第十二幕 ―暴発―
……そろそろ、サブタイトル考えるのがきつくなってきました(汗)
ネタがない……
ナイフの襲撃が止んだと同時に、ルナの防御魔法も限界を超え、消えた。
「ふぅ~やっと終わったか」
やれやれとコウハが気を抜くと、トーヤが首を横に振った。
「セフィルさんがこれくらいで終わらせるはず無いよ。 何か仕掛けがあるはず。」
「仕掛けって……」
あるわけないだろう
そう続くはずだった言葉はそこで途切れた。
コウハが動いた瞬間、何かが彼の肌に触れたのだ。
「糸?」
「ちがう、ワイヤーかな?」
ルナが周りを見渡すと、日の光に反射して、うっすらと大量に張り巡らされたワイヤーが見えた。
そこではたと気付く。
「さっきのナイフは、このワイヤーを張り巡らせるための……」
「ご名答だ。」
「!!!」
突如頭上から声が聞こえ三人は上を見る。
するとそこにはワイヤーの一本の上に立つセフィルの姿が見えた。
「これでお前達は逃げられない。 僕の勝ちだ。」
「セフィル! 汚いぞ!」
コウハが抗議するがセフィルは何処吹く風とばかりに聞き流す。
「これで止めだ。 ……暗雲たち込めし 闇の我が身の力となりて その闇の雲の力を我に示せ。」
特殊な呼吸法と言葉によってつむがれる言霊。
止める間もなく、最後の単語がつむがれるとおもった瞬間。
「う、くぁ……!! 何故? 力がコントロールでき……逃げろ!」
瞬時にセフィルは左手で魔術の印を結び、風の魔法真空派でワイヤーを切った。
「え!?」
自分達を囲んでいたワイヤーが無くなり安堵したのもつかの間。
なぜかセフィルが苦しんでいる。
「セフィルさん?」
トーヤは額に脂汗をかき、苦虫を噛み潰したように顔をゆがめるセフィルを見た
「お前達、早く逃げろ!」
どうやら、間もなく発動しそうな力を抑えているらしい。
状況を察知した三人はあわててセフィルから距離をとる。
(間に合わない!)
危険を察知し、セフィルは防御魔法の印を結び、それで、トーヤ達を守る
ある程度、距離があき、セフィルが安心した瞬間
ドーーン
魔法が爆発した
その日の夜
「セフィルさんは!?」
医務室からでてきた医者にトーヤが詰め寄った
「安心なさい。命に別状はなかった。3日安静にしていればすぐになおるよ」
そのことを知るとトーヤの身体から一気に疲れがぬけた
「良かったよ〜」
「一応、あんな外見だが、ラメドの一員だ」
トーヤを慰め、そういった瞬間
ガンっ
フィアの頭上にタライがおちてきた
「……これはセフィルの空間転送術だな。あいつは殊更に自分の容姿を気にしているからな。怒らせたんだろう。」
レントはあきれたように呟く。
「この調子なら大丈夫だろう」
レントはそう続けると、先に帰った
「トーヤも、もう戻るといい」
「……はい」