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桑の実をジャムにして…  作者: 花好 モピナ
第3章 殺人鬼誕生編
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★ 19 鬼ごっこ 後編

櫛田の首に少し刃を入れる。声帯に向け真っ直ぐ

1cm入れた後、他のところを傷付けぬように

真っ直ぐ抜く。

櫛田は眼を大きく開いて口を、鯉のようにパクパクさせた。

その後大きな咳をして、血を吐きながら

ふらつく足で、俺から必死に逃げていく。


追い掛けるの飽きたから、櫛田の頭を掴み

無理やり座らせる。


(え〜と?ひざの付け根…内側かな?)


まるで魚をさばく様な気持ちで

外の肉から硬い骨の部分に当たるまで切った。

これでもう歩けない。逃げられない。

櫛田は、あまりの痛さに出せない声で叫んだ。

血液が大量に流れて、アスファルトが赤黒く見える。

その大量の血液は、雨水により洗われ流されていく。


この状態で放置しても、数分で死んでくれるだろう。

そう考え、自然と笑が出た。


しかし、ここで放置なんてつまらない。

もっと苦しんでもらわないと。

うずくまる櫛田の腕を無理やり上げて

右腕付け根に深く切り付けた。

気分が良いので、櫛田が知りたがってた事を

教えてあげる事にした。


「お前の仲間、山本も苅部も田中も…皆待ってるよ。」


その言葉に、櫛田は何か言った。

しかし声帯が無い今、声というものが出ず

ただ俺を睨みながら口をパクパクさせるだけだった。


滑稽こっけいだな…)


うん、櫛田(こいつ)は充分苦しんだだろう。

櫛田達を、痛め付けて苦しませ、復讐が終わった達成感から

俺は今、機嫌が良いから止めを刺してやる事にした。

仰向けに寝かせた。

頭を地面に押し付けて、動けなくする。

ズレると余計な痛みを与えてしまうからな。

櫛田の目と目の間に牛刀ほうちょうを突きつける。


「バイバイ 櫛田」


一仕事終えたし、風呂入ったらケイにデートに誘おう。

そう思い俺はその場を離れたのであった。


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