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追い出され、無能と言ったやつにざまぁしてきます  作者: 啓他
第一章 物語の始まり
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第四話 冒険者ギルド ③


「にしても、一泊食事付きで銀貨1枚か、10日で金貨1枚って考えれば安いのかもしれない、いや、安いな。」

ギルド職員に教えてもらった宿屋はリュウセイにとってはとても快適で良心的な金額だった。


「うん、ベッドがあるってのはとてもいいね、地球では1年の3分の2は会社のソファー寝泊まりしてるし寝ても2時間、身体中痛くなるしもう、最悪だったんだよな。」

ブツブツと呟きながら歩いてると、冒険者ギルドに、到着した。


「さて、今日からコツコツ働きますか、あのすみません、仕事って何処で受注すればいいんですかね?」


「あら?昨日来た子ね、服装がだいぶマシになったから見間違えたわ、右側に大きいボードが見えるでしょ?あそこに色々あるのだけど、リュウセイ君のランクは私たちが案内しますね。」


「冒険者ランクって何段階に別れてるんですか?」


「そうね、その説明もまだだったわね、下からF、E、D、C、B、A、S、SS(ダブル)SSS(トリプル)の9つのランクに分けられてるわね、冒険者的に言うとF~Dは初心者、C~Bが中級者、A~Sが上級者ね。」


SS(ダブル)SSS(トリプル)のランクはどうなるんですか?」


「ふたつのランクは誰も到達した人はいないとされてるわ、いえ、ちょっと待ってね、確か大昔に達成した人がいるのよ、あったあった、えーと、名前がナッルトさんって人ね。」


「ナッルトさん?」


「えぇ、ナッルトさんって人なのよ、知り合いかしら?」


「(某忍者の人とそっくりな名前)いえ、全くもって知らない人です。」


「そぅ、そう言えば、まだ、私の自己紹介がまだだったわね、私はエミリー、リュウセイ君の様な新人君たちのアシスタントをしてるの、よろしくね。」


「よろしくお願いします。」


「早速だけど、仕事する?」


「そうですね、その為に来たんですから。」


「初めて、仕事する人には最初に簡単な内容だけ説明するわね、我がギルドでは、受けた仕事は全て自己責任になります、失敗すれば、達成金はでませんし、失敗が何度も続けばギルドの信頼もなくなりますし、違約金も発生します、また、期限までに達成できなかった場合も失敗となります、ここまではいいですね?最後にギルドには、討伐依頼や護衛依頼、犯罪者を捕らえる又は殺す依頼も出てきます、その際怪我を負ったり途中で死んでしまっても当ギルドは責任を一切負いませんのでそのつもりでお願いします。」


「分かりました、自分の身の丈にあった依頼をこなしていけばギルドの信頼も得られるって事ですよね。」


「そうですね、最初の期間はやる気を図るためのものですので、数をこなしていけばすぐ上がりますので、ご安心を。それとですね、DランクからCランクに上がる際は討伐依頼を5件以上受けてからのランクアップ試験があります、BランクからAランクは討伐依頼を150件達成後1件の護衛依頼を受けていただきます、Sランクに関しましては、期間を置きまして、Sランク依頼を達成すれば晴れてSランクに到達できます。」


「いきなり討伐依頼は受けれないんですね。」


「受けれないこともないのですけど、失敗した場合は、依頼失敗として、違約金が発生します。」


「違約金支払いってどのくらいなんですかね?」


「種類によって様々ですね、銀貨1枚のもあれば、金貨5枚のもあります、それでも、討伐依頼を受けますか?」


「はい、それでも受けます、それと、並行して他の採取的な依頼も受けれますか?」


「可能ですよ、それでは、討伐依頼と薬草採取の依頼を受注しますね。」


「薬草の種類はどれですかね。」


「依頼書に記載されてますのでそれを見て確認して下さい、それでは、お気をつけて行ってらっしゃいませ。」


「ありがとうございます、いってきます。」

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