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第四話 ランクアップへの道 ①

翌日リュウセイは新しい仕事を探す為にギルドにある、依頼ボードを覗いていた。


「確かに、色々なものがあるな、けどみんな俺より、ランクが上だなそろそろランクアップの事も考えないとか。」

リュウセイはランクアップする為に何をしたらいいのか聞きに受付嬢のところに来ていた。


「あのすみません。」


「はい、なんでしょか。」


「ランクアップする為にはどんな事をすればいいんですかね、そこら辺がイマイチよく分からなくて。」


「F~Eランクまでは、ギルドの観察期間みたいなものでして、まじめに依頼をこなしていたらすぐにランクアップしますよ。」


「はぁそうなんですか?分かりました。」

リュウセイは再び依頼ボードに戻り、仕事がないか探し始めた。


「(なんだか、就活の事を思い出すな周りはいい会社に務めていくのに俺だけ、なかなか見つからなくてやっと決まった企業はブラック)はぁ笑えねぇー。」

リュウセイが今日は依頼を諦めて帰ろうとした時、ハガに呼ばれた。


「やっと見つけたよ、あんた小さくて見つけにくいね、ちゃんと食べてるかい?」


「失敬な、ちゃんと食べてますよ、それに僕は小さくはありません。」

転生前のリュウセイの身長は176cm平均的な身長だったが転生してからのリュウセイの身長は140cm前後であった、お世辞にも大きいとは言えない身長なのだ。


「なんですか?呼び出した理由は。」


「おっと、忘れるところだったよあんたハイコボルトを単体で倒したんだってね。」


「はい、成り行きですけど倒しましたね、それがなんでしょうか。」


「まぁ、そうツンツンするんじゃないよ、ランクアップの話なんだけどね。」


「ランクアップできるんですか?本当に?」


「あぁ落ち着きなって、ハイコボルトを倒せるだけの実力が本当にあるのか見極めさせてもらいたいのさ。」


「なるほどで、何を倒してこればいいんですかね。」

リュウセイがこんなにも必死なのは、依頼ボードに張り出されている必要ランクがDランクからであり、F、Eランクは薬草採取などの常設依頼しか無かった。


「倒してきて欲しいのは、ハイコボルトより強い力を持つアサシンウルフだよ。」


「アサシンウルフですか?どんな魔物なんですかね。」


「こいつは厄介でね、ハイコボルトより素早くてキラーボアより、強いのさそれに1番気をつけないといけないのが、出会った直後だよ。」

リュウセイはハガにアサシンウルフの討伐の仕方を聞いてからギルドを後にした。


「森のさらに奥の方にアサシンウルフは、いて名前の通り暗殺が得意って言ってたな、準備して行きますか俺のランクアップがかかってるもんな、頑張らないと。」

リュウセイはアサシンウルフに有効な手段でたるけむり玉を買いに市場をブラブラしていた。


「色々なけむり玉が売ってあるけど、いまいち基準が分からないな、期限まであと5日準備に半日要するとして、今がお昼くらいだから、明日出発するか。」

リュウセイの準備が整った頃は既に日が傾き始めており、今から街を出たら確実に夜になり、視界のない中でキャンプの準備をしないといけなくなってしまう。


「今日は無理だな、明日にしよ、急いでいても仕方ないし、こういう時は焦らない焦らない。」

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