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桑の実をジャムにして…  作者: 花好 モピナ
第3章 殺人鬼誕生編
31/241

★ 11 電話 後編 

この前、友達に長いとクレームが来たので

少しずつ投稿する事にします。

目指せ800文字以下!!

(くしだ)は初め、どうせ巫山戯(ふざけ)てんのだろうと思い

コーラを口にふくみ、味を楽しんでいた。


すると、耳元のスマホからガタンと、大きな音が聞こえた。

そのあとに聞こえるのはガガガ…と、何かを引きずる音。


「…おい?田中……?」


返事はない。

恐らくさっきの音は、スマホを落とした時の衝撃音しょうげきおんだろう。

それは予測できた。

スマホを落としたなら、すぐひろ謝罪しゃざいの言葉を言うものだろう?


…もしかしたら、言えない状況になってるんじゃ…。


嫌な予感がして何度も田中を呼ぶ。


『いや~ゴメンゴメン。スマホ落ちちった♪

転んだ拍子にスマホがさ~遠くまで飛んで行くもんだから困っちゃうよね♪』


すると、田中は陽気ようきな声で、謝罪の言葉を言った。

軽口を叩く田中に

俺は、無事だったという安堵あんどを覚えつつ、心配して後悔した事と

安定した田中のウザさに、つい

堪忍袋かんにんぶくろが切れた。




「あれ?切れちゃった…。なんだよ獅子の馬鹿野郎!

もう良いもん~家あともう少しだもんね♪」


田中はスマホをバックにしまい

スキップしながら家へと向かう。


すると突然、後ろから口をふさがれた。

塞いだ何かから、なんか変な匂いがする。


頭もクラクラしていき、肩に掛けていたバックが地面と落ちた。

田中は最後の力をしぼり、こちらをにらみつけてくる。

その目に映ったのは、街灯で薄明るく照らされた

不気味な笑みを浮かべる…


「あい…の…や?」


田中は、最後の力を使い切り

まだ冷たいアスファルトに倒れ込むのであった。


「あと1人…まっててねケイ…。」


相野谷あいのやは、薬で眠らせた田中を引きずりながら

街灯のない道、暗い闇の中に消えていった。

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