっちもなんかごめんね、」

「いやいや、こちらこそなんかごめんなさい…」

生徒会。それはこの学校のトップ。その一人が図書委員長とお友達。と。確か前に生徒会から二人消えたって言ってたな。

 

 この学校の生徒会は全員で四人いて四人とも兄弟らしい。この四人が単に強い、という事もあるがこの四人はどうやら世界の神の直属の子孫らしく、それもありこの学校の上に居続けているらしい。構成はこうだ。長女の香童、長男の雪、次女の香心、三女の柚香。消えた二人はこの後半二人である。香心は先程奏愛君に会った時聞いた名前、よく知る名前だと心操。さっきアリスが言っていたのが柚香。僕そんな柚香なのか…。女の子らしいってことか、?それよりもアリスはなぜ柚香を探していたんだろうか。何か特別な事情でもあるのか?まぁいいか?また何か情報を見つけたらアリスに教えてあげよう。

 

 もう季節はすっかり冬だ。やっぱりこの季節はとても寒い。話す相手もほぼいないので厚着で僕は本を読む。愛花とガーラ、それに…うん。奏君も奏愛君も今は話しかけずらい状況だし…。心操、いや香心はどっか行ったし、またぼっちに逆戻りだ。はぁ。先が思いやられる。あと少しで研修旅行だって言うのに。どうしよう。はぁ、ほかのグループに入れてもらうか…。

 

 「はいはい、静かにー、落ち着け、旅行だって言っても研修旅行だからな、ちゃんと勉強しに行くんだぞ?まぁそんなことより班決め、班決めするぞ、先生決めんのめんどくさいからお前らで勝手に決めてくれー。」

「えぇー!もっちゃん適当すぎー!w」

「うるせぇうるせ!はよ、ほらちゃっちゃと決めろ!」

「はぁーい!w」

いつの間にか、ほら、担任と生徒の距離も縮まってる。あぁ…人生ハードモードだ…。

「おう、僕。お前班入らないのか?まさか、お前…ぼっ」

「ちです。はい。紅葉ちゃん先生、どうにかしてください…。」今。なんて?

「ははっ!わーったわーった!おーい、誰かこいつ班に入れてやってくれー」何が?

「恥ずかしいからやめてください!」こいつの。

 

 名前は?

 

 

 小さな水滴でも、長い長い年月をかければ頑丈な石でも欠けるらしい。世界は長く、長く、とてつもなく長い年月をかけて少しずつ、少しずつ。変わってゆく。それはやがて。

 

 僕にとっての障害ができる。

 

作っては消して。作っては消して。駄作は全て捨ててきた。長い長い年月をかけて。しかし状態は悪くなる一方。あぁ、またか。あぁまたか。写真のフォルダもアルバムも。SDカードももういっぱいなんだ。なぁ、もういいだろ神様。そろそろ僕らを解放してくれ。彼女達を。解放してくれ。

 

あぁ、そろそろ終わりだ。まただ。また間に合わなかった。やはり…はは。さぁ。準備を始めようか。

ここまで読んで頂きありがとうございました!しばらく書いていなかったんですけどやっぱり書くのって楽しいですねー。話の終わりがまだ見えません…。続けて見てくださってる方、今回初めて見てくださった方。本当にありがとうございます!これからも少しでも多くの人にこの子達の日常生活を楽しんでいただければ幸いです。もし前回、前々回、ご覧になってない方がいらっしゃったらぜひ!ご覧下さい!たまに、同じく物語を作っている友人の一人にこれどういうこと?とか聞かれたりすることがあるのですが見てくださってる方はそんな事あったりするんですかね…。後々色々回収作業をしていきます…!




この物語は。いつ。起きるんでしょうか?

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