世界の定義/世界の性質
あくまでプロトタイプ・システムズの中では、というお話です。
世界とは、1つの宇宙のことを指す。決して1惑星のことを指すことはない。
基本、世界は無限に等しい数、連なっている。例えば、aという人物が、bという行動をとった。或いはcという行動をとった。これだけで世界は2つに分岐するのだ。しかし、世界に存在するのは、aという人物だけではない。そして、分岐したあとも、更に分岐する。このようにして、世界は連なっていく。
しかし、その分岐を収束させる、分岐させないという法則もまた、存在する。
それが運命神が司る"運命"である。
仮に1つの世界の連なりを"世界群"、同じ世界から分岐した世界を"枝世界"、枝世界の分岐元の世界を"軸世界"とする。
では、実験してみよう。
軸世界に"Aという結末に辿り着く"という運命を付与すると、そこから分岐するどの枝世界も、必ずAという結末に辿り着くのだ。これは運命を付与する運命神の力が強いほど自由が利く。
複雑な運命ではあるが、"物理法則"という運命が働いているのが地球のある世界、といえば、分かりやすいかもしれない。
もっとも、物理法則は更に大きな括りに付与された運命なのだが。
そして、"Aという結末に辿り着く"を"Nという事象を経てAという結末に辿り着く"とすれば、分岐をある程度阻止できるのだ。
尚、"世界群を形成しない"、つまり、連なっていない世界として、魔界や天界などが挙げられる。




