魔法使いは便利
?「大丈夫?」
リク「お前は誰だ!!!!」
?「ケガはしてないみたいね(^^)
よかったよかったでも念のために………」
リク「俺は貴様に名を聞いているが?……………って触り過ぎだ!!!!俺の尻を触ったりしやがってこの変態がー!!!!」
?「えっ?う~ん(笑)お尻はわざと触ってみたけど、ごめんね♪」
?「あっ!そうか?名前言ってないね♪私は魔国から来たヒトミです。」
リク「魔国!?あの国から来たのか?」
ヒトミ「そうだよ♪いや~ここに来たのはわざとじゃないんだよ。長い学園生活も終わって、さぁーこれで一人立ちだーと思ったら兄や弟に捕まりそうになりそうだから移動魔法使ったらね♪ちょーーーとやり過ぎてここまで来てしまったの☆てへ(*^¬^*)(笑)」
リク「・・・・・・・・理由も名前もわかったが窓割って人がいるとこに来るやつがあるかぁー!『なにがちょーーーとやり過ぎてここまで来てしまったの☆てへ(*^¬^*)』だっ!!!死んだらどうするんだ!」
ヒトミ「いやーそんな怒らないでよー♪ごめんだぁ~わざとじゃないんだよーあんまり怒ると剥げちゃうぞ♪」
リク「あーー誰のせいだー!!!!」
ヒトミ「もう、大きい声出されんの!!近所の人に恥ずかしいでしょ!」
リク「なにオカンみたいな口調で言って誤魔化してる!貴様のせいだー」
ヒトミ「プッ(笑)あはあはあはあは」
リク「なにがおかしい?」
ヒトミ「いやーなんか、あんた面白い人だなぁーって真面目に私に返してくるから、普通は従者とか呼んだり警備の奴呼んだりとかね」
リク「そうだ…俺はなにを?」
(それに俺は今まで素だった)
ヒトミ「…………さてと、窓割ってしまったしなぁー直しますか!」
リク「?!」
(割った窓だと?)
ヒトミ「ΦΧγΦΦΟΧΧΡΠΙΧΥβΟ」
リク「……………」
(ヒトミの手が光り窓がどんどん元に戻っていく)
ヒトミ「ふーー疲れたぁー」
リク「スゴい……」
(これが魔法…初めてみた)
ヒトミ「スゴいでしょぉー♪ってあなたの名前聞いてないよ?」
リク「あー忘れていた、俺はアルシェール・リクバーン」
ヒトミ「…あるシュークリームがバーン?」
リク「誰がシュークリームだ!」
リク「もう、リクでいい」
ヒトミ「リクね♪わかった~」
リク「それで行く当てないお前ははどこに行くのだ?」
ヒトミ「う~ん」
ヒトミ「どうするかなぁー」
リク「一人立ちとはいったい何をするのだ?」
ヒトミ「…それはなぁー」
おかしな女が来てしまった。
素で喋ったことなどなかった王子はこれからさらに振り回されることをまだ知らない…