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2つの桜が繋がる時  作者: 犬鳴 椛子
卒業準備
38/50

3月12日 防壁部隊

 放送室前で協力部隊を結成している委員長の城坂きさかと同様に副委員長の問井といも訳の分からない防壁部隊アイドルクラブを結成して、ヲタク供はネットをしっかりと引っ張り、桜への道を封鎖していた。

 そして、リーダーの問井は1人でずっと頑張っていたという事で防壁部隊アイドルクラブたちに任せて、後ろ方で休んでいた。

 もちろん、失敗すれば、首が飛ぶ事を全員が重々承知で受けているのだった。なので、命懸けで守り抜くつもりでいた。しかし、人数が多い割には、問井よりも全体的に体力が極端に少なかった。


『ちょっと! あんたたち、本気で守るつもりあるの!!? 結成しておいて、わたしに負けるなんて事は許さないからね!?』


それを見て、イラついていた問井は半ギレで警告した。


(か、かしこまりました! 女神エンジェル様!)

(女神! 我らはまだやれます! どうか希望チャンスとご褒美を!)

問井マドンナ様!! 絶対に負けませんから!!)

教師クズ共と同じにされては困ります!)

(俺の嫁! 勝ち残ったら、結婚してくれぇ!!)

(ざけんなゴルァ! 問井おじょう様は俺のモノだって言ってんだろ!)

(姫! 拙者は死んでも……諦めませぬぞぉ……!)


 その時、防壁部隊アイドルクラブの力がさっきの3倍ほど、みなぎった様に見えた。

 その瞬間、問井は思った。


〔こいつら、面倒くさいけど、面白いわね……〕

 っと……真面目な問井の中に腹黒い一面が現れつつあった。


『もっと言えば、勝手に頑張り抜いてくれるかもしれないわねぇ……』


 更に腹黒さを増す問井であった。

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