第十六章 遊んで、殴って、恋はしない
「よーし、ババ抜きをしよう。」
は?
お言葉に甘えて部屋に入った瞬間自称神子さまが変なことを言い出した。それにしてもこの部屋広いな。
「いや、なんで・・・・。」
「ほら、いいからいいから!修学旅行の定番だろー!」
私たちは全然旅行でもなければ修学でもないんだが・・・・。
「シャッフルはベルがしろよー。」
「なんで私がやんなきゃいけないんですか。そんなこと神子が自分でやればいいでしょ。」
「えー、だって私偉いしー。」
「はぁ・・・・。」
結局、ベルさんがシャッフルしてくれた。そして、配ってくれた。
「よし、負けた奴は参加者に一回ずつピコピコハンマーで殴られるというルールにしよう。」
「なんですかそのクソルールは!!」
「ええーい!うるさい!とにかく負けた奴が殴られるというルールだ!勿論私はめんギャバッ!!」
ベルさんが自称神子を殴ったとともにゲームが開始した。
* * * *
「ま、また負けた・・・。」
逆に凄いと思う。全敗っていうのは。
「や、やめろ!私を殴るな!」
なんだか、虐めてるような気分になってくるが、このルールをつくったのはコイツだ。
「自業自得ですよ神子。」
「そんな言葉私は知らなッヤギニギュッ!!!」
段々殴ることに罪悪感を感じなくなってきた私はヤバいかもしれない。
「痛いよぉ!!!」
「だから自業自得ですって。」
「知らnドンブリッ!!!」
ベロナちゃんも真顔で自称神子さまをピコピコハンマーで殴っている。私たち二人とも大した力は込めていないはずだが、見事に自称神子さまは吹っ飛ぶ。恐らく筋肉が皆無なんだと思う。
「自業自得です。」
「そんなこと言われtサニュキッ!!!!」
ベルさんが拳で思いっきり力を込めて殴り、自称神子さまは壁にめりこんだ。
それにしても、さっきからあの悲鳴はなんだなんだ・・・。
「も、もう・・・・ババ抜きはやめよう・・・・。そ、そうだ・・・。枕投げとかどうだ・・・?定番だ・・・・ドスコイッ・・・。」
神子さまが気絶し、この日の遊びは終了となった。




