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桑の実をジャムにして…  作者: 花好 モピナ
第5章 修学旅行編
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10 他校の友達できました。

数分前、部屋を出て直ぐ私はある提案を出した。


二手ふたてに別れたほうが早いよね。」


すると中川君はグルリと辺りを見渡してから


「そっか~…じゃあ、白鷺洲さんはこっちの方を探して。

僕はあっちの方を探してくるから。」


そういって、お風呂場方面に走っていった。

私はドアが沢山あるこのフロアで、2人を探す事にした。


しばらく1人でソラ君と紗百合を探していると

3人の男子に話しかけられた。

多分見た事のない人達なので、他クラスの子か他校の子かどちらか。

私が戸惑っていると、その人達は親切に缶コーラをおごって下さりました。

見事私は餌付けされたものです。


「で、君なんて言う名前?ちなみに俺は山本やまもと


そう言って、缶コーラを買ってくれた山本君は大きな声で

楽しそうに尋ねてきた。

私は缶コーラに口を付けてから、優しく微笑む。


「私の名前はケイ…白鷺洲(さぎしま) (けい)です。

すいません、ジュースを奢ってもらって…。」


「イヤイヤ、いいんですよ。気持ちなんで…

ちなみに俺は佐々ささき

下の名前は、壱夜いちやね宜しく。」


片手で頭を軽く書きながら、壱夜君は違う手を私に向けてきた。

私は缶コーラを、ソファーの隣にある机に置いてから

その手を重ね、握手をした。

壱夜君は嬉しそうに笑った。


「で、最後にお…僕は相原と言います。

ケイさんは、こんな夜更けに、何処に向かわれていたのですか?」


緊張しているのか、体を強ばらせながら相原君は尋ねてきた。

俺を、僕と言い直したところが可笑しくて、私はつい笑ってしまう。

申し訳ないと思い、キョトンとしている相原君に謝まりながら


「そんなにあらためなくても良いですよ。皆同級生だよね?」


「うん。多分そう。俺2年だし…。」


「ふふっ、やっぱり普通の方がいいね。」


「だな、れんが僕とか言い出したから、笑っちまったぜ。」


「うるせぇ~!!」


そんな感じで、4人で楽しくお話していると

廊下の奥の方から、3人組が歩いてくるのが目に入いった。

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