お説教は甘い物
ヒトミ「………………あれ?私なんで?」
リク「…………ようやく意識がはっきりしたな………」
ヒトミ「………うーん?さっきまでリアムさんと居たような?」
リク「…………ほぉー……それで?どうなった?」
ヒトミ「…………ケーキとお茶飲みながら楽しく会話してたら悪魔みたいな顔のリクが居たような………居ないような?………」
リク「…悪魔みたいな顔の俺か?……こんな顔か?」
リクの顔が恐ろしく目が据わっていた
ヒトミ「あぁーそうそう!」
ヒトミ「・・・・・」
(あっ…ヤバイ………思い出した………)
リク「……俺の質問に答えろ…」
ヒトミ「………はぃ………」
リク「俺は部屋に居ろと言ったが?」
ヒトミ「いやー………あの………部屋に居ましたよ(^-^;ただちょっと町に行きたいなぁーって思いまして……行って帰って来ればいいじゃんと思って移動魔法が真っ直ぐじゃなく横に移動しちゃったみたいで、気がついたら木に激突して落ちたら下にたまたまリアムさんがいて優しくしてもらっちゃいまして、いやーあの人、顔が綺麗だし話したらおもしろくってビックリしちゃいましたよー」
リク「………ほぉー……木に激突して介抱してもらって……ウィシャード様はそんなに優しかったのか?」
ヒトミ「やさ…
リク「優しかったって言ったらどうなるでしょう」い…そう!野菜が食べたいなぁー」(………うー…怖いよぉー(泣))
リク「……それで、どこまで話した」
ヒトミ「??」
リク「ケーキとお茶しながら何を話した?」
ヒトミ「あぁー…今、お世話になってるとこと、私の主がリクだってことと、あとは魔国から来た話ぐらい?」
リク「………お前の口を塞ぐものはないのか……」
ヒトミ「なにが?」
リク「しゃべり過ぎだぁー」
ヒトミ「えっ?嘘?どこらが?」
リク「全てだ!!………まったく……契約の仕方も言ったのか?」
ヒトミ「それは、前にリクにバカにされてから言わないって思ってたから言ってないよ」
リク「………そうか」
(多分言えば奴もしていたはずだ………多分奴もヒトミのことを………考えただけで腹が立つ………)
ヒトミ「魔国がダメだった?」
リク「そうだな………魔国は皆知っているがそこから来た物はあまり見たことはない……来ているとは聞くが、実際にみたのは初めてだからな」
ヒトミ「うーん…多分、みんな一人立ちでこちらにくるけど多分帰っちゃうんだろなぁー」
リク「なぜ?帰る?」
ヒトミ「それはね。こちらで魔法使うのは難しいからだと思う」
リク「??…ヒトミは楽々使ってるじゃないか?」
ヒトミ「私は体の中で魔法に必要な核があるから魔法が自由に使えるの」
リク「核?」
ヒトミ「核はなんて言うか魔法使いの大事な心臓かな?魔国にいれば核がなくても魔法が使えるの。国の中心に魔法の鉄塔が立っていて、それがあるからバンバン使えるの」
リク「じゃーこちらに来る魔法使いは?」
ヒトミ「そうだね……呪いとかは出来るが私みたいにはいかないかな?トップクラス連中はもしかしたらこちらに来ても平気かも……でも、兄が多分…魔法レベル高い奴は出さないと思う……」
リク「………そうか、じゃぁーやはりヒトミも魔国から来たとかは言わないほうが得策だな」
ヒトミ「………わかった…じゃー私今度から
ファーブル国から来たって言うね」
リク「………あっ………あぁー…いいぞ!それで」(どうしよ………凄く可愛いんですけど……これじゃもう怒れないし……)
ヒトミ「????」
リク「…そうだ」
リク「アル、あれを持ってこい」
アル「かしこまりました」
アルがなにか黒いものを持ってき
机に置いた
リク「ヒトミにこれをやる」
ヒトミ「これは………ケーキだ♪」
リク「俺の国のビターチョコケーキだ」
ヒトミ「わぁー♪美味しそう!食べていい?」
リク「あぁ」
(ケーキ1つでこれかどんだけ甘い物好きなんだ)
ヒトミ「美味しいー♪甘過ぎない感じがいい♪」
幸せそうに食べてるヒトミ
リク「……サァーフィス国のケーキより美味しいか?」
ヒトミ「美味しいよ♪」
リク「………そぅか♪良かった」
アル「………」
(リク様、単純ですね。)
ヒトミは夢中でケーキをほうばり、リクは食べてるヒトミを楽しそうに見、従者は呆れるのだった




