一握のナス
ここまでの完全自由詩。
あんまり描いたこと、なかったかもしれません。
乾いた砂漠ではなく ここは緑の菜園
照りつける太陽の赤と 澄みわたる空の青とが
交わって実を結んだ紫の勾玉は
その恵みに感謝を告げる 捧げ物のように並ぶ
ひとつをもいで握りしめれば
その たったひとつで てのひらはふさがる
掬い上げた無数の砂粒よりも
ずっしりとした重量感
指の隙間から零れることもない
ぷっくりとした安心感
こらえきれなくなって
オカリナを吹くように口へはこんで
かじってみれば 詰まってたメロディは
1オクターブを超えて駆け巡った
てゆうか、タイトルが出オチ(苦笑)




