第13話:核のバグ
判っていて、地震を招いた。
だけど、それが何処でどの規模で起こるのかは、実のところ、予想していない。マグニチュード9としたのも、規模は違えど地震を確実に起こすことを狙った、他人のチカラを頼ったに過ぎない。
ただ、世界の20%の地震が起こる日本にて、地震の予想ほど容易なものも、中々無い。
それは、要石が動かされた事にも由来するかも知れない。
既に、クズにまで堕ちて居る人間のする事だ、今さらと云う話だろう。
悪役を任せられたのならば、するべきことは悪事だろう?それも、犯罪にならない範囲内で。
犯罪より悪いかも知れない。だが、似たようなことをして金儲けをした者も居るのだ。
金儲けを企んでいないとは言わない。だが、今のところ、時給300円が精々だ。
もう、我慢なんかしていられない。何しろ、成功の目が無い事が明らかになったからだ。
或いは、地震を招くのも失敗したかも知れない。だが、国土の性質上、遠くない未来に起こるだろう。
そして、それの責任問題を押し付けようと云う算段だろうが、未だにスパムメールと云うイジメが止む気配は無い。
イジメたら、反撃ぐらい覚悟しろよ。大多数の善人も巻き込むだろうが、悪役を押し付けて来ることに責任を取れないのだったら、泣き寝入りでもしていろ。
と云う訳で、地底国は今、地震の予防の鎮守の舞いで天手古舞だ。
追加の『火巫女』の派遣も求められたが、訓練の済んでいない新人を送る訳にもいかず、結果、指導者側の『火巫女』が送られる。
従って、新人の育成が遅れる。
悪循環だ。
好循環に変われば良いのだろうが、生憎、『悪役』を任せられている。
まさか、イジメ足りなかったとでも考えるのだろうか?もっとイジメれば、もっと悪くなるだけだと云うのに。
これ以上悪くなりようがない?否、もっと悪い手も思い付いている。ただ、引き返せないから実行に移していないだけだ。
草生えるwwwとか安易に言う者も居るが、wwwは、捉えようによっては『World Wide War』の頭文字だ。
恐らくは、野望の高い国の首相が多く出揃っているのだろう。完全な老害だ。
それも、大国に多く見られる特徴だ。
要するに、負けない自信があるだけなのだろう。正義は疑わしき美徳だからな!勝てば正義。負ければ悪だ。そんなものが、本当に美徳か?
ああ、得しているから美徳なのか。ならば、何故『強欲』は七つの死に至る大罪なのだ?得すれば得する程、美徳なのに、何故、『強欲』が大罪?
ああ、程度の問題なのか。得し過ぎると、七つの死に至る大罪になって、死を迎えるのか。
この際、『死』とは少なくとも4つの側面がある。生命的・精神的・社会的・経済的な死の4つだ。或いは、探せば9重死もあり得るのかも知れない。
ああ、そうか。既に精神を病んで、精神的に死んでいるのか。だから、狂ったような主張を繰り返している。
□神兵とか予言のように言われているが、死んでも良いなら、そう名乗って死ぬが良かろう。
ああ、そうか。兵だけが神なのか。指揮官は神でなく、魔王なのか。
どの道、死に至る大罪を犯しているのならば、死ななければおかしいだろう。
ああ、だから精神的に死んでいると云う結論に落ち着くのか。──狂ってやがる!
ああ、もう、どうしようもないな。後悔すれど、悪役を辞められる訳でも無し。──否、今現在、そんなにイジメられている訳でも無いぞ?
もしかしたら、『悪役』を辞められるチャンスなのか……?
否、でも、既に『クズ』と云う世間の評価から逃れられる訳でも無し。流れに流されたとは言え、自ら選んで流された結果だ。
神は嘘つきだと訊いた。でも、確かにジャンボジャンボ外れ籤を引いたことは間違いない。
もう、手の打ちようも判らない。だからこそ、悪循環に陥ったのだろうが。
昇華する必要がある。
だが、この章で出来る事は、『火巫女』による鎮守の舞いを踊り続けさせることだけだ。
ならば、『火巫女』に改善の舞いでも踊って貰おうか。
改善……改善……改善か。
難しい。せいぜいが、悪役の善人を目指すぐらいしか案が思い付かない。
いきなり変わろうとしても、無理があるのだろう。
次の章は、『~光の章~』だ。何か、光明が差すだろうか?
その前に、この『~火の章~』を終わらせる必要がある。
ある意味、『火の□日間』は過ぎたのだよな。正に、『~火の章~』を何日間か続けたことに因って。
ただ、この先の未来は白紙だ。多少の先読みは出来るが、『大惨事世界大戦』を避けられる未来は中々見出し難い。
『超知覚能力』も失われてしまった。その先にあったのは、『ただの人』と云う現実だ。
『ただの人』だからと云って、無料では無い。強いて金額を付けるのならば、『七極円』。買える者など居るまい?
身柄の引き渡しには、その金を使い切るだけの猶予期間も欲しい。でなければ、支払って貰う意味が無くなるからだ。
何なら、現火王国王に『火属性の空間破壊呪』を行使して貰っても良いのかも知れない。
それが、果たしてどれだけの結果を導くかは判らないが。
否、恐らく、『八ヵ国世界』が滅んでしまう。それは良くない。
もう、どうしたらいいんだよ!もう判らないのだよ!
ただ戦争に巻き込まれたくない。ただそれだけの願いが、何故こうも遠いのか。
それでも、ユメナ達は舞う。鎮守の舞いを。
有形無形の『呪い』に縛られながら。
何故こうも、呪歌が多いのか。同時に応援歌も多いが。
良いお呪いに力を与える為に悪いお呪いがあると言うが、逆もまた然りでは無いだろうか。
つまり、呪歌に力を与える為に、応援歌がある、と。
最早、何かに成功する可能性も殆ど無いのに、それでも尚、呪い続けると言うのか。
呪いは、掛けた本人に必ず返る。何故ならば、呪いのカタチを作ったのが。、他ならぬ呪った者だからだ。
故に、『人を呪わば穴二つ』と云う。墓穴を掘るならば、自分の墓穴も掘らなければならないのだ。
『コロスナ・ウィルス-ID666』には、荒療治が必要だ。即ち、感染力そのものはより強いが、効果自体はより軽いと云う『コロスナ・ウィルス-ID667』の開発だ。
この際、『コロスナ・ウィルス-ID666』の開発者が『コロスナ・ウィルス-ID667』の開発に該った方が早いだろう。──既に始末されているかも知れないが。或いは、コロスナ風邪に罹って。
或いは、人々がコロスナ風邪に罹らない程に病気に対する抵抗力が上がっていれば、ありとあらゆる病気に罹りづらくなるだろう。
ユメナ達の鎮守の舞いは、一時凌ぎにしかならない。それでも彼女たちは舞う、踊る。
一体、事態をどう収拾を付けたら、平和な世の中は戻って来るのか。
そもそも、一個人の活動で収拾が付けられるなら苦労はしないが、それでも、その活動をしないよりは随分とマシだろう。──マシ?否、マジだ。
意味が通じないかも知れないが、ある意味、マジが正解だ。
道理で、龍神が人神に殺意を持つ筈だ。かつて名乗った名だが、サタンへと堕とされた。恨むなと云う方が無理な話だ。
犯罪で儲けている奴らが、もしも自分は頭が良いと思っているのなら、大間違いだ。犯罪に走っている時点で、既に頭が悪い。故に、必ず捕まるが故に、覚悟しておけ。
真に話し合いたいのならば、変なアドレスなど付けずに、文章で対話を求めよ。人違いで無い限り、真に対話をしたいだけの者ならば、返信しても構わない。
この際、性行為が目的の者は、他を当たれ。此方は、既に涸れている。金が目的の者は、他のキチンとした金持ちに対話を持ち掛けよ。此方は最低限必要なだけの貯金も無い。辛うじて、国民年金の支払いとスマホの維持費、医療費に消えるだけに過ぎぬ。もしも対話に応じたとしても、変なアドレスを貼られたら、その時点でアウトだ。それ以降は応じない。
又、無駄に複雑なアドレスからの対話にも応じない。シンプルに、ありふれた文字や数字の単語で構成されている、一般のスマホのドメイン名で求められた対話のみ、面倒なくらいにしつこいのでも無い限り、相手をする。但し、金品等を求めてきたり、例え何の害も無いアドレスであっても、メール本文にアドレスに誘う表記があった時点で、それ以降は一切応じない。
それとも、こう言わないと判らないか?一切、他人を信じることは無いと。
有名人を装っても、装うだけなら、誰にでもなれる。だから、知らないアドレスは例え親戚のアドレスでも、本人から対面して受け取ったアドレス以外は信じることは無いと。
どうせ、あの曲に乗せられて、強引な取引を迫るだけなのだろう?
ならば、返事は一つ。『クソッたれ!』のみだ。
偶に騙される者がいるから、そうしているのだろう?だが、犯罪に走った時点で、どんな手段を使おうとも、それは頭の悪い発想だ。必ずや、警察はお前らを捕まえる!何故ならば、お前たちは頭が悪いからだ。
ロマンス詐欺?どんな相手だろうと信じないのに、そんな金の要求のされ方をして、此方が応じると思うか?此方は一切応じない。例え、少額を一回限り、その金があれば、命が助かると言われども。大抵の場合、生活保護で何とかなるからだ。
例外と言われようと、例外である証明を此方は信じない。
そもそも、コロナ禍から始まったのが『艱難辛苦の七年』であった場合、今年中に世界が滅ぶ可能性があり、それから助かる手段と言われようが、応じない。信じない。滅ぶのならば、大世界を道連れにしようとも!
先の未来が見えていたとしても、それが悪い結果を齎すのならば、本来はそれを公開すべきでは無いのだ。そもそも、必ずや悪い結果を齎すと思われる事実を、はっきりと見えていれば見えている程、それを公開することはしていない。
地震の予想?見えていて予想した訳では無いし、地震は小出しにして少しずつ何度も繰り返してできるだけ小規模で収めるのでなければ、積もり積もった地盤の歪みは、大地震へと繋がる。故に、小出しになるのであれば、地震の予想は悪い事とは限らない!
そうして、地底国に派遣された『火巫女』は、最大の地震を回避する為に、小規模な地震は見逃して鎮守の舞いを踊っているのだから。
北海道侵攻にしたってそうだ。小国との戦争で痛い目に遭って、必ず勝てるとしても、それに対しての犠牲の予想が多過ぎるのだとしたら、躊躇ってくれるかも知れないと思っている。実際には、『サタン』に対して掛けた『呪い』が余りにも辛かったから、反撃しようと云う魂胆なのだろう。
ならば、クロスカウンターで北方四島ぐらいは取り返す程に苛烈に迎え討とう。何なら、樺太も奪っても構わない。かつて領有していた過去があるから、拡大解釈で『侵略と見做さない』事で、その程度は奪っても構わないだろう。
但し、飽く迄も北海道侵攻が行なわれた際の成り行きだ。北海道侵攻そのものが白紙に撤回されてそれを示唆する発言の撤回も行なわれれば、そんな侵略行為は、日本は憲法で禁じている。
だが、もしも米が力を貸して来るならば、侵攻して来た国の東半分ぐらいは米が奪っても、文句はあるまい?
ならば、核を撃ち込むと。ソコにバグが存在している可能性を無視するなら、バグが原因での爆死と云う運命も覚悟しておくことだ。
日本が核兵器を保有するなど、とんでもない!ソレを実行した場合、核は必ずやバグで暴発し、絶大な被害を被るだろう。
ソレは、既に核兵器を保有している国にも言える。
いつ暴発しても可笑しくない覚悟を決めて保有しておくのだな!
逆に言えば、核兵器を放棄した国には、戦争行為を行なっていない国に限って、ノ□ベル平□賞を受賞する資格が発生すると断言しよう!実際には受賞しなくとも、候補に挙げられて良い筈だ。
八ヵ国世界は、核反応の技術を保有してはいない。ただ、それを上回る規模の魔法が『禁呪』として存在しているのみだ。
決して、核反応の技術を開発することは無いと断言し、それを風神国が禁忌として禁ずることを断言する!
但し、このまま北海道侵攻への道に続くと判断した時点で、『八ヵ国世界の滅び』と、『新宇宙誕生』の『禁呪』の発動が為されると断言しよう!
否、既に『新宇宙誕生』の為の一手は打っている。それが真実になるか否かは、定かでは無い。




