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僕の楽しい学園生活。④~親愛なる

僕は「芽吹ノ風学校」に通う、高校1年生。夏休みもやっと始まって、皆でお泊まり会をしてた。楽しかった。あ、ほら、ねぇ聞いてみて、


耳をすませば、終焉の鐘がなる。楽しそうな歌声と笛の音と共に。

「お兄ーちゃーん達ー!お仕事だよ!」

「クッソまたか……。」

「最近多いね。」

「早く、終わらそ。」

そう言って他愛もない会話をしながら四人は校則違反者を取り締まりに行く。

 

 いつも通り、愛花が相手を読み、心操が操作し、奏愛は人を改造し、奏が彼女ら以外の時間を遅くする。上手くいってる。いつも通り。上手くいってる。やっぱり勘違いだ。そうだ。考えすぎだったのだ。

 

 そうだそうに違いない。そう思った時には、もう遅かった。響き渡る「お兄ちゃん!」という声。振り向き相手に弾丸を突っ込もうとする兄、時を止めようと必死になる兄、そして動かない屍のような人形。そうして時が止まった瞬間に首は宙を舞ってしまった。

 

 怒り狂う兄、遠くから絶望する兄、そして何を思うのか笑顔で「大好き」と口を動かす妹。

 

 周りが片付いた。怒り狂った兄は静かに妹の亡骸を抱き抱えそして泣いた。もう一人の兄はそれを見守るかのように静かに泣いた。しばらく泣いたあと、二人は力を使いすぎ疲れてしまったのか眠り込んでしまった。そこに現れたのは一人の少女。彼女は眠り込む少女に、「ありがとう。守れなくてごめんね。」と優しい笑みを浮かべ屍のような人形と一緒に壁にもたれて眠り込んでしまった。

 

 そこにもう一人。現れる。謎の人影。静かな空間にスマホのシャッター音が響く。そして少し寂しそうな顔をしながら「ありがとう。お疲れ様。」と言い、静かに去っていった。

「そろそろだね、ノエル。」

「そうだね柚香。またここだね。そろそろそろ疲れたよ。」

「あともう少しだよ。じゃあ行こうか。じゃあ、またね、皆。またね、香心姉ちゃん。」

 

 世界の平和はすぐそこだ。だってもう終焉の鐘が近いから。待っててね。二人共。




『今回の物語が短かったって?内容が無かったって?本当に言っているの?この話の中にどれだけの人の、どれだけの思い、繋がり、どれくらい、長い時間があると、思ってるんだ。第一、、世カィ…母校、ト呼ぶ理、由……、死亡者を、退学……と呼ブ理……考えた……の、か?あなタ…は、ぃつも見テ…だけ……。』

ここまで読んで頂き、ありがとうございました。今回は少し短かったですね、なんと空白、改行含む887文字だそうで…。次回はもう少し長いお話なので、ぜひ次回も見て行ってくださいね、そういえばX(旧Twitter)の開設の話、私あれアカウント書いてなかったんですよね、今更ですが書いておきます。田中69(@TNK6_yka) 次回もぜひご覧下さい!

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