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後半 政治家は“同じ手“を使ってくる

質問者:

 具体的にどんなことをやってこようとしているのでしょうか……。



筆者:

 国民民主党代表の玉木雄一郎衆院議員は4月25日の衆議院憲法審査会にて、『緊急事態条項だと聞こえが悪いから「緊急時における国会機能維持のための改憲」と呼ぶことを提案』と自民党に提案しました。


 緊急事態条項についておさらいしますと、緊急時(定義不明)のときに行政権を拡大し、何でも閣議決定で国民の権利・私権を制限し、国会の任期を実質無限に伸ばすことができるものです。


 これは言わば「緊急時に国民をブレーキの無い車に乗せる」ようなものでして、非常にリスクがあります。

 しかも前半で見たように誠実性に欠ける人たちが強権を得るのですから、いよいよその条項が出来た時は推して知るべしという感じです。



質問者:

 それを、名前をちょっと変えることを提案ってどういうことなんですか……?



筆者:

 本来であれば僕が常々言っているように、各緊急事態に即した個別法の改定や、

 緊急事態条項発動した後の事後審査について話し合うべきだと思うのですが、

 完全に議論して欲しいこととは違う事を述べているわけです。


 僕たちのような人々は「名前」では無く「中身」を懸念しているということを本当に理解していただきたいですし、

 国民側もこの名前だけ変わり身の「忍術」に惑わされてはいけないと思います。


 外国人の「移民」についての前例がある以上周知が足りなければ再び惑わされてしまう可能性があると思っています。

 


質問者:

 ちょっとしか名前が変わっていないようなので惑わされないと信じたいところですけど、コロコロ名前が変わった場合は危ないかもしれませんね……。



◇自民党が政権にしがみつくためには「首相すら身代わりに使う」



筆者:

 今最も懸念とすべきところは岸田氏が退陣するタイミングです。

 基本的には岸田氏が次の総裁選で勝利する可能性が高いと見ていますが、

 自民党内で「政権にしがみつく」ために退陣を迫る動きが広がる可能性があります。



質問者:

 どういうことでしょうか?



筆者:

 元首相には「キーマン」として残り続け影響力を保持することを条件に退陣を迫るのです。恐らくは菅前総理大臣も総裁選不出馬にはそういった「取引き」があったのかもしれませんね。


 岸田増税メガネ氏が首相に就任した際に最短で解散総選挙に踏み切り「ご祝儀」で衆院選挙に勝利しました。


 どんな人間が首相になろうとも50%ぐらいの支持率には就任直後の内閣支持率になるので、そこで解散を打つことで自民党が政権にとどまり続けようとするのです。



質問者:

 なるほど……自民党全体の勝利のために「首相のクビ」すら差し出す可能性があるという事ですか……。



筆者:

 僕たちがよく分からないような会社を何社を介しての利権の授受もあるでしょうし、

 岸田増税メガネ氏が突然退陣するような事態に陥った場合にはそういう流れがあることも頭に入れておく必要があるでしょうね。


 岸田増税メガネ氏の次の総裁として上川氏や高市氏が現在期待されていますが、

 あの2人とて国家の根幹を破壊しかねないLGBT法案やNTT法改悪、特定二号拡充に対して反対する姿勢はありませんでした。


 信頼に値する人物では無いと思います。



質問者:

 今までの政権のやってきた政策を是認することが問題という事ですよね……。



◇「変わり身の術」を見破る思考法とは?



筆者:

 今後もこう言った形やちょっと形を変えて政治家は「忍術」を多用してくるように思います。


 しかし、惑わされてしまう現代人全体も無理からぬ理由があると思うんですね。

 現代人は日々の生日常活に追われているため、

 2,3か月経てば忘れてしまうと言ったことがあるんですね。


 政府も今はふざけた政策ばかりを乱発してくるのですが、選挙直前になると猫撫で声で聞こえの良い「良いっぽい政策」を突然言い始めます。


 そう言った誤魔化しの戦術や「変わり身の術」に騙され続けてきたという事です。

 


質問者:

 どうやったら「変わり身の術」を見破ることが出来るのでしょうか……。

 調べる時間も無いですし……。



筆者:

 物事の本質の「チョークポイント」を見極めることが大事だと考えます。


※チョークポイントとは重要な航路が集束している部位又は物事の進行を左右する重要な部分を指しています。


 僕は特に現代社会の問題は日本が経済成長しない(特に手取り賃金が増えない)ことが一つ。

 

 もう一つに農業や資源など産業の根幹に関わる生産力の確保。

 

 そして戦争にならないための外交力。

 

 政治家が「貴族の遊び」状態になっていることから参入障壁を供託金のみにししつつ、政治団体相続を課税西、寄付・献金を禁止して、ネット選挙にする。


 この4つが特に重要だと個人的には考えています。


 皆さんもご自身の重要だと思う「チョークポイント」を探し、周りに流されないような価値観を身につけることが出来れば政府の小手先の言い訳や忍術に騙されにくくなるはずです。



質問者:

 と、言われましてもなかなか難しいのですが……。



筆者:

 基本的に経済成長しない構造として、一部の特権階級のみが潤うような政策ばかりを展開しているという事があります。


 特に若者向けの政策は乏しく所得の再分配の政策が先進国の中で一番酷い状況でして、格差是正がほとんどなされていないと言ったOECDのデータもあります。


 そんな中で一番格差是正のための政策として、逆進性の高い消費税と社会保険料を減額する必要があります。


 逆に若者の負担増にあたる政策はあらゆる面でも反対していく必要があります。


(もっとも、僕は将来の生活不安の解消のためにも年金を減らすべきでは無いという論理であり国債を発行することによるGDP成長により、GDP債務弾高比率を下げるという発想なんですけどね)



質問者:

 つまり子育て支援と言う社会保険料増額などは愚の骨頂と言うわけですか……。



筆者:

 1000万円以下の個人事業主いじめのインボイス制度もですね。

 基本的に格差是正のための徴税や給付のシステムなのにお金のないところから取ろうとする発想がおかしいと思います。


 これらを是認する人たちは「格差増長」に何かしら手を貸していると思っておいた方が良いですね。

 よく分からない方はとりあえずこの点だけで判断していただいても構いません。



質問者:

 ただ、それを主張している政党と言うのは少ないですよね……。



筆者:

 本当は真水国債での減税ワンイシューでまとまればそれだけで政権が取れると思うのですが、大変視野が狭い方々ばかりでとても困りますね。


 ただ、それらを考慮しても「現状の肯定」を行うことに未来は開けないと思います。

 政権交代を続けて「ふざけた政治家」をちょっとずつでもまともな人に入れ替えつつ、政治改革をしていく必要があると思っています。


 僕も何とかやる気と力の限り書き続けて「政治家の欺瞞」を露わにし、

 それを是正していく一助になればと思いますけどね。


 という事でここまでご覧いただきありがとうございました。


 今回は政治家は消費税や移民、社会保険料など様々な側面で「変わり身の術」を駆使し、緊急事態条項や首相すらも首のすげ替えをして自民党政権を延命させようとしている。

 政治家に騙されないためには「チョークポイント」を見極めて、自分軸で考える必要があるという事をお伝えさせていただきました。


 今後もこのような政治経済、マスコミの問題について個人的な解説をしていますのでどうぞご覧ください。

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