あ、袋いりませんか?でしたら2円引かさせていただきます。はい。
あ、袋いりませんか?でしたら2円引かさせていただきます。はい。
1:金髪少女
なんだろうな、
なんか自分の好きな人がほんとに好きなのか分からなくなってきた、
あなたはありませんか
元気があってかわいいなぁと思っていた人
あ、なんか自分恋してんじゃね
と、まで感じた人。
そんな人が、夏休みが終わり2学期になって、
みんなが
「みんなどこ行ってたー。」
「意外にこの年でも流れるプールって楽しく感じるね。」
「お前は○○と遊園地デートだろ。」
「ひゅーひゅー」
なんて言っていたら、
先生が前の引き戸をガラガラっと引いて、
「はーーーーい、着席。」
という声でみんなが座り。
ああ、楽しかった夏休み
彼女と花火大会に行った夏休み
上の者を妬みに妬んだ夏休み
Twitterで友達を2000人まで増やした夏休み
そんなそれぞれの夏休みがもうすぐ完全に終わろうとしてるんだなあ。
と、その時
一人遅れてガラガラーっという引き戸の音。
そして何もなかったかのように
静寂が響く教室。
すたすたと歩く音。
「え、嫌マジで何こっち見てんのー。まじ受けるんですけど」
ひゃーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
一人夏休み気分の奴(?)がおるやんけーーーーーーーーーー
そこに一人浮いた存在であるその|金髪少女は、
KYなる空気を醸し出しまくっていた。「マジ暑いんだけど、エアコンつけろや」
始業式が終わり、男子内での緊急会議が始まる。
「ぱねえぞ、あいつたぶん処女脱出した。」
「ああ、近寄りがてえ。」
また、
「あいつと仲良くなったら英雄だよな。」
「もしかしてヤらしてくれたりしてな!!」
という意見も。
しかし、一学期までのあの黒髪の、清楚だけど元気で、時々自分をからかう、やたら男子と喋るし、分け隔てなく夢を与えたあの子のは何処へ?
あんな単なるどす黒野郎と一発かましても何の快感もねえよくそくそくそくそ長期休暇のくそ糞久祖苦疎区曾I don't want to watch new her!
自分も毎年似たような経験をします。
自分はフリーターとしてね、
コンビニエンスストアで。
こうして働いてるわけですよ。
青と白のストライプの服着てね。
ローマ字読みすると「らうそん」っていう店でね。
するとお昼時になると、近くの学校の子とか、
近くの会社員、もしくはOLとかがやってる来るわけです。(可愛い子が来るとその人とのデートの計画を立てるのが自分の趣味だったりするわけですよ。)
するとね、
今までかわいいなと思ってた、
常連の女の子が、
夏休み明けると、部活頑張った証があったりするんですよ、100個ぐらい。
なんかね、あのときの「ああ、がんばったんだな。プレイ中(部活をね)のあなたを見てみたい」という精神と、「あ、なんか、悲しい」という思いが交錯したこの感じ。
毎年経験するんですよ。
あと金髪少女の件も。
明るい子はどっちかに偏るんだよ
前者には皮フ科、後者には精神科医をお勧めしたいですね。
あ、つまり自分は何が言いたいかっていうと、
もし、周りにすごい元気で明るくて、太陽のような子がいて、その人が好きなのかもしれない。という人、とりあえず半年待て。