急降下爆撃1
「Tally―ho……! 」
イリスにとっては容易い作業であった。
現海域は幽霊海峡近海。人間世界側の生物が生き残っている半島、海峡の西側を形成する陸地がほど近いことから海鳥をドラゴンと誤認すること数回。イリスはようやく、本命たる風竜を発見する。
哨戒飛行は有効な戦術だ。船のブリッジなど幾ら大きかろうとたかが知れており、見張り台からの海上警戒には限界がある。空を飛んでしまえば、その限界点は大きく延長され敵に先んじて発見することが容易となる。
無論デメリットも付き纏う。だが先制発見の為の先見投資としては、労力以上の見返りは期待出来る。
先制発見の為の試行錯誤としては他に、船上より気球を上げてみたり艦橋を過剰に高く築いてみたりといった試みも歴史上存在したが―――安定性に欠けたり、違法建築呼ばわりされたりなど諸々の問題から後続船が現れるには至っていない。
だがそれも必然であろう、兵器とは適度な余裕と汎用性が重要なのだ。器用貧乏も考えものだが、極度の一点特化など持て余すのが常である。
「海上目標確認。昇るぞ!」
だがしかしイリスに対してはその定石といえる哨戒飛行は下策と言わざるを得ない。彼女の視力ならば、どう足掻いても先を取られるのは確実である。
彼女にとっては、哨戒する騎士など『そこに船がいますよ』という目印でしかない。
軽く手綱を引き、アキレウスに上昇を指示する。アキレウスはヴェルバラを目指すかのように空を駆け上った。
「速度の割には上昇時間も早い、とはいえ『貨物』があるから限度が厳しいか」
土竜に装着する回転式推進装置は、圧縮空気によってドラゴンを加速させる装置である。
しかし水竜に圧縮空気を生成する能力はなく、代わりにあるのは大量の水を無から生じさせる力だ。
これを推進力に変換する装置については前々から試作されていたが、土竜より絶対数が少ないこともあって研究は後回しにされていた。
だが、ここ半年間。工学竜鎧の配備が進み竜騎士達が必死にフォートレスドラゴン対策を続けたことから王都クルツクルフでは比較的平穏な期間が続き、国営大工房の職人達の努力もあって遂に水竜用推進装置は完成を見ることとなった。
水竜用非回転推進装置と名付けられたそれは、多くの職人にとって、そしてイリスにとって大きな不満の残る出来であった。
というのも、この装置はあまり推力増強に寄与しないのだ。
水竜は水を生み出せることから、水圧ジェットによる推進力の向上を図っている。外見は細いただの筒であり、中身も特に何も入っていないただの筒だ。回転式推進装置のようにエネルギー効率を上げる為のタービンもプロペラも、騒音防止を目的としたカウルも装備されていない。本当に片方が塞がれた、ただの筒なのだ。
水を推進剤にすることは強力な反作用を生み出す反面、液体である為に圧力が高くなりすぎ、現在の技術では実用的な推力を得られない。この半年間の試行錯誤も、主にこの筒にどれだけ内圧強度を与えられるかに焦点が絞られたものであった。
こういう技術こそ、長年の技術蓄積を必要とするのだ。イリスが持ち込んだ発想や知識は軽工業中心であったこの世界の機械技術を僅かに加速させたものの、錬金術士の時代からひたすらに蓄えられた地球の化学技術の前にはあまりに稚拙でしかない。
これ以上の発展は現時点では難しく、結局不満が大いに残ったままにロールアウトが決定された。それがアキレウスが背負う推進装置、水竜用非回転推進装置なのだ。
推力が小さく、回転式推進装置を搭載した土竜ほどの速度性能は望めない。だが、それだけでは開発者は納得出来ない。
そこで、彼らはこの装置に従来の回転式推進装置にはない一つの機能を搭載した。
推力偏向機能である。
水竜用非回転推進装置は出力こそ小さいが、同時に規模も小さく比例して軽い装置として完成した。そこで、通常重心を近付けるべく飛行体の中心に寄せるべき推進装置を敢えて翼の上に搭載したのである。
当然ながらドラゴンは翼を羽ばたき、捻ることが出来る。よって翼に直接推進装置を付けることで、推力を後ろ以外の方向にも噴射し機敏な運動性能を獲得したのだ。
また、水竜用非回転推進装置の推進剤は飛行速度の割に高速で噴射される。このアンバランスさこそが速度が伸び悩む原因でもあるのだが、逆にいえば噴射口付近ではベルヌーイの定理によって気圧が極端に低くなる。
周知の通り、翼とは上面が低気圧、下面が高気圧となることで浮力を発生させる。水竜用非回転推進装置はそれを後押しする機能があるのだ。
土竜よりは軽い肉体に、揚力と反応速度を向上させる水竜用非回転推進装置。更に工学竜鎧に標準装備されている空戦高揚力装置等々。これらの組み合わせにより、水竜用非回転推進装置搭載ドラゴンは軽快な運動性能を得るに至った。
高い運動性能で、トップスピードの低さを補う設計思想。それは在りし日の、日本を代表する戦闘機を思わるものかもしれない。
「ま、やっていることはむしろドイツなのだが」
イリスはちらりと後ろを確認する。
そこには、本来自重によって飛行不可能なはずの老成土竜ブージが牽引されていた。
どれだけ重かろうと、速度を得られれば空は飛べる。それが航空機だ。
イリスはアキレウスにブージを引かせ、その足りない速度を稼いだ。ようするにブージは今、グライダー状態で飛行しているのだ。
「あの巨体を上手く操っている、飛行時間もさして稼いでいないだろうに」
成長が進み飛行能力を失った老成土竜が悠々と飛行する様は、ある種の迫力が伴う。無論フォートレスドラゴンや大型旅客機など、より大きな飛行物体はいくらでも見てきたのだが。
イリスは、作戦前に一つククリに訊ねていた。
『ククリ、老竜の扱いは今更疑うつもりはありませんが、飛行竜には乗れますか?』
『無論―――ドラゴンと言わず、古今東西玉石混交この世のあらゆる魔獣を御してみせよう! 御者が何故御者と呼ばれるか、その所以をご覧にいれようではないか―――!』
『素晴らしい、帰還したら貴方を軍に推薦しましょう。この人がフォートレスドラゴンを味方に引き入れられるって』
『やめて』
グライダーを飛ばす方法は幾つか存在する。その代表が別の飛行機による牽引だ。
老成土竜は身体が硬く、重くなることで飛行が不可能となる。しかし滑空くらいなら不可能ではない。
別のドラゴンによる牽引で、老成土竜をもう一度空へ上げる。水竜用非回転推進装置を装備したアキレウスでならばきっと出来るというイリスの読みは当たっていた。
「高度5000メートルまで上がるぞ。酸素マスクもなしだ、せいぜい気張れ」
「ぐ、具体的にはどうすればいいんですの……!?」
ブージの背、ククリの後ろに跨るアスカが訊ねる。
「……深呼吸? うん、深呼吸」
「今絶対適当に言いましたわ!」
そう叫んだアスカだったが、彼女の医務知識はその助言に一応の合理性を見出していた。
深呼吸は血中酸素濃度を上げる働きがある。空気の薄い場所では当然有効な手段だが、空気の薄い場所に移動する『前』から行っても効果があるのだ。
人の身体が空気を蓄えるのは肺だけではない。全身の血液に事前に酸素を蓄えておくことは、短時間の低酸素状態を乗り切るのに充分な意味がある。
一気に上昇しつつ、イリス達は不動の鉄城の真上まで到達する。
この高度では目視による発見は不可能。しかしながら、イリスには海上を漂う鉄の城がはっきりと見えている。
「さ、寒いですわ……!」
「頭が、くらくらするっ」
「バクダンが冷たい……」
「耐えろ」
イリスは歯噛みする。まさか彼らがこれほど短時間すらも耐えられないとは予想していなかったのだ。
これが非戦闘員。軍人とは異なる生物といっていいほど弱く、守らねばならない存在。
彼女はそんな者達を、これから敵に突撃させようとしているのだ。
「まだ山の標高に毛が生えたレベルなので大丈夫かと思ったのだが……!」
悔いても仕方がない。イリスは叫んだ。
「ククリ、降下タイミングだ! 翼を翻せ!」
「御意!」
アキレウスとブージを繋いでいたロープを、小さな炎の魔法で焼き切る。
強いテンションのかかっていたロープは宙を弾けるように踊り、そして遥か眼下の海に吸い込まれていった。
ククリが手綱を撚ると、ブージは主の指示のままに身を捻らせる。
180度ロール。水の空を頭上に、ククリは覚悟を決める。
「坂落としぃぃぃっ!」
スピリットS、という空中機動がある。飛行機を背面飛行させた状態で半周ループし、逆方向へ素早く方向転換する機動だ。
高度が落ちるものの、全く逆の方向へと速度を落とすことなく機首を向けられるテクニック。しかし高速でのループは登場者と機体に大きなGをかけ、高度が落ちることで墜落の危険性もある危険な機動だ。
その有用性とデメリットはドラゴンであっても変わらない。高度5000メートルとなれば海中に突っ込む危険はないものの、その重力によって加速するループはククリ達にとって生半可なものではなかった。
「く、うぅっ!?」
「んんっ……!」
「ぐ…………!」
まだ御者のククリは呻くだけ余裕があった。鍛えているわけではないソフィーは歯を食いしばって耐え、監禁生活で衰弱した体力が戻りきっていないアスカに至っては目を回しかけている。
ループはスピリットSの半周とまでは進まず、4分の1周と少しで終わりを告げる。背面水平飛行から100度ほどループしたことで、ブージはほぼ垂直に海へと落ちていく。
「降下角度80度に固定―――ダイブブレーキ開放!」
追加された粗末な紐を引けば、ブージの尾のあたりから小さなパラシュートが開く。
ガクンと減速するブージ。落ちていくことで際限なく加速しようとしていた彼は、パラシュートという命綱によって辛うじて制御可能な範疇に辛うじて収まる。
「情報投影器内に目標を視認!」
空中に字が踊り、ククリの前に様々な情報が投影される。
この情報投影器はアキレウスから載せ替えた物だ。無理に搭載しほとんど調節出来ていないので機能は限定的だが、それでもほとんど素人のククリにとっては有り難い数値としての情報が変換され表示される。
降下角度は許容範囲、横風もなく横滑りは考慮しなくていい。先述の通り速度計がエラー表示を起こしているが、その点も対策済み。
「目標―――不動の鉄城!」
強烈な風圧により、減速用のパラシュートは翻弄される凧のように荒々しく振動する。
急降下では重力で際限なく加速してしまうので、エアブレーキが必要となる。アスカの衣服から丈夫な布を選び何枚も重ねて縫い直したパラシュートは、しっかりと役割を果たし制御不可能な高速域に達しないように押さえ込む。
それでも速度は土竜の巡航速度より速く、風圧は彼らにとって未知の世界。
やり直しの許されない限界飛行。これを可能とすべく、イリスも出来る限りの手は打っていた。
最初にその音を聞いたのは、当然の如くククリであった。
ククリの側に追加された小さなプロペラが風圧によって高速回転する。
飛行機に詳しい人間であれば『発電用のプロペラだ』『いや燃料ポンプを駆動させる為のものだ』などと推測するであろうが、残念ながら不正解である。
このプロペラは『速度計』であった。
航空機にとって速度計が重要な装備であることは言うまでもない。だが当然ドラゴンにそんな器官は存在せず、かつては全て感覚によって計られていた。
しかし急降下爆撃でそんないい加減な速度管理は許されず、頼るべき情報投影器も調節しきれていない。ククリは当然ながらこれほどの高速飛行は経験がなく、この作戦における大きな不安要素の一つであった。
そこでイリスは、一定速度でのみサイレンが鳴るように細工したプロペラ式の速度計を拵えた。本来のピトー管を使用した精度の高い速度計を作る猶予などなく、かなり妥協した末の工作である。
風圧に晒されるプロペラは正しく機能し、安定して運動エネルギーを音へと変換していく。ククリは耳でそれを確認、速度を微細調節しつつブージの制御を保ったままにほぼ垂直に落ちていく。
「『 』―――ッ」
空に、形容し難い音が轟いた。
心臓を凍らせるような音。悪魔の咆哮を連想させるそれは、遮蔽物のない空において予想以上に広く轟く。
人を生理的に不安にさせるような死のサイレン。イリスと愉快な仲間達以外は音の正体を理解出来ず、ただあまりに異質な音に身を竦ませる。
遅まきながら、船上の騎士達がようやく直上から迫る死神に気が付く。
浮き上がるククリの身体。急降下の飛行特性は弾道飛行に近く、制御は当然困難となる。
しかし手綱に余計な力を加えるわけにはいかない。ククリは太腿でカノンチェイルの鞍を挟んでしがみつく。
「小さい―――あんなの針じゃないか」
高度1500メートルから見下ろす船は、鉄城の名も虚しく米粒ほどにしか認められない。
魔法の対空砲火が空を駆け昇る。敵も流石に上空警戒はしていたので、弾幕は相応に分厚い。
重力を逆走し降り昇る雨、だが当てずっぽうだ。緻密な計算もなく感だけで放たれる魔法は、空の一点でしかないブージに着弾することはほぼありえない。
この世界における対空砲火など、その程度のものだった。近年では魔電演算機による補正が行われた工学輪唱銃も製造されているが、生憎拠点防衛用であって不動の鉄城には載せられていない。
「高度500メートル、行って!」
高度計と連動した投下装置が、巨大な気化爆弾を宙に放り出す。
急降下爆撃の投下タイミングは、訓練されたパイロットでも難しい。そこで安全装置を兼ねて、指定の高度で自動投下する装置が搭載されることがあった。今回もそれに倣ったのだ。
爆弾を捨てて身軽になったブージは、パラシュートも切り離しそのまま離脱を試みる。速度を殺さず、海を這うように低空で逃げるのだ。
アキレウスの牽引がないので、いつまでも飛行は出来ない。無事生還するにはアキレウスと再び連結して地面のある場所まで戻る必要がある。
「さて、いつまで飛んでいられるかな。早く来てよ、イリス」
イリスは現在、哨戒飛行をしていた竜騎士を鎧袖一触と言わんばかりに次々と落としている。しかし推進力のないブージはそう長くは飛んではいられない。
ククリはブージの翼を小さく畳ませ、出来る限り低く飛ぶことにした。
「ちょ、低いですわ! 海に落ちますわ!」
「すれすれを飛ぶと浮力が大きくなるんだ。浮力が大きくなった分、翼を小さくして空気抵抗を減らせる。こうした方が結果的には長く飛べるんだよ」
これはイリスが指示したことではなかった。ククリが経験的に識っていたことだ。
ドラゴンを操ることに限れば正規の竜騎士にも決して劣らない。その言葉に、何ら嘘はなかった。
その時、彼女達の背後に巨大な爆炎が昇る。
空まで突き抜けるほどのキノコ雲。日本人ならば背筋を凍らせるであろう景色は、実は特定の爆弾に限った現象ではない。
初歩的な黒色火薬でも、高性能爆薬であっても。そして気化爆弾であっても、ある程度以上の熱量であればキノコ雲は発生するのだ。
僅かに時間を遡り、投下された爆弾の行方について記そう。
さて、イリスがアキレウスに騎乗し、ククリとアスカがブージにタンデム乗りしている。ならば、残るソフィーはどこにいるのか?
彼女の所在―――それは、気化爆弾の上であった。
落下する燃料気化爆弾、その表面に抱き付く体勢で照準器を覗くソフィー。爆弾自体に安定翼が設けられていることもあり、さながら超小型の飛行機に搭乗している様子である。
命中率が高いとされる急降下からの投下……急降下爆撃だが、それでも一発勝負の賭けに出られるほど確実に当たるというものではない。
なのでイリスは、最終誘導装置としてソフィーを爆弾と共に落下させることを提案した。
そう説明するとかなり物騒に聞こえるであろう。あたかも敗戦間際に戦闘機を敵艦へ体当たりさせる戦術を彷彿させ、嫌悪感を抱く者もいるかもしれない。
しかし、実は人間を爆弾と共に落としてギリギリまで制御し続けようという発想は世界各国で研究されていたものなのだ。……実用化してしまったのは一部の国のみであるが。
イリスが参考にしたのは、日本軍のそれではなくアメリカにて提案された有人滑空爆弾という兵器である。人権を本末転倒なまでに重視するアメリカらしく、パラシュートと救命ボートを搭載することで脱出、戦闘終了後に味方に回収される前提の一応は生存可能な兵器であった。
「うお、ぉぉぉぉぉぉおおおぉぉおぉぉぅ?」
間の抜けた声を漏らしつつ爆弾を制御するソフィー。安定翼による空力制御ではなく、乗り慣れた箒に生じる力場で進路を補正している為、一発勝負でもなんとか直撃コースに乗せられる。
とはいえ慣れない行為には違いない。爆弾はクルクルと周りフラフラと左右しつつ、なんとか船へと吸い込まれていく。
瞬間、ソフィーの背から小さなパラシュートが飛び出し彼女を空へと放り上げた。投下の時点でスタートしたタイマーによって、安全高度で爆弾とソフィーを切り離したのだ。
スポーンと宙に舞うソフィー。船のど真ん中、甲板に直撃する爆弾。
それを見つめ、慌てて風魔法にて周囲に真空の膜を形成する。
勝負は、コンマ1秒にも満たない時間で決着した。
急降下爆撃は制御を失わない速度で爆弾を落とす為、貫通力に乏しいとされる。だがそれでも戦艦の前身となった軍艦、装甲艦レベルの装甲しか持たない不動の鉄城を穿つには充分であった。
甲板に接触した瞬間から固形燃料を空中に散布。固体の状態で注入されていた燃料は一気に気化し、船内の空気すべてを爆薬に変換する。
そして0,05秒に設定された遅延信管が落ちる。
空間を圧迫する衝撃波。揮発し蒸気雲となった燃料は刹那に船内を満たし、内側より燃やし尽くす。
高熱と衝撃波が伝播し、騎士達は苦しむ間もなく即死する。気化爆弾にほど近い者は衝撃で内蔵を撒き散らし、遠い場所にいた者も急激な酸素濃度の低下と一酸化炭素の充満で数秒後に意識を喪失。ほどなく、窒息死した。
ABC兵器対策など当然考慮されていない船体。物理的防御を目的とした装甲こそそれなりに備えていたが、通気口は艦内中に通っていた。
燃料気化爆弾にとって、それは無防備であることと同意であった。空気そのものが爆薬として機能する為、鉄の箱に入っていようが空気穴の一つでも空いていればダメージは到達する。
船内のみに飽き足らず、空間を走る死の炎は艦上までも侵す。ソフィーは風魔法によって周囲360度の空気を真空化することによって、近距離の起爆を凌いだ。
原理を理解していれば、決して防げない兵器ではない。それが燃料気化爆弾なのだ。




