表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
生徒会な日々  作者: 双樹沙希
第三部 飛翔
88/104

第70話 ハラハラバレンタインの生徒会

前回の続きです。

しかもまだ完結せず。


〜あらすじ〜

バレンタイン大会のターゲットになってしまった俺。

景品はさや先輩のチョコレート。

俺は見事に逃げ切って景品を手に入れられるのか!?


2月14日。

この日が俺にとって災難な日になるとは思いもよらなかった。



時刻は午前9時5分。

俺はさや先輩のチョコレートを獲得するために逃走している。

ルールは簡単。

俺の持っているチョコレートを他の人たちから死守すればよい。

だが、学校の敷地内という限られた範囲を逃げ回るのは大変だ。

制限時間も長いし。

俺はいち早く校舎外へ逃げた。

校庭だと見つかる可能性があるので、裏庭へと向かった。



時刻9:10

鬼達が一斉に俺に襲い掛かり始めた。

前に言われたリアル鬼ごっこが半分再現されてしまった。

だがそんなこと俺には関係ない。

とにかく逃げ切ってやる。

ザワザワ

「な、何だ?」

俺は突然周りが騒がしくなったので息を潜めることにした。

「おいおい本当にここにターゲットがいるのか?」

「ああ。間違いねえ。報道部の初島の情報だ」

「!?」

俺は物陰から聞いたこの会話に驚いた。

何故美空先輩が俺の居場所を知っているのか。

それが俺には分からない。

このままでは見つかるのも時間の問題だ。

「おーい!そっちにいたか!?」

「いや」

新手の人たちが接近してきた。

総勢8人。

到底逃げることは出来ないだろう。

どうする?

戦うか?

「じゃあ次はあっちのほうを探してみようぜ」

「そうだな」

そう言って8人の男達は去っていった。

どうやら助かったようだ。

それにしても……美空先輩はどうして俺の位置を知っているのだろうか。

俺は静かにその場を離れて雑木林の中に身を潜めた。

かすかに見える校庭には人の山だ。

そのときふと上を見上げると屋上に人影が見えた。

「まさか……!!」

その人影は下を向きながらキョロキョロしていた。

「マズッた!今の俺の場所は分からなくても、屋上からなら移動している瞬間を見られてしまう……」

うかつに動けなくなってしまった。

しかしこのまま動かなくても見つかるのは時間の問題だ。

「さて、どうするか……」

ガサガサ……

「!?」

そのとき俺の背後から物音がした。

気配がこちらに近づいてくる。

どうすろ俺!?

「カイ〜?」

「はなび!?」

声の主ははなび。

俺は少し様子を見てみる。

「鬼達に場所ばれてるから急いで逃げた方がいいわよ」

近づいてくるのがはなびだと確認できたので、俺ははなびの前に姿を現した。

「カ、カイ!いるなら返事してよ!」

「いや、他のやつに見つかるとマズイだろ?」

俺は出来るだけ小声で言った。

「そうだけどさ…」

何かはなびが歯切れ悪く答える。

まあ時々そういうことあるけど。

「で、それを教えに?」

「そ、そうよ!」

「……」

本当か?

俺は疑惑のまなざしをはなびに向ける。

「えー……コホン、そうそう!今思い出したわ!」

何かわざとらしい咳払いをした。

今度は一体なんだ?

「はい、これ」

はなびが俺に一つの包みを差し出した。

「え?これって……チョコ?」

俺ははなびが差し出した物を見た。

「そ、そうよ。これは試しに作ったやつ!ア、アンタに味見してもらおう……みたいな……」

「ふーん」

まあようするに料理の腕を見てくれってことか……

フーン……………………………………ん?

「はなびの料理!?」

「シーッ!見つかるわよ!」

「しまっ……」

「何かあっちから声が聞こえたぞ!」

「マ、マズイぞ……」

俺は慌てて身を隠すが、見つかるのも時間の問題だ。

「バカね。ここは私が囮になるからその間に逃げなさい!」

「わ、わかった」

俺ははなびの言うことに従って静かにその場を離れた。



Saya SIDE

私とゆうは窓から様子を伺っていた。

もちろんバレンタインイベントの様子をだ。

「それにしてもこれって仕組んだでしょ?」

ゆうが私に尋ねる

「当然」

私は平然とその質問に答えた。

「それまたどうして?」

「カイが私のために頑張っている姿を見ると……ゾクゾクするわ」

「……気持ちは分からなくも無いけど」

やはりゆうもサディストの心理をしっかり理解している。

「本当に変わってないのね」

「ん?」

「何でもないわ」

私は再び窓の外に視線を戻した。

そこにはもうカイはいなかった。



Kai SIDE

「待て〜〜〜!!」

「逃がすか〜〜〜!!」

はなびと分かれた後すぐに俺は急いで校舎に逃げたが、案の定すぐに見つかってしまっていた。

それが現在の追いかけっこに発展した。

まだ時刻は9:30だ。

見つかるには早すぎる時間帯。

「クッ……こうなったら……」

生徒会室に逃げるしか無いだろう。

幸い生徒会メンバーはほぼ全員協力してくれそうだ。

ならば……

俺は階段を全段飛び越えた。

「な……!」

みんな驚いている。

当然だ。鬼達を硬直させるためにやった技。

その分自分への負担も大きいけど。

俺はその間に急いで生徒会室に入った。

もちろん鍵は掛けた。

「ふう……これで一応少しは休める」

だがすぐに居場所がばれてしまう。

何せ生徒会室は扉と窓の両方が塞がれてしまうと、袋の鼠となってしまう。

「マズイな。早めにこの場を離れなくては……ん?」

俺は自分の目の前に人がいたことに気づいた。

「レ、レイ……」

「ずっといたのに気づかないなんて相当動転してるわね」

「ま、まあな」

まさかレイがいたとは。

「レイはどうしてここにいるんだ?」

「見張りよ見張り」

「見張りねぇ……ってまさか俺の!?」

「……」

レイが俺を馬鹿にしたような目で見ていた。

そんな目で見るな。

「あのね、これを機会に勝手に一般生徒達にここに入られたら困るでしょ?」

「そうか」

「はぁ……ここに溜め込んだ私の栄養食品を取られたらどうするつもりよ?」

「多分それを盗む奴はいない」

俺は即答した。

栄養食品マニアなら兎も角、ほぼその可能性は無いだろう。

「?」

「何で君はそれに対して不思議そうな顔をするんだい!?」

俺にはレイの思考回路が理解できないよ。

そんなことを話しているうちに外が騒がしくなった。

「ん?」

「まずいわね。もう居場所がバレてるわ」

「そのようだな……」

俺は周りを見渡すがどうしようもない。

「なあ……これって逃げ道も無いってことだよな?」

「……どうかしら?」

「え?」

レイには何か考えがあるそうだ。

「どういうことだ?」

「逃げ道自体は無くなっていないわ」

「ん〜?」

俺は考えてみるが、皆目見当もつかない。

「分からないなら第21話を見てみなさい」

「え……ああ!まさか!!」

俺は期待した目でレイを見た。

「天井裏よ」

俺とレイは共に頷いて脱出の準備を開始した。

「オイ!早く鍵を開けろ!」

どうやら強引にでも鍵を開けるようだ。

「急いでくれ」

「急いでるわ」

レイと俺はともに天井を弄った。

カチッ

「今だ!!」

俺とレイが天井裏に入って入り口を閉めるのと、鬼達が生徒会室に入ってくることは同時だった。

「ふう……」

俺は静かにため息を吐いた。

そして下では随分と慌てふためいている鬼達がいた。

「で、どうするよ?」

「そうね……ここは多分報道部に繋がっているわ」

「そうなのかもな」

美空先輩が来れたわけだし。

「だから報道部に行くわ。あの変な先輩は情報収集の能力に優れているから早めに押さえた方がいいわ」

「そうだな。ところで俊哉と咲は?」

「二人とも影でこそこそと動いてもらっているわ」

「そ、そうか……」

何かこれじゃ生徒会と言うより秘密組織みたいだ。

まあそういうのも悪くは無いな。

「じゃあ静かに移動するわよ」

「ああ」

俺達は見つからないように静かに報道部の部室に向かった。

「とはいえ……」

俺はレイを見た。

「報道部の場所ってどこだ?」

「……」

天井裏は暗くて方向もよく分からない。

下手すると一生出られなくなりそうだ。

「心配性ね。あの先輩が来れるくらいだからきちんと目印くらい残してあるわ」

クスリと俺に笑うレイ。

というか今美空先輩のことバカにしなかったか?

「ほら。多分この真下が報道部の部室」

「でもどこから下に出れる?」

「探すわよ」

俺とレイは暗闇の中で出口を手探りで探した。

「どこだよ一体……」

俺は必死になって探した。

だが中々見つからない。

「なあレイ」

「何かしら?」

「ここにずっといれば大丈夫じゃない?」

俺はレイにぶっちゃけた。

「あのね、私はこんな埃っぽいところにいたくないわ」

「いや、でもさ。逃げてるの俺だし、レイは隠れなくてもいいじゃん、みたいな」

「……」

レイが俺の方を黙って見る。

俺間違ったこと言っていないよな?

「そうね。わざわざ私まで隠れる必要は無し。でもいつまでもここにはいれないわよ。美空先輩は知ってるのだから、この場所」

「ああまあそうだけど、美空先輩は買収できそうだろ?」

「……また親友をダシに使うわけね」

「え?アハハ……」

返す言葉も見つかりません。

まあこれは俺のささやかな仕返し。

モテすぎる俊哉に正義の鉄槌を!

「っと……」

俺はレイにあることを訊くことにした。

「ところでレイってチョコレートを誰かにあげるの?」

「私の欲しいわけ?」

「え!?いや、何といいますか……単なる好奇心?」

「……」

レイが俺に微妙な視線を送る。

「な、何ですかその目は」

「別に、あげる予定は無いわ、本命は」

「え?じゃあ義理なら贈るんだ」

俺は意外そうにレイを見た。

「欲しい?」

「え?いや、あの……その……」

「付き合ってる彼女がいるくせに他の女から欲しいだなんて言わないわよね?」

「はいそのとおりでございます」

神よ、一瞬レイのチョコレートを欲しがった我に裁きを与えたまえ。

俺は心の中でさや先輩に謝っておいた。

「でもまあ一応あげるわ。食べてみて」

「え?ああ。随分固いチョコだな」

俺は結局受け取ってチョコを眺めた。

「まあいいや、食べてみるよ」

ガリッ

「……ん?チョコってこんな歯ごたえだったっけ?ていうか随分ビターなチョコレートだな」

「当然よ。カーボン100パーセントのチョコだもの」

「へえ。そうなのか」

俺は納得した。

……

…………!!

「ってそれ只の炭じゃん!!」

「そうね」

「癌になったらどうしてくれるんだ!?」

「大丈夫。葬式には参列するわ」

「俺死ぬの確定か!?」

俺はあまりの苦さに水が欲しくなった。

だが近くに水はなく、結局出口を探すまで口の中は炭だらけだった。

「さて、報道部には誰もいないわね」

「なあ俺狙っているの何人くらいいるのかな?」

「男子はほぼ全員、女子は一部よ」

「結構多いっすね」

俺はレイの発言に気が遠くなりそうになった。

だが何とか踏みとどまった。

「さて、次はどうするつもり?ここに長くいられないわ」

「そうだな……」

何かいい案でも見つかれば……

ドンドン!

「「!?」」

突然扉が叩かれた。

「ターゲットがここにいるぞ!」

「マジかよ!?」

外から声が聞こえた。

「一体なんでだ!?どうして分かった!?」

「……おそらくあの先輩がここに来るのを予想してたのね」

「オイオイ」

「……悪かったわね。うっかりしてたのよ」

レイは俺を恨めしげに見る。

あんまり言うと可哀想だな……

「とりあえず、再び天井裏に戻るわよ」

「おう」

俺達は二人揃って再び天井裏へと行った。

「とりあえず、どこかに出るわよ」

俺はレイとアテの無い探検を再開した。

「ああ」

だがどうすればいい?

こんなことを続けても功名を見出せるかどうか……

ザワザワ

「まずいわね……」

「まさか!」

「そう、追っ手がここまで来るわ」

「クッ……早くどこかに行かなければ!」

俺は拳を床に叩きつけた。

「ちょっ!正気なの!?」

「床をぶっ壊してどこかに降りるしかねえだろ!」

「仕方ないわね……」

レイはやれやれと首を振りながら金槌を取り出した。

「君そんなもの持ち歩いているの!?」

「当然。栄養食品と同じく」

「もういいよ……」

俺とレイは床を叩き壊して下へと降りた。

「あだっ!」

「結構な高さから降りたのだからこうなるに決まってるわ」

レイが足を強打した俺に言った。

どうやら音楽室のようだ。

「急ぎましょ。追っ手はすぐ来るわ」

「ああ!」

俺とレイは駆け出した。

「逃がさないわよ」

「せ、瀬川先輩……」

そんなときに現れたのがボンテージ衣装を着た瀬川先輩だった。

「そんな格好恥ずかしく無いんですか?」

「フフフ。子猫ちゃん達の調教の時間に恥ずかしいことなんてあるかしら?」

あります。

そう言って持ってる鞭をなめた。

眼もイッてしまっている。

「ここは私が……囮になるわ」

「レイ!?」

「そう……まずはメス豚ちゃんか〜」

瀬川先輩の目はもう狩人の目だ。

「レイ、分かってるのか?」

「ええ……でもあなたと私の絆はあんな鞭で叩き壊せるものでも無いわよ」

「レイ……」

俺はレイを見つめた。

「いい?咲は教室で待機してるわ。今周りに誰もいないらしいから早く合流して」

「あ、ああ……お前は?」

「すぐに行くから」

「約束だぞ!」

「ええ」

俺は少し心配ながら駆け出した。

「さて、テニス対決の借りをここで返しましょう。跪かせてね」

「どうかしら?私はそんな安い女じゃないわよ」

レイは相手をにらみ返すが、冷や汗をかいていた。

相手が瀬川先輩であって瀬川先輩でないことを彼女は本能で知っていた。



時刻は11時を過ぎた。

あと1時間半。

レイと分かれた後に俺は急いで教室へと疾走した。

途中で俊哉と出会い、鬼達を引きつけてくれたおかげで俺は鬼に追いかけられずに教室までこれたのだ。

ガラガラ

俺は静かに戸を開けて教室に入った。

「咲?」

俺は咲を呼んだ。

「カイ?」

「ああ」

咲が俺の前に姿を現した。

「はなび達は?」

「一旦合流したけど、またはぐれた」

「そう……」

咲は少し考え込んだ。

「あのね、ここに呼んだのには訳があるの」

「訳?」

俺は咲に訊き返した。

「カイに作戦を伝えようと思って」

「作戦か……それって何だ?」

「そのチョコをどこかに隠すの」

「え!?」

俺は少し驚いた。

「敗北条件はそのチョコレートを奪われてしまうこと。ならそのチョコレートを奪われなければいいのよ」

「なるほど、だから隠すのか」

咲は頷いた。

「オイ、何かこっちの方にターゲットがいるらしいぞ」

教室の外が騒がしくなった。

「マズイ。なんでバレたんだ?」

「分からないわよ。とりあえずどこかに隠れましょ」

俺達は教室内を見渡して何かないか探してみた。

「あ」

咲は掃除用具入れを指差した。

「ナイス咲!行くぞ!」

「え!?何で私も……」

俺は咲の腕を引っ張って掃除用具入れの中に入った。

そしてすぐに扉を閉めた。

「せ、狭い……」

「当たり前でしょ。ていうか何で私も入れるわけ?」

「そ、それもそうだな……すまん」

俺は気が動転していたらしい。

「別にいいけど」

俺達はかなり声を小さくして話していた。

そして鬼達が教室内へ入ってきた。

「オイ、誰もいないぞ」

「間違いじゃないのか?委員長の言ってたこと」

「いや、委員長は蛟刃に発信機をつけたそうだ」

「そうなのか」

俺達は外の鬼達の会話の「発信機」という部分に過剰反応した。

「発信機って……」

「カイは今日何か渡されなかった?」

小声で咲が俺に訊いた。

「う〜ん……あ」

「?」

「チョコだ。委員長に小型のチョコレートを渡された」

「それね」

俺はポケットを探ろうとするが、狭くてポケットに手が届かない。

「くっ……」

むにっ

「あ」

「あ」

俺は咲の胸を鷲掴みした。

「あ……えーと……」

「い、いいから早く放して……」

「ス、スマン」

咲の顔は暗くて見えないが、多分怒ってるかもしれない。

「わ、わざとじゃないんだ……」

何だこの言い訳。酷すぎる。

「そ、そんなの分かってるわよ」

咲がはなびと違って寛大で助かった。

しかし狭いせいで手は咲の胸から放せずにそのままになった。

「は、放れない」

「最悪……」

「ごめん」

俺は咲にひたすら謝った。

だがこんな合法的に胸を触る……って何考えてるんだ〜〜〜〜〜!!!!

俺は婚約者がいるんだぞ!

他の女に惑わされるわけには!

思春期の男なんてそんなもんだよ。

そ、そうか……ならいいか。

ってそんなわけねえだろ!!

俺は意を決して掃除用具入れの扉を勢い良く開けた。

「カイ!?」

咲と鬼達は俺を驚いた表情で見た。

「スマン。お前の作戦に乗ることはできない」

「え?」

「何かこんな勝ち方は違う気がする。自分で守らずに勝っても嬉しくない」

俺は自分の思うままに話した。

「本当に損な性格よね」

「知ってる」

「しょうがないわね。頑張って」

咲は俺にVサインを出した。

俺はそれに親指を立てて返した。

「はっ!ターゲットはアイツだ!捕まえろ!」

すると、硬直していた鬼達が一斉に動き始めた。

「はい!これ私から応援のプレゼント」

咲は俺に何かを放った。

「おっと」

俺はそれを何とかキャッチした。

そしてそれがチョコだと気づいたのは随分と後だったが。

「後は……」

こっちに向かってくる鬼達を俺は見た。

「委員長にこれは返しておくぜ!!」

俺は鬼達に委員長のチョコレートを投げた。

「な!?」

案の定鬼達は一瞬気をとられた。

「じゃあな」

俺はその間に急いで教室から出た。

「いたぞ!」

「アイツだ!」

当然鬼達に見つかる俺。

だが俺はそんなことにも楽しさを見出していた。




バレンタイン戦争はまだ続く……





まだ続きます。

次でバレンタイン編完結です。


その後はやっとクライマックスに入ります。


評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ