朝は素敵いやいや災厄
チュンチュン バサバサ 鳥の声
ヒトミ「 ………う~ん…」
(寝返りたいけどうてない……う~ん?なんで?重い………)
ヒトミ「う~ん………重い」
(抜けようとしたら、強く抱き締められた?誰だ朝からウザい?)
ヒトミ「ちょー苦しし重いんだけど!!」
・・・・・・
それはそれは
振りかえった瞬間それは怖い怖い笑顔の人がいたそうだー
リク「誰が重いと?」
ヒトミ「いえ!とんでもないです(゜m゜;)」(何故一緒に?私なにした?)
リク「その調子だと忘れてるみたいだな…」
ヒトミ「…………ご飯食べて?それから?」
リク「それから?」
ヒトミ「食べて寝ちゃったかな?」
リク「そうだ、覚えてるじゃないか」
ヒトミ「でも、この状態はよくわからないのですが?」
リク「ふっ………これは、ヒトミが食べて椅子で寝たから俺がベットまで運んだんだ」
ヒトミ「………なるほどぉーではそろそろ起きようかなぁー」
(冷や汗が………)
リク「そうか、ゆっくり寝れて良かったな」
リク「俺のベットは寝心地良かっただろ?」
笑顔
ヒトミ「えっ………寝心地はどちらかと言えば、く
リク「苦しいとか言えばどうなるかな?」 くるっと寝返りたい気持ちがあったけど寝心地は凄く良かったです。はい」
リク「そうかそれは良かった」
ヒトミを抱き締めた
ヒトミ「…………あの何故?抱き締めたのでしょう?」
リク「いや、ちょっと寒かったから…」
ヒトミ「大丈夫ですか?もしかすると風邪とか引かれたのでは?あまり無理なさらないほうがいいですよ?」
リク「………ありがとう」
リクがヒトミを離す、起き上がる
ヒトミ「…大丈夫ですか?」
リク「大丈夫だ」
(抱き締めてしまった……だって可愛かったし……危ない危ない理性が外れるとこだった)
リク「今日はこの部屋にいろ」
ヒトミ「えー監禁ですか?」
リク「じゃー城の中歩き回り兵士逹に捕まり、拷問でも受ければいいと思うぞ」
ヒトミ「…………オヘヤにいやーす」
リク「食事や困ったことがあればそこの鈴を鳴らせばいい」
ヒトミ「わかりやーした」
リク「………大人しくしてろよ」
目が据わってきた
ヒトミ「……わかりました」
(怖!!!)
リク「じゃー俺は行く」
ヒトミ「あっ!ちょい待ち」
リク「なんだ?」
ヒトミ「お風呂入りたいんだけど…」
リク「準備させよう、行ってくる」
ヒトミ「あっ! 行ってらっしゃい」
リクが振り返った
ヒトミ「????」
リクが近寄ってくる
リク「……………」
(なんて、可愛いこと言いやがる、行きたくないではないか)
ヒトミの頭を撫でる
ヒトミ「??」
(ゴミ付いてるかな?早くお風呂入ろうーっと♪)
リク「では」
リクが出ていった
その直ぐあと人がきた
ガチャ扉開く
メイド「初めまして、私はメイドのサナと申します。どうぞよろしくお願いいたします」
ヒトミ「はい」
サナ「ではお風呂の準備できておりますので、こちらにおいで下さいませ」
お風呂に入るため部屋移動、ヒトミの城生活がここから始まるのであった