06 試行錯誤
新年が明けた後も、めぐるたちの日々は粛々と過ぎ去っていった。
楽しい冬休みが終了したならば、また学校に通いながら練習の日々だ。年明けにいきなり格闘技の試合観戦をすることになっためぐるは、そこで生じた得体の知れない熱情もまとめて練習にぶつけるしかなかった。
一月の第三日曜日には『ジェイズランド』のステージを控えているため、この期間はそちらに向けた練習三昧である。
部室の練習は週に四回、スタジオ練習は週に一、二回。そうして年が明けてからは、時間を見つけて他のバンドのライブ観戦にも励んでいた。
「最近はバタバタしてて、なかなか他のバンドを観にいけなかったもんねー! ウチらなんてまだまだぺーぺーなんだから、ヒトサマのステージでベンキョーしないとさ!」
町田アンナのそんな後押しもあって、『KAMERIA』の一行は年が明けてからの三週間で四回もライブハウスに足を運ぶことになった。
その内容は、『ジェイズランド』における『V8チェンソー』と『マンイーター』と『バナナ・トリップ』のステージ、そして『柏プルアウト』における『天体嗜好症』のステージとなる。なんだかんだで『天体嗜好症』のステージは対バンの日を除くと一回しか拝見したことがなかったため、電車で一時間ばかりもかけて観戦におもむいたわけであった。
なおかつ、最後に対バンしたのは『KAMERIA』の周年イベントであるのだから、もう五ヶ月ばかりも空いていることになる。その期間に『ヴァルプルギスの夜★DS3』のステージは二回も拝見しているものだから、めぐるとしても『天体嗜好症』の奇怪なステージが恋しくなっていたところであった。
そうしてひさかたぶりに観た『天体嗜好症』のステージは、やはり奇怪で魅力的だった。
鞠山花子主催のイベントでもずいぶんアンダーグラウンドなバンドのステージを拝見することができたが、やはりめぐるの好みに合致するのは『天体嗜好症』のほうだ。ミサキの金属的なサウンドも、アリィな幻想的なサウンドも、ナラの鬼気迫る語りも、めぐるの心を存分に満たしてくれた。
そして、ドラムのオーマである。
『天体嗜好症』に加入してから七ヶ月ばかりが経過したオーマのプレイも、目に見えて迫力が増していた。オーマはどちらかというと堅実なプレイスタイルであるが、パワーのほうは申し分ないし、楽曲が入り組んでいる『天体嗜好症』においては堅実さも重要であるのだ。『天体嗜好症』に加入するために二年近くも個人練習に打ち込んでいたというオーマの熱情が報われたような心地で、めぐるは何だか胸が熱くなってしまった。
そして、『V8チェンソー』や『マンイーター』も相変わらずの格好よさであったが――さらに印象的であったのは、やはり『バナナ・トリップ』である。その日は『V8チェンソー』よりもキャリアのあるバンドとまたもやスリーマンライブが行われて、『バナナ・トリップ』はそこでも圧巻の迫力と完成度を見せつけていた。
そして後日に聞いた話によると、『バナナ・トリップ』はその日の精算の場で『ジェイズランド』の準レギュラーの座を獲得したらしい。
実力的にはすぐさまレギュラーバンドでも不足はないが、『バナナ・トリップ』は都内にも昔からお世話になっているライブハウスがあるため、そちらに遠慮をしたのだそうだ。それでもスケジュールが合う限りは、月に一度のブッキングが入れられることになったわけであった。
ともあれ、立場としては『KAMERIA』と同じく『ジェイズランド』の準レギュラーである。
コッフィと交流を深めためぐるにとっては、胸が温かくなる話であった。
また、バンド活動と関係ないところでは、一月の上旬に町田アンナのバースデーパーティーが行われた。
『KAMERIA』の四名は全員早生まれであり、そのトップバッターが町田アンナであったのだ。メンバー内でプレゼント交換は行わないという取り決めであったものの、その日はまた町田家に招待されて、ご家族ともども町田アンナの十七回目の誕生日を祝うことになった。
そんな具合に、めぐるの日々はきわめて充実していたが――『KAMERIA』の練習とライブ観戦に明け暮れる中、別なるスケジュールもひとたびだけ組み込まれていた。
宮岡と寺林に誘われた、『イエローマーモセット』のスタジオ練習である。
大晦日に持ち上がったその話は、一月第二週の日曜日――『KAMERIA』のライブの一週間前に敢行されたのだった。
「この忙しい時期に、ありがとう。遠藤さんには、本当に感謝してるよ」
スタジオで再会した宮岡は、真剣な面持ちでそんな風に言っていた。
スタジオは、『KAMERIA』が普段から利用しているのと同じ場所である。大学生となった宮岡たちも実家暮らしであるため、休日の行動範囲に大きな変化はないようであった。
「で、でも、ご期待に沿えるかどうかはわかりませんので……き、期待外れだったら、どうもすみません」
「それは、こっちの台詞だよ。正直言って、わたしたちのほうがプレッシャーはでかいんじゃないかな」
「そ、そんなことはありません。轟木先輩はすごいベーシストでしたし、『イエローマーモセット』はすごい完成度でしたから……」
「それを言ったら、『KAMERIA』のほうがすごいじゃん。迫力では、完全にそっちが上なんだからね」
「で、でも、バンドは迫力がすべてではないでしょうし……」
そうしてめぐるがもじもじしていると、黙って話を聞いていた寺林が「ふん」と鼻を鳴らしながらダウンジャケットを脱いだ。
「おたがいをほめ殺ししてても、しかたねえだろ。とにかく、音を合わせてみようぜ」
「そ、そうですね」とそちらを振り返っためぐるは、きょとんと目を丸くした。
「あれ……寺林先輩、少し痩せましたか?」
「おお、やっぱりわかるもんだね。テラもこの日に備えて、身体を鍛えなおしたらしいよ」
宮岡がくすくすと笑うと、寺林は「うるせえな」と顔をしかめた。
「ウェイトが上がれば、パワーも出るけどよ。脂肪で太っても、スタミナが落ちるんだよ。本番までには、きっちり仕上げてみせるからな」
寺林は高校を卒業してから見るたびに丸っこさが増していたが、現在は元の体型に戻りつつある。印象としては、去年の夏に再会したときぐらいのシルエットであった。
「で、遠藤には候補の五曲を伝えておいたんだよな? 今回は、どの曲を仕上げてくれたんだ?」
「あ、はい……いちおう、ひと通りは練習してきましたけれど……」
「え? 二週間で、五曲を全部?」
宮岡が驚嘆の顔になったので、めぐるは慌てふためいた。
「だ、だいたいの流れをつかんだだけで、細かいフレーズまで完コピしたわけではありません。完コピにこだわる必要はないという話だったので、とりあえず流れだけはつかんでおこうかと思って……」
「それでも二週間で五曲っていうのは、なかなかの話だよね。今でも週に五、六回は、『KAMERIA』の練習をしてるんでしょう?」
「はあ……でも、家に戻った後は時間も空いていますので……」
めぐるの覚束ない返答に、宮岡は小さく息をついた。
「そっか。一日十時間練習の物凄さを甘く見てたよ。部室の練習なんて三時間ていどだから、遠藤さんはそれ以外にも七時間は個人練習してるってことなんだもんね」
「はあ……土曜日には、部室でも八時間ぐらいは練習できますけれど……」
「そういう日には、家で二時間しか練習しないの?」
「あ、いえ……そういうわけではないですけれど……」
「何にせよ、遠藤さんはそれだけの労力をかけてくれたんだね。あらためて、感謝するよ」
そう言って、宮岡は力強い笑みをたたえた。
「それじゃあさっそく、合わせてみようか。何か、希望の曲はある?」
「い、いえ。そちらにおまかせします」
「じゃ、定番のアレで始めようか」
宮岡の言う定番とは、かつて彼女たちが部室でも真っ先に練習していた楽曲であった。めぐるがその光景を目にしたのはほんの数回であったが、やはり印象に残されていたのだ。
『イエローマーモセット』がカバーしているバンドは、原曲からしておおよそがミドルテンポである。他にはバラードっぽい楽曲も数多かったが、めぐるが町田アンナから借りたアルバムにはアップテンポの曲も存在しなかった。
よって、定番であるこの楽曲も、ミドルテンポである。
ダンシブルではなく、力強いロック調だ。『KAMERIA』や『SanZenon』には存在しない曲調であり、もっともイメージが近しいのは『V8チェンソー』であった。
(だけどわたしは『V8チェンソー』のゲスト参加でも、ダンシブルな曲を弾かせてもらったからなぁ)
つまりこれはめぐるにとって、初めてチャレンジする曲調なのである。
そもそもめぐるは『KAMERIA』と『SanZenon』と『V8チェンソー』の曲しか弾いた経験がないため、きわめてジャンルが偏っているのだった。
「じゃ、いくぞ」
寺林が気合の入った面持ちで、カウントを取る。
それで一斉に音を鳴らすと――とたんに、ギターとベースの音がぶつかった。
(うわ。クリーントーンでも、ちょっとぶつかっちゃうみたいだ)
めぐるはいちおうすべてのエフェクターを持参していたが、プリアンプのトーンハンマー以外は使うあてもない。轟木篤子もエフェクターは使用していなかったし、原曲でも装飾的なエフェクターを使用している印象はなかったのだ。
それでめぐるも、まずは『KAMERIA』と同じ設定のクリーンサウンドで挑んでみたのだが――それほどトレブルを強調していないめぐるの音作りでも、宮岡のギターサウンドとぶつかってしまっていた。
(宮岡先輩も激しく音を歪ませたりはしないし、町田さんや浅川さんより音がやわらかいイメージだったけど……実際に合わせてみると、けっこうトレブルが出てて、硬い音なんだ)
あるいは、歪みがナチュラルであるために、町田アンナたちほど音が分厚くなく、結果的に尖った印象になるのかもしれない。めぐるがステージや練習の場で聴いていた印象よりも、キンキンと耳に突き刺さってきた。
(いや、だけど……ベースとギターじゃトレブルの周波数が違うから……ベースの高音が、ギターの低音を潰しちゃってるとか……?)
少なくとも、宮岡のギターサウンドはもっと魅力的であったはずだ。
その印象が変化したということは――原因は、めぐるのベースでしかありえなかった。
(轟木先輩が使ってるサンダーバードは中低音が強いんだって、浅川さんが言ってた。たぶんわたしの音作りだと、高音が強すぎるんだ)
めぐるがひとり思案する中、楽曲はAメロに突入する。
それで宮岡が、凛々しい歌声を響かせたが――そちらも何だか、精彩を欠いている。ギターばかりでなく、歌声もどこかの周波数がベースに潰されてしまっているようであった。
宮岡の顔も、ちょっと苦しげだ。
それを確認しためぐるは、思い切ってベース本体のスイッチを操作することにした。
リッケンバッカーには、二つのピックアップが搭載されている。音の太さを司るフロントピックアップと、音の輪郭を司るリアピックアップだ。突き詰めればもっと細かい分類なのであろうが、めぐるはフロントが低音、リアが高音と解釈していた。
めぐるは普段、その両方をフルで使っている。バラード曲の『あまやどり』のみ、リアピックアップのトーンを絞っているぐらいである。
演奏中にツマミを回してトーンを絞るのは難しいので、めぐるはスイッチを操作する。このスイッチひとつで、ピックアップの出力を切ることがかなうのだ。めぐるは親指をピックのように使い、それを振り上げるアクションでリアピックアップをオフにした。
さらに、弦を引くポジションを普段よりもネックの側に寄せると、『あまやどり』の音作りに近い甘やかな音色が響いた。
そうしてベースの高音が弱まると、ギターの低音が持ち上がる。
そして、宮岡の歌声にも確かな彩りが備わった。
スタジオの前面に張られている鏡ごしに、宮岡がめぐるのほうを見やってくる。
その目は笑っているようでもあり、驚いているようでもあり――何にせよ、めぐるの判断を好意的に受け取ってくれたようであった。
めぐるはほっと安堵しつつ、あらためて演奏に集中する。
これまでは音のぶつかりばかりを気にして、それ以外のことに気を回すゆとりもなかったのだ。
こうして落ち着いて聴いてみると、やはり寺林のドラムはパワフルだ。
音抜けは和緒のほうがまさっているし、音の圧力はハルのほうがまさっているようだが――なんというか、腹ではなく耳で感じる音量は、寺林のほうがまさっている。よく言えば派手であり、悪く言えば芯のない音であった。
(リズムはけっこう正確だから、弾きにくいことはないけど……やっぱり、音が気になっちゃうな)
しかし、ドラムは打楽器であるため、音作りには限界がある。スネアの皮の張り方で、音の高低はずいぶん変わるのだという話であったが――おそらくドラマーというのは自分が叩きやすいように調節しているのであろうから、おいそれと変更はきかないはずであった。
(それに、轟木先輩は寺林先輩のドラムの音とも噛み合ってた。ベースの音作りや弾き方で、もっと調和できるはずなんだ)
弾き方という観点から見ると、めぐるは指弾きであり、轟木篤子はピック弾きだ。これは、ベース本体の個体差と同じぐらい大きな違いであるはずであった。
(ピック弾きは、アタック音が強い。中低音を強調した音作りでアタック音を強調したら、寺林先輩の音と噛み合うっていうこと?)
そのように判じためぐるは、再び親指をピックのように使ってみた。
スラップ奏法のサムピングだけで弾くようなものだ。ミドルテンポのこの曲調であれば、それほど無理なく弾くことができた。
しかし、あまり望ましいようには思えない。
アタック音は強調できるが、ピック弾きとはまるきりニュアンスが違っているのだ。弦を叩くサムピングでは音の歯切れがよすぎて、この楽曲に必要なうねるような迫力が出せなかった。
(これなら指弾きのほうが、ニュアンスは出しやすい。リアピックアップの真上で強めに弾くのが、一番イメージに近いんだけど……今はリアを切っちゃってるしなぁ)
やはりこれは『あまやどり』と同様に、リアピックアップのボリュームを切るのではなく、トーンを絞るべきなのだろうか。
やむをえず、めぐるは頭の音を長くのばし、しばしの自由を得た右腕でスイッチとツマミを操作することにした。
スイッチはセンターに戻して、リアピックアップのトーンを絞り、あらためて指先を走らせる。
『あまやどり』ではむしろネックの上で弾くぐらいであるので、これは初の試みであったが――それなりに、イメージ通りの音を出せたようであった。
(でも、うねるようなニュアンスを出しきれてない。ブリッジ寄りで弾くとテンションがきついから、まだちょっと音が硬いんだ)
新たな道に進むごとに、新たな障害が立ちはだかる。
それでめぐるはあらためて、『V8チェンソー』の応用力の高さを思い知らされることになった。
『V8チェンソー』にゲスト参加した際のスタジオ練習においては、いつも浅川亜季たちが上手い具合に音を調節して、めぐるの居場所を作ってくれたのだ。それでおたがいの音が悪い意味でぶつかることもなく、すぐさま素晴らしい調和を目指すことがかなったのだった。
しかし、めぐるよりも一歳年長であるだけの宮岡たちにそこまでの応用力を求めるのは酷な話であったし――そして、今のめぐるはゲストではなくサポートであるのだ。ゲストとはお客様であり、サポートは補助役であるのだから、ここはめぐるの側が『イエローマーモセット』の演奏に寄り添わなければならないはずであった。
(とにかく、色々と試してみよう)
ピッキングの位置、ピッキングの力加減、ベース本体で可能な音作り――めぐるは思いつく限りの方法を試して、理想の合奏を追い求めた。
そうしてひと通りの試行錯誤が終了したところで、楽曲も終了する。
めぐるはひとつ息をついてから、「すみません」と頭を下げた。
「何を謝ってるのさ? 遠藤さんのおかげで、ずいぶん音がまとまったよ」
「ああ。エフェクターも踏まずに、ああまで音を変えられるんだな。そっちに気を取られて、思わずミスりそうになっちまったぜ」
そう言って、寺林はスポーツタオルで頭をかき回した。
「それにやっぱり、お前の音は存在感がすげえよな。大学の連中とも、迫力が違ってたよ」
「ありがとうございます。でも、アンサンブルという意味ではまったく駄目でした。わたしの考えが足りていなかったんです」
めぐるはもういっぺん頭を下げてから、エフェクターボードの前で屈み込んだ。
「ちょっとプリアンプのほうも調節してみます。こっちで中低音を強調すれば、なんとかなるかもしれません」
「ありがとう。遠藤さんがそんな真剣に取り組んでくれて、わたしは本当に嬉しいよ」
と、宮岡がこちらに近づいてきて、めぐるの前で膝を折った。
「でもさ、遠藤さんは篤子を見習おうとしてるのかな? わたしとしては、遠藤さんの魅力を活かしてほしいんだよね」
「そうそう。なんだったら、歪みのエフェクターでも踏んじまえよ。おたがいの持ち味をぶつけあってこその、バンドだろ?」
寺林の言葉に、めぐるはきょとんとした。
「で、でも……わたしは、サポートですから……」
「だからって、篤子の猿真似をしろとは言えないさ。それに遠藤さんも『SanZenon』やブイハチのカバーをするとき、自分の持ち味で勝負してるでしょう? わたしたちが期待してるのは、その爆発力なんだよね」
「ああ。原曲の音作りやフレーズにこだわる必要はないって言ったろ? こっちだって好き勝手やってるんだから、お前も好き勝手やってくれよ」
宮岡と寺林の言葉は、温かくて力強い。
それがいっそう、めぐるを困惑させた。
「でも……『イエローマーモセット』の曲に、歪んだ音は似合わないと思います。わたしが好きな歪みの音を持ち込んでも……曲の魅力を壊すだけじゃないですか?」
「うん、まあ、『KAMERIA』で使ってる音をそのまま持ち込むのは、無理があるだろうけどさ。それじゃあ、それ以外に出したい音はないの?」
「……それ以外に?」
「うん。今の『KAMERIA』では使ってないけど、遠藤さんの好きな音。そういうストックがあるなら試してほしいし、ないならこの場で探してほしいかな」
そう言って、宮岡はまた力強く笑った。
「とにかくわたしたちは、本気の遠藤さんとぶつかりたいんだよ。そうしたら、篤子と一緒にやってたときとは違う魅力を打ち出せるはずだからさ」
めぐるはめぐるなりに、本気でぶつかっているつもりであったのだが――どうやら、宮岡たちが求めている方向とはずれていたようである。
めぐるは自分の至らなさに恥じ入りながら、「わかりました」とうなずいた。
「わたしなりに、理想の音を探してみます。それで上手くいくかはわかりませんけれど……どうぞよろしくお願いします」
そうしてめぐるは時間いっぱいまで試行錯誤することになり――それでも理想の音を発見できなかったため、来週以降にまたスタジオ練習をする約束を取りつけることになったのだった。




