神域魔法
2021年5月6日デウス・エクス・マキナ追加
【終焉ノ炎】神域超広域殲滅魔法
果てしなく遠い昔、争い続けた神々の世界の終焉を告げる最終戦争の名を冠した火炎・爆裂系統の最上位魔法。「終焉」の理屈そのものたる一撃は大陸を焦土に変え、神をも殺す。
詠唱「全てを焦がし、この世に終焉を告げる滅びの力よ、その焔は浄化の光、争いを続ける愚かしき者どもを一掃し、新たな世界の始まりを告げよ【終焉ノ炎】」
【大洪水】神域超広域殲滅魔法
『昔々、人間は神様に恵まれ大層栄えておりました。しかし愚かしくも人間は豊かになればなるほど「自分たちは優れた生き物で、何でもできる」と神様への感謝という心を忘れてゆきました。これを問題に思った神様は悪い心をもった人間を滅ぼしてしまおうと思いましたがただしい人も滅んでしまうのはかわいそうだったのでその時代に唯一神を信じていたただしい人に「私は悪い人間を滅ぼそうと思っている。だからあなたのようなただしい人も滅ぼしてしまうことのないように大きな方舟をつくりなさい。そしてそれにあなたとその家族、あらゆる生き物の番をのせなさい」と告げました。ただしい人は神様に言われた通り舟を作り始めました。それを見た悪い心を持った人たちは山の中に舟を作るただしい人を馬鹿にしました。ただしい人はそれでも舟を作り続け、自分を馬鹿にする人たちに神様から言われたことを教え悔い改めるように言いましたが人々は「洪水なんかどうとでもできる」と聞く耳を持ちませんでした。そしてついに方舟が完成すると世界中のあらゆる動物の番がやってきて乗り込みました。すべての動物の番とただしい人とその家族が乗り終えると扉が勝手に閉じ外では大雨が降り出しました。雨は七日七晩続き、方舟以外のものを飲み込む大洪水をおこしました…』(作中世界の)童話【方舟伝説】より引用。参考文献(現実の)旧約聖書「創世記」
詠唱「悪しき人間を滅ぼすために神は大雨を降らせる。受け入れよ、世界の終わりを、新たな世の始まりを【大洪水】」
【神風】神域特殊魔法
国一つを守護するほどの一種の巨大結界。守護範囲では風が守護対象に向けられた矢や魔法をそらしたり守護対象の矢や魔法を敵に誘導する。それ以外にも「風」によってえられるあらゆる恩恵を守護対象に与える。神風特攻は関係ない。
詠唱「偉大なる風よ、外敵から祖国を守る加護を授けたまえ【神風】」
【雷神ノ鎚】神域殲滅魔法
極太の雷を落とす。言葉にすれば単純だが威力は絶大。
詠唱「偉大なる雷神よ、我が敵に裁きの鉄槌を下したまえ【雷神ノ鎚】」
【聖戦】神域召喚魔法
数百の英霊とそれを従える強い力を持つ十体の天使を召喚する。
詠唱「悪しき者どもを滅するための戦争が始まる、強き天使よ英霊の軍勢を率いて顕現せよ【聖戦】」
【万魔殿】神域召喚魔法
無数の下級悪魔とそれを従える爵位を持つ悪魔の軍勢を召喚する。(内訳:下級悪魔1万、騎士爵64、男爵32、子爵16、伯爵8、侯爵4、公爵2、魔王1)【聖戦】と対をなす魔法で伯爵までなら英霊が複数いれば倒せるので戦力はほぼ同等。
詠唱「この世のすべてを滅ぼしつくすための戦争が始まる、悪魔の王よ配下の軍勢を率いて顕現せよ【万魔殿】」
【顕現:加具土命】火の神
【顕現:火雷大神】雷・水の神
【顕現:月読】海・月の神
【顕現:天照大御神】太陽の神
【顕現:素戔嗚尊】豊穣・防災除疫・歌人・冥府の神
神の名を冠する召喚魔法。作者が調子に乗って日本神話から名前と神格を調べてきたものの詠唱が思いついていない魔法たち。
【機械仕掛けの時計神】神域特殊魔法(級外魔法)
果てしなく強大な力を持つ機械仕掛けの神に気に入られたものだけが使用できる魔法。この魔法は魔法にして魔法にあらず、魔法でありながら魔の理に従う事もなくこの力の前ではいかなる世界の理も意味をなさない。発動と同時に時が止まり、神が顕現する。その存在は時が止まっているがゆえに世界にすら感知されずしかしその存在は世界を去り時が動き出してもあらゆるモノに圧倒的な畏怖を覚えさせる。神と相対できるのは他の神を名乗る痴れ者でもましてやただの聖職者でもない彼の存在に目をつけられた者ただ一人、止まった時の中で自由に動き、過去に戻る事さえ可能だが、この力を使ったが最後、その世界からはじき出されまた別の世界へ飛ばされる。そうして永劫の旅をつづけたモノは最後には神の元へと辿り着き、機械仕掛けの歯車の一つになるという。
詠唱はなく、ただ『時間』に命じることで発動する。