Chapter ⅩⅡ 悪夢の始まり
「さいとーくん、今日雪永さん休みなのかなぁ?」
一時間目が終わると、悟が声をかけてきた。
「みたいだな……。昨日秋葉原行って疲れたんだろ」
「そういえば、ずっと具合悪そうだったよねえ」
たしかに下水のにおいで吐き気がするとか言っていた。いちおうメールを送っておくか。
べ、別に俺が心配なわけじゃない。紙山の影響だ。うん。
結局放課後もメールは返ってこなかったので、歴研をパスして早めに帰る。下の店に店長も副店長もいない。雪花が風邪だから看病してるんだろうか。
四階まで上がり、家の玄関に荷物だけ投げ置いて真向かいのドアのインターホンを押した。
「……はい」
「副店長ですか? 俺です。彩戸です」
「あ、硅一くん? ちょっと待ってて」
いつもの落ち着いた感じとは違い、あわてた声だった。ドアが開く。
「わっ……店長」
ドアからはてっきり副店長が出るものと思ってたので驚いた。あんなことを知ってしまった後では、なんだか店長が別人のように見える。
「硅一くん。……さ、入って」
それにしても、雪永家に入るのはひさしぶりだ。高校に入ってからはニ度目か三度目くらいな気がする。
「雪花、風邪でも引いたんですか?」
「いや……。風邪じゃないみたいなんだけど……」
「……ねえ、会ってもらったら?」
副店長が心配そうに店長に聞く。
「えっ? でも……」
「……お願い」
店長に言ったのか俺に言ったのかわからないが……。どうしたんだ、いったい。
「……そうだね」
うなずくと、店長は雪花の部屋をノックし、中で何か話してから出てきた。
……ということは、別に死んでるわけじゃないよな。まさか。
「硅一くん、いいよ」
「わ、わかりました」
変な雰囲気。雪花の部屋なんて何年ぶりだろう。そっとノブを押す。
勉強机に座っている雪花の後ろ姿が見えた。
「……雪花?」
返事はない。すっと伸びた背に沿った髪。毛束が少しだけ揺れて横顔が現れる。血色は悪くなさそうだ。
「なんだ、元気そうじゃないか。なんで休んだんだ?」
雪花は回転椅子でこちらを向いた。が、それだけだった。目はうつむいたまま。
「……昨日は寒かったからな。具合が悪かったら仕方ないが、メールくらいちゃんと返せよ」
なにか様子がおかしい。自然と雪花へ歩み寄る。
「おい、雪……」
ガタッ。
「え……」
あからさまな拒絶反応。うろたえた様子で雪花は椅子に座りなおす。
「ご……。ごめんなさい……」
ごめんなさい? 雪花が俺に向かって?
「……お前、なんか変だぞ。どうかしたのか?」
垂れた前髪を指先でよけ、雪花は目線を上げる。
「ごめんなさい……。あなたのことも……思い出せないです」
「は? ……え?」
「……覚えてないんです。……すみません」
「お、おい、なに馬鹿なこと言ってんだよ。そんなわけ……」
息を呑んだ。雪花のおびえた瞳。
……これ、嘘じゃない。幼なじみなんだ。嘘だったら俺にはわかる。けどまだ信じられない。
「う……うそだろ。軽い冗談だろ? なあ」
首を振る雪花。左右に波打つ黒髪。
「本当に……俺がわからないのか?」
「……はい」
なんだその返事は。ソフィアじゃないんだぞ。その顔もやめろ。なんでそんなさびしげな目をしてるんだ。本当のお前はいつももっと機嫌が悪そうで、目つきがきつくて、すぐ人を殴って、冷めたことばっかり言って、非現実的なことは全部否定するようなやつじゃないか。
「そんな……! そんなことが現実にあるわけないだろっ……!」
すすり泣きの声。ドアの向こうで副店長が泣いてる。あの時と同じ。副店長のお兄さん……雪花の実の親が亡くなった時と。
そうだ。これは夢だ。目を醒ましたらきっと俺はベッドで寝ているんだ……。頬をつねるまでもない。どう考えても現実。
「なんでだよ……。なんでなんだよ!」
また雪花をびくっとさせてしまった。……ショックだ。雪花に怖がられるなんて。店長がそっと入ってきた。
「……ごめんよ、硅一くん。僕たちにも何がなんだか、パニックなんだ……。原因はわからなくて、朝、目を覚ましたら……こういうことで……。あとで、病院には行ってみようと思うんだけど……」
痛ましい店長の姿。こんな店長……見たくない。なんで? どうして? どうやったらそんなことになる?
「はっ!? まさかメモリアフォリスで……!?」
机に置かれた雪花の携帯。受信ボックスを開く。
from: 彩戸硅一
〈 no title 〉
2016 2/29 Mon
誕生日おめでとう。
〈 添付ファイル有 〉
俺からのメール? こんなメール送った覚えないぞ。添付ファイルっていったい……。
「あ……!」
ピー。
あの音。カラフルな動画。
……メモリアフォリスだ。体の力が抜けていく。携帯を落としそうになった。
雪花……このバカ野郎! 二度も同じ手にひっかかりやがって……!
「あいつだ……あいつの仕業だ……! あいつしかいない……!」
もう他に何も考えられなかった。みんなにろくな挨拶もせずに雪永家を飛び出す。本当は一刻も早くここから逃げ出したかったからかもしれない。自分でもわからない。
でもわかってることもある。紙山がやったんだ。あいつに復讐されたんだ!
やつが犯人に間違いない理由は二つ。メモリアフォリスが使えること。もう一つは雪花の本当の誕生日を知っていること。雪花はネムアルなどのプロフィールでは三月一日ということにしていると言っていたが、本当の誕生日は今日、二月二十九日。それは雪花とある程度付き合いがなければ知りえない。だが雪花の記憶を盗んだ紙山なら知ってて当然だ。
紙山のアパートはどこだったか……。一晩寝たせいか、もう昨日ほど紙山の記憶がはっきりしていない。うっすらと残っている記憶の糸をたぐりよせながら自転車を飛ばしていくと、あっさりと着いてしまった。
多摩川沿いにある小奇麗なアパート。ネットカフェで働くフリーターだが、早朝から入っているので稼ぎは悪くない。今日は月曜日で客が少ないからそろそろ帰る時間のはず。
……不思議だ。本当なら知っているはずのない記憶。……この記憶が憎い。消し去れるものなら消し去りたい……!
部屋を張り込む間に小腹が空いたが、コンビニへ行く時間も惜しい。この間にメモリアフォリスをもう少し調べてみる。通信料なんかどうだっていい。
おそらく去年の雪花もそうだっただろうが、悟のときも紙山のときも、メモリアフォリスを見せられる直前の記憶はなかった。人の記憶を消す作用がなにかあるはずだ。
……あった。やはりメモリアフォリスには、人を記憶喪失にさせる使い方もあるらしい。
想起封鎖
想起封鎖は脳のプログラムから指令を送り、AMPA受容体のグルタミン酸伝達を化学的に阻害することで、指定した情動レベルのエピソード記憶の想起を封鎖するツールです。封鎖された記憶は消去されるわけではありません。ただし新たに想起されなくなった回路では電位が減衰することになります。
続きもあったが、難しすぎてよくわからなかった。とにかくここだけを見ると、雪花はたぶん、この“想起封鎖”の状態にある。なら、思い出すことだけが封じられていて、まるっきり記憶を消去されたわけじゃない。もともとの記憶自体は残っている。
あとは、“指定した情動レベルのエピソード記憶”というのがどんな記憶かだが……。エピソード記憶についてネットで調べると、人間の記憶の仕組みを説明しているサイトに行き当たった。
記憶には大きく分けて三つの種類があるという。
一つは“手続き記憶”。歩いたり話したり、普段無意識に行なっている動作の記憶だ。さっきも普通にできていたし、これは問題ないだろう。
次に“意味記憶”。物に名前のラベルを貼るように、あるものとあるものの関係を結びつける記憶。言葉の意味をわかってたし、これも影響はない。
“エピソード記憶”というのは、感情を伴う記憶。つまり、“思い出”のことだ。たしかに雪花は俺や店長たちを思い出せなかった。それは俺たちの情報が、雪花の記憶の中で感情と関連付けられているからだろう。
ドアや窓をロックする絶対法則の持ち主が、記憶に鍵をかけられるとは皮肉だな……。
大丈夫だ。安心しろ。きっとすぐなんとかなるさ。元通りにする方法を知るためにも、紙山を問いたださなくては。そうじゃなくてもやつには恨みがある。ただではすませない。
暗くなってだいぶたったころ、紙山が帰ってきた。もはや見ただけでわかる。逃げられないよう、スーパーの袋を片手に鍵を開け部屋に入ったのを見計らい、インターホンを鳴らす。
ピンポーン。
……出ない。
ピンポーン。
いるのはわかってるんだぞ。
ピンポーン。
ドンドン!
ドアを叩いてやるとようやく出てきた。ただしインターホンで。
「はい」
「紙山……お前はそうやって……! 自分の姿も見せずに……なんでも済ませるつもりなのかよっ!」
「え? な、なんですか!?」
紙山の狼狽した声。
「俺は、“∞騎士@@@@”だ……!」
「ああああ……? あっ!」
「思い出したか……雪花の記憶を返せ!」
「え……あの……」
「昨日、お前が雪花にメモリアフォリスを送って記憶を封鎖したのはわかってるんだ! 元に戻せ……元に戻せよっ!」
「す、すいません……! も、もうしません」
「ふざけるなっ!」
ドン! 思わずドアを蹴る。
「すいません……! ア、アカウント盗んじゃってすいませんでした!」
「そんなのはもういい! 想起封鎖を解除しろ! 今すぐにだっ!」
「そ、想起……封鎖?」
「とぼけるなよ……!」
「す、すいません、知らないんです、本当に」
「しらばっくれるな! 隠したって無駄だ……! お前の記憶をもう一度コピーして、再生してみれば全部わかるんだからな!」
「す、すいません……」
「すいませんじゃ……!」
怒りが頂点に達しそうになった時、不意に雪花の言葉がよみがえった。
“復讐として同じことをしたら、彩戸くんだって同罪だよ”。
「くっ……!?」
雪花……。くやしいが、お前の言うとおりかもしれない……。でも、じゃあどうすれば……!?
「い、今までのこと謝ります! 昨日書かれたとおりにします! もうメモリアフォリス勝手に使ったりしませんから……!」
「当たり前だ! だから……」
「……だ、だから許してください、ネームイーターさん!」
「ネームイーター……? 俺が……? 俺がネームイーターだって……!?」
「えっ? ……は、はい」
「ち、違う……!」
違う! 違うんだよ! 俺は……ネームイーターなんかじゃない……!
「……くっそおおおおお!」
俺は……!
俺は……っ!
→
「さいとーくん、大丈夫? ……もしかしてまた昨日寝てないの?」
「ああ……」
昨晩から一睡もしてない。眠れないし何も考えられないのでまた徹夜でゲームをしていた。
「今日はまるで葉木谷さんみたいだねえ」
くすくす笑う悟。あいかわらず熟睡のソフィア。
「……俺は寝てたわけじゃないぞ」
午前中いっぱい、ただ机に倒れてただけだ。授業を聞く気になんてなれない。
「もしかして、雪永さんの風邪がうつっちゃったのかなぁ。そういえば八川先生も昨日から熱だって。流行ってるんだねえ……」
どうする? ……悟にも話すか? 店長と副店長はあまり公にしてないようだが、これ以上秘密を抱えていられそうにない。
「あのな、雪永は今……」
「やっぱり、だいぶ具合悪いの?」
「いや……よく聞け。驚くなよ……。あいつは今……記憶喪失なんだ」
「へえ! そうなの!? それは大変だねえ……」
「おい! こっちが真剣に……!」
あ。
……バカか俺は。なに勘違いしてんだ。相手は悟だ。悟がふざけてるわけなんてないのに。
「……悪い」
悟は毎回俺の勢い話を信じて乗ってくれてる……。いつも他人の真剣な話を茶化してるのは、俺の方じゃないか……。
授業後、歴研の部室でこれまでのいきさつを説明する。いちおう仲間だしソフィアにも同席してもらった。
「……紙山はしらばっくれてるだけだろう。だから、紙山の記憶をもう一度奪い直さなきゃいけない。また心の扉を開かせるためには、あのままじゃ都合が悪いと思って帰ってきたんだが……」
悟は首をかしげる。
「うーん……。そうかなぁ。今の話だと、ちょっと紙山さん犯行説は難しい気がするんだ」
「え……。どうしてだ?」
「だって、まず、親しい人を装ってメールを送るっていう、前と同じ手口を使ったのが変だと思うよ。それに、紙山さんは“個人情報を握ったから抵抗は無駄だぞ”ってさいとーくんに脅されたんだよねえ。そんな相手に復讐するっていうのは、ちょっとリスクが大きいんじゃないかなぁ。あと、さいとーくんが書いた記事の内容からして、雪永さん以外の人にも犯行がばれちゃったのかもしれないのに、雪永さんの記憶だけ消しても……って思わない?」
「た……たしかに。そのとおりだな」
冴え渡る悟の推理。さすが……頼りになるやつ。こんな時雪花だったら、勢いだけのけいちゃんとは大違いね、とか言うんだろうな。
「……ちょっと俺、疲れてるみたいだ。思考力が鈍ってる」
引き出しを開け、しまってあったアーモンドチョコをほおばった。窓の方に行って、酸素を取り入れるため深呼吸する。……沈丁花の香り。
つい一週間くらい前、雪花が同じことをしてたっけ。
あの時は、今がこんなことになるなんて思いもしなかったよ……。
「でも紙山以外に誰が……? メモリアフォリスを使えるなんて他に……。はっ!?」
「……うん。本物のネームイーターさん、とか」
「まさか……! ネームイーターが狙うのは、国家機密ばりの情報だろ!?」
雪花が、自分の記憶は同じくらい大事だとか言っていたが……。本当にそのとおりになったっていうのか?
「……例えば、もし万が一だけど、雪永さんがネームイーターさんにとって都合の悪いことを知っちゃってたとしたら……」
「……そうか。もういい、わかった悟。サンキュ……」
それ以上は聴きたくなかった。犯人が紙山である可能性は限りなく低い。ということは、手がかりが一つもなくなってしまったということだ。これじゃ、夢も希望もない……。
「ねえ、さいとーくん。その……メモリア法律っていうのをもうちょっと調べてみようよ」
「“フォリス”な……。たしかに、記憶を復活させるだけが目的なら、犯人までわからなくてもいいってことか。想起封鎖についてもっとわかれば、方法がわかるかもしれない。でも大丈夫か? お前、歴史以外と機械は苦手なんだろ」
「うーん……。こんなときだから、頑張ってみるよ」
「……よし、やってみるか!」
少しだけ勇気が戻ってきた。パソコンで例のページを開くと、ソフィアも隣に座ってくれた。
こいつ、何も言わなくても手伝ってくれるようになったのか……。二人とも、心強い仲間だ。
封鎖を解除することはシナプスの性質上不可能ですが、メモリアフォリスによってバックアップされたデータ記憶を与えLTPを増強するならば擬似的に可能です。しかし、一定の間封鎖されていた記憶に再び情動が伴うかどうかには個人差が生じます。
「うーん……。ごめん。やっぱりお手上げだよ~……」
悟は脳をフル回転させていたが、やがてショートしてしまったらしい。それでも、一緒に考える時間があったおかげでなんとなく理解できた。
「要するに、ファイルを開けなくするロックが想起封鎖で、ロック自体を解除することは不可能だが、もう一度、同じファイルのバックアップで上書きすれば、結果的にファイルが開けるようになるってことなんじゃないか」
「その後のはどういう意味なの?」
「“一定の間封鎖されていた記憶に再び情動が伴うかどうかには個人差が生じます” か……。何なんだろうな……」
また行き詰ってしまった。ふと、ソフィアの青い瞳と目が合う。
すでに知っていることに関してならソフィアの右に出るものはいないが、知らないものに対しては俺たちよりも分が悪い傾向にある。……死人の手も借りたい、といったところか。
「……ソフィア、何かわかったか?」
「……はい。少しだけ」
「ほ、本当か!?」
あまり意外に思いすぎるのも悪いがそれどころではない。勢いあまってみつあみを引っ張って揺すりそうになったところをぐっとこらえた。
「……情動とは、感情のことです……。感情の伴わない記憶は、ただの知識にすぎません……。わたくしには感情がないため、それが理解できるのです……」
「なるほど……」
「へえ。そういうことかぁ……」
たしかに俺は紙山の記憶を想起したが、紙山の記憶はただの情報としてとらえている。それは情動、つまり感情が伴っていないからというわけだ。
「……じゃあ、“一定の間封鎖されていた記憶に再び情動が伴うかどうか”っていうのは……? もしかして、想起封鎖された時間が長すぎると、記憶が戻っても、それが自分の記憶だと感じられないってことじゃないのか!? 冗談じゃない! そんなのもう別人だろ……! それじゃ記憶を戻しても意味ないぞ!」
「どれくらい封鎖されちゃうといけないのかなぁ」
「そうだ……。人間って、どのくらいで自分の記憶を忘れてしまうんだ……? チキ! エッグルだ!」
検索。
〈人間 忘却〉。
すると、小難しそうなサイトにグラフが出てきた。
“エビングハウスの忘却曲線”というらしく、まさに人間が忘却する度合いを曲線で表している。
「……に、二十分で四十二パーセント!? 一日では……な、七十四パーセント……」
頭をハンマーで殴られた気分。
……もし、一日経った今、雪花が思い出せなくなった記憶のうち、七十四パーセントが消えてしまっていたら……?
百歩譲って、仮になんとかして雪花へ百パーセントの記憶を戻せたとしよう。
でも、そのうち七十四パーセントに何の感情も伴わなかったら……?
「……致命的な数字だな」
「で、でもさいとーくん、まだそうと決まったわけじゃないよ」
「ああ……。わかってる」
不安になる。……でも、きっと大丈夫な気がする。
雪花はいつも日記を書いていたんだ。毎日毎日、単調な毎日を飽きもせず。あいつは“今”のことを本当に大切にしていた。もし想起封鎖されたのが俺だったら、すぐに自分自身を忘れてしまったに違いない。だけど、雪花ならきっと……。
「時間はあまりなさそうだな……。よし、今から雪花の家へ行く! 雪花の心を開けば、まだ残っている記憶を抽出できるかもしれない!」
封鎖された記憶が日常生活に支障ないのが救いだ。まだ付け入る隙はある。
「……でも、いま記憶を思い出せないのに、また記憶を取り出せるのかなぁ」
想起封鎖中の記憶抽出については……。残念ながら何も書いてなかった。
「わからない……。でもやってみるしかない! 雪花のために、今できることをするしかないんだよ!」




