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1000文字の物語シリーズ

1000文字の物語 ・勇者は死んでもいきかえる

作者: ルーン

今回は前回より分かりにくいと思います。

というか、全て理解できる人いたら驚きです。

もしいたら2月9日までに自慢しにきてください。

どうも、勇者です。

現在城を攻撃しています。

ここで負けたら敵は終わりが見えてくるんですけどね。

なかなか敵が出てきません。

どこで私を待ち構えているのでしょうか?

できればいないほうが嬉しいんですがね。


最初は強い敵がどんどん私に立ち向かって来ました。

何度も死んでしまいましたが、私は勇者です。

何度死んでも女神の加護で魔王が死ぬまで生き返ります。

女神の加護はレベル上限をもなくします。

何度も何度も戦ううちに少しずつ強い敵とも戦えるようになりました。

今の私を殺せるのは、魔王とか王国の魔法部隊の一斉攻撃とかだけじゃないでしょうか。

レベルさえ上がれば、魔王でさえも楽に倒せるようになるでしょう。

この力があるうちは、私はどんな敵にでも勝てるようになるはずです。

時間があればですがね。


あいつさえ倒せば、私の加護は解けるはずです。

そうすれば、私の役目は終わります。

これが終わったらどうなるんですかね?

力が強すぎるからと消されるのか。

それともまた戦争に利用されるのか…

これだけの力は人が持っていていいものではないのですから。

私はひっそりと消えていきましょう。

ここが最後の部屋ですからここにあいつがいるはずです。


私は覚悟を決め最後の部屋へと入りました。

部屋はとてもひろく、奥にある大きな椅子に誰かが座っています。

あいつはこう言いました。


よく来たな、歓迎しよう。


ですが私はその歓迎を受けることはできません。

今からあいつと私の戦いが始まるのですから。

私は無言で剣を鞘から抜きました。

それに対してあいつは右手に魔法で作り出した剣を構えます。

じりじりと互いの緊張が高まっていき…


私の腹の虫が声を上げたことで戦闘が始まりました。

何か別の合図はなかったんですかね?

あいつは腹の虫のことに触れ私の心を乱そうとしてきます。

ですが、戦いは始まっているため私の心は揺れません。

戦いをしている時の勇者の心は戦闘マシンのようなものになるんです。

たとえ何があっても心は動きません。

こんなことを考える間も体は的確に動き続けています。

それでもあいつに殺された回数は両手の指の数を越えていますがね。

そしてついに私があいつに勝利するときがきたようです。

私の剣があいつの胸を貫きました。

私はあいつが持っている秘宝の1つ能力吸収の宝玉を手に取り、自分の心臓を貫きました。

だが私は生き返り、目の前にいた魔王が私に告げます。


「残念だったな勇者、お前は一生私の奴隷だ」

なぜ、「あいつ」が勇者と戦うことになったのかは設定で書きます。

これさえも予想できる人はいるのでしょうか?

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― 新着の感想 ―
[良い点] 「あいつ」と「魔王」は別人? [気になる点] なんで自分の心臓を(?_?) 宝玉の能力が影響(?_?) [一言] 先生、わかりません!
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