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生徒会な日々  作者: 双樹沙希
第一部 日常
27/104

第2部あらすじと第1部後日談


第2部あらすじです。

第1部終了いたしました。

第2部は2学期が舞台です。

もちろん新キャラクターが出てきます。

カイとはなびの幼馴染の少女、美作咲みまさかさき

そしてとうとう第1部エピローグに出てきた「彼女」

まあ誰だか見当付くと思いますが。

そしてカイの過去を明らかにしていく予定です。

シリアス部分が増えると思いますが、文化祭や体育祭、修学旅行などコメディー要素もたくさんあります。

そんな激動の第2部にしていきたいと思います。



それではここから第1部の後日談を。



「いやあ、なかなか楽しかったな。」

俺は今オアシス・イン・デザートに来ている。

バイトがないのに何で?と思ったでしょう。

それはマスターが嘘をついたからだ。

実は8月中も営業していた。

俺達はマスターに気を使われた、ということだ。

結構いろんなことを考えているマスター。感心してしまう。別にいいけど。

「そうね。」

話は戻り、俺の呟きに返すレイ。

「お前もそう思うのか。」

「私も一応人間よ。」

少しムッとしているのか、レイの声が鋭い。

「悪い悪い。」

「・・・まあいいわ。自覚ないんだし。」

例は時々俺によく分からないことを言う。俺の頭が悪いせいか?

「おい!お前ら!ちょっと助けろ!」

マスターが俺たちを呼ぶ。

「はい!」

俺達はマスターに気を使わせた分全力で働くことにしている。



思えばいろいろなことがあった。

前回の3年生が卒業して、瀬川先輩は生徒会を去ったので、今年度の生徒会は俺、さや先輩、はなび、俊哉でスタートした。

さや先輩は俺をよく弄って楽しんでいる。絶対ドSだと思う。

はなびは事あるごとに俺に突っかかってくる。大抵原因は謎。

俊哉は俺の親友だ。頼りになるしいい奴だ。

そして今年の初めに加入した七瀬ナナ。

彼女との出会いは結構インパクトが強かった。

そして彼女は敬語で話しているが毒舌だったり電波系だったりいまいちよく分からないのが正直だ。

そういえばそのナナちゃんと肝試しで凄いことになったことを思い出した。

風見レイが生徒会に入ったのはその後だ。

当初全然友好的でなかったレイだが、俺が見事に心を開かせた。・・・苦難はたくさんだったけど。

そうして今の生徒会メンバーになった。

俺は数々の思い出を胸にしまった。

そして今に至っているわけである。



「おい!もうあがっていいぞ!」

俺とレイにバイトの終了時間が訪れた。

「え?もう大丈夫なんですか?」

「ああ。もう今日は店じまいだ。疲れたしな。」

至極自分勝手な理由で店を閉じた。でも俺達は借りがあるからな・・・何も言わない。

「わかりました。さようなら。」

「さようなら。」

俺とレイは外に出た。すでに周りは暗かったのでいつものようにレイを送ることにする。



俺は働いているときに誰かに見られていたのを思い出した。

誰だか分からないが強い視線だった。

「・・・」

まあいいか。俺はいつものことだ、と家に帰る事にした。







さて、とうとう次から第2部ですね。

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