第三章 あなたの名は
特に内容はないです。
「ご、ごめん!」
一人で部屋に帰る途中、思いっきり女の子にぶつかった。
「だ、大丈夫です!あ、あなたは・・・・?」
普通の女の子だ、が、なんとなく・・・・見覚えがあるような・・・・?
「大丈夫!ところで私たち・・・・どこかで会ったことない?」
ナンパか。
「ナンパですか?」
「違います。」
自分でもそう思ったが、なんとなく・・・どこかで・・・会ったことが・・・。
「ベロナちゃん!!」
そうだ!去年、同じクラスだった・・・・!!!
「・・・・ストーカー・・・・?」
「違います。」
違うから。私はジャスミンとは違うから。
「ほら、私だよ私!ベゴニア!一昨年、一カ月間隣に座った!」
「・・・・・ああ!!あの!!」
と、ベロナさんは言ってるが目が泳いでいる。
「・・・・・思い出せてないですよね。」
「え、いや、あの・・・・。」
「・・・・・・・・・・・。」
「はい・・・・・。ごめんなさい・・・・って、あああああああああ!!!ベゴニアちゃん!!!」
タイミング。
「あれ、なんで私忘れてたんだろ・・・?結構仲良かったよね、私たち。」
「ごめん、さっきのことでとても素直にうんとは頷けなくなった。」
「・・・・・ごめん・・・。」
気にしないで大丈夫。私も忘れてたから。
「まぁ、結構時間がたってるからね・・・・。仕方ないよ。」
というか・・・・
「大丈夫?なんか・・・・目の周りが赤いけど・・・。」
「花粉症で・・・・。」
「あー!辛いよね!私も花粉症ヤバいよ!」
「なんか鼻ぐずぐずするし!」
「目は真っ赤になるし!!」
「耳かゆい!」
「目かゆい!」
「のどかゆい!!」
「「はははははははははっ!!」」
どうでもいいけど、なんか楽しい。
「じゃあ、ばいばい!久しぶりに話せて楽しかったや。」
「今度一緒に遊びに行こ!」
「うん!」
なんだか円満な感じで私たちは別れた。
花粉症って・・・・辛いですよね。




