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桑の実をジャムにして…  作者: 花好 モピナ
第2章  人格破壊編
14/241

● 11 飢えた野獣

湿度しつどが高くジメッとして、居心地の悪い。

しかも薄暗く、約8畳くらいの狭い部屋に

4人の高校生が座っていた。


その中の1人、田中はスマホをいじりながら言う。


「しかし、こんな簡単だとは思わなかったな。」


スマホから照らし出されてる白い光が、彼の顔を映し出す。

興奮こうふんのあまり、ふるえる手で文字を打つ

田中おれの顔は笑っていた。


獅子くしだに『計画成功』と朗報ろうほうを送る。


「ですね。ラブレター上手くいって良かったですね。

俺のギャルゲーの成果出る日が、来ると思わなかった〜。」


その2人目、趣味ギャルゲーの山本がそう言って

ケイちゃんが持っていた手紙を、嬉しそうに手にする。


「しかし、可愛いな…。」


その3人目、苅部は立ち上がり

最後の1人の前に行き、顔をながつぶやく。


最後の1人、白鷺洲さぎしま けい

ケイちゃんは座っている…のではなく、そこに座らされていた。


ケイちゃんは、俺の用意した睡眠薬入りジュースで

グッスリ寝かされていた。


普段の明るくて可愛いイメージとはことなり

現在、無防備に眠っていて……つややか…色っぽく感じられる。


他2人も、そう感じたらしく一緒に眺めてた。

しばらくすると山本は、静かに立ち上がり


「なんか俺…トイレに行ってくる。」


「あっ山本先輩。俺も行きたいです。」


俺もこれ以上、ケイちゃんの側にいるのは我慢できそうに無い。

2人に続いて俺も立ち上がり


「俺も行きたい。この家のトイレ今使えないし

近くの公園に行くか?」


そう言って俺等は、この部屋からはなれた。

獅子との約束の時間になるまで、公園で用を足したのだった。




「来ないですね〜。櫛田獅子先輩…。」


「あぁ、佳祐けいすけおせぇな…。」


約束の時間になっても、獅子は来なかった。

山本と苅部も待ちくたびれて、床に寝転んでいる。


(どうしたんだ…獅子。)


スマホを確認するが、獅子からの連絡はこない。


約束の時間から、1時間ちょい経った後

苅部がとんでもない事を言い出した。


「佳祐来てないが、つまみ食いしても良いんじゃね?」


そう言って、ケイちゃんの制服のリボンを外し

ボタンを1つ、また1つと外していく。


…うん。俺等は頑張った方だと思う。


ケイちゃんは、まだ寝息を立てている。

その無防備な姿に、俺はゴクリと生唾なまつばを飲み込む。


この計画では、こんな事は予定に無いが

思春期ししゅんき只中ただなかの俺等には

この状況でおあずけなんて、我慢がまんできそうに無かった。


ワイシャツもスカートも脱がす。

ケイちゃんに良く似合う、白いレースのパンティーが姿を現す。



…最後


俺等は、えた野獣やじゅうの様に、ケイちゃんをむさぼった。


途中、目が覚めて泣きながら抵抗する

ケイちゃんの意思を無視して。


ただ、己等おのれらの欲望を満たしたのであった。


…もう、手に入らないと諦めていたモノが

今ここにあった。

獅子が、この計画を立てなければ、今の俺等はいない。


(獅子のおかげで、いい思い出が出来た。)


そう心から俺等は、獅子に感謝したのであった。

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