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第8話:遊園地へ行っちゃおー!前編

ゴールデンウィーク最終日。

俺と千夏と翔太と瑠奈で遊園地に来ていた。夕陽丘町からかなり離れた場所にあるので、電車に乗ってここまでやって来た。

遊園地の名はTDDL(とんでもなく だめ だめ ランド)という、遊園地につけては絶対にダメだろうと思われる名前である。

しかし、名前とは裏腹に客入りは上々で日本一人気の遊園地として家族やカップルには人気のスポットだ。

なぜ、俺達4人がこのTDDLにいるかというと……






―――前日


まったりと漫画を読んでいた夜に電話が掛かってきた。


「晃〜。都築君から電話よ〜」


一階から母さんの呼び出しをくらった。漫画がいい所だったのだが、渋々、一階へ降りってった。


「こんな夜に翔太の奴、何の用だろう?」


電話の受話器を取ると、


「もしもし、夜分遅くに申し訳ありません。晃」


丁寧に謝って来た。

っていうか、親友に対して丁寧すぎるぞ。翔太……。

まあ、今更なんだけどな。


「いやいや、気にするな。それで、どうかしたか?」


「ええ、先日、親戚の叔母からTDDLの1日フリーパス券を4枚頂いたので、

お誘いしに電話しました」


「えっ!? マジで!? TDDLって日本で一番人気の遊園地じゃん! そこのフリーパスを4枚くれるなんて気前のいい親戚さんだな〜。それで、俺と翔太で2枚だから……残りの2枚は?」


「あっ、それは日和さんと宇佐美さんをお誘いしようと思っているのですがどうです?」


「おお、いいんじゃない?」


「そうですか。では、僕は日和さんをお誘いするので晃は宇佐美さんをお誘いしといてください。僕は宇佐美さんの連絡先を知りませんので」


「オッケ〜。わかった。集合場所と時間は?」


「じゃあ、朝の9時に駅前に集合で」


「了解。じゃあ、また明日な」


「はい。では、また明日に。おやすみなさい」






―――こういう出来事があったからである。






現在、俺達は遊園地の入り口でどうやってまわろうか相談中である。


「私はこの絶叫エリアという所に行ってみたい」


「そうですね。僕もそのエリアがいいです」


瑠奈と翔太が絶叫エリアに行きたいと言っている。

しかし、俺と千夏は……


「ダメ、ダメ〜〜。メルヘンエリアが絶対にいいに決まってるよ〜」


「違う、違う! ここはやっぱ恐怖エリアで涼しくなろーぜー!」


と、俺達は違うエリアに行きたいと思っている。

俺達が言っている、エリアとは……


この遊園地は絶叫エリア・メルヘンエリア・恐怖エリアの3つのエリアに分かれて構成されている。絶叫エリアはジェットコースターやフリーホールなどの絶叫マシンがある。メルヘンエリアはメリーゴーランドや観覧車などのアトラクションがある。恐怖のエリアはお化け屋敷や迷路などのアトラクションがある。


あーだ、こーだと20分近くみんなで議論していると翔太が意見を出した。


「こんな事ばっかり話していても一向に行き先エリアが決まりませんのでジャンケンをして行き先エリアを決めましょう」


「そうだな。それなら公平だな」


「うん。勝ってメルヘンエリアに行くよ〜」


「おっしゃー! ゼッテー勝つぜー!」


みんなが意気込み自分の利き腕を出す。翔太と瑠奈は行き先エリアは同じだから瑠奈が代表してジャンケンをする。


「「「ジャーンケーン……」」」


「「「ポン!!!」」」




こうして行き先エリアが決まった。


更新が何ヶ月も遅れて申し訳ありませんでした。

これからはしっかりしていきたいです。

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