記録7 鍵・空爆
新たな登場人物なし。
勇輝達3人は職員室の向かうべく、中央階段に向かう。
ゾンビは一体もおらずに、すんなりと中央階段までこれた。
「すんなりと来たね。」七奈美が言う。
中央階段を降りる。
踊り場にゾンビが一体フラついていた。
「おらぁッ!」勇輝はバットを振る。
ゴキッ
ゾンビの首の骨がおれる。
勇輝達は階段をさらに降りる。
2階に来た。職員室は中央階段の目の前にある。
職員室に向かう。
職員室に入ると、そこには先生だったゾンビが2体うろついていた。
「大原さん、右の方お願いします。」勇輝が言う。
「でもあれって、先生だよね。しかも教頭だし。」遥が指差して言う。
「そんなこと良いですから!」勇輝が少し怒る。
勇輝は左の理解を受け持っていた中下先生だったゾンビにめがけてバットをスイングした。
グシャ
意外と頭部は脆くなっており、陥没してしまった。
そして、力なく倒れる。
遥は教頭だったゾンビに得意の回し蹴りをする。
ゴキッ
首の骨がおれる。
そして、力なく倒れる。
「あーあ、2人とも退学だ。」七奈美が言う。
七奈美はいつの間にか鍵掛けにある車の鍵をとっていた。
「いやいや、お前もだろ。無断で鍵を盗ったんだし。」勇輝が突っ込む。
「盗った、は失礼だね。頂いた、だよ。」七奈美が言う。
「意味は同じだろーが。」勇輝がさらに突っ込む。
そんな雑談をするも、テレビがつけっぱなしの事に遥が気がつく。
「ねぇ。テレビ見て。」遥が言う。
テレビは石川県の県境の封鎖されている現場まで来て、女子アナウンサーがリポートしている。
『……来ていますが、依然として石川県には一歩も入ることを許されず、県内とも現在では連絡をとることも困難を極めており、現状も分かっていません。しかし、脱出してきた人に聴いたところ、「至るところで火事が起きて、大変だった。」や、「警察が発砲してた。死ぬかと思った。」等の事が分かっています。なお、石川県内では、集団の暴徒が暴れまわっている。との情報も…………』
アナウンサーに紙が渡された。
『現在入りました情報によると、今回の事件はウィルスが関係しており、そのウィルスに感染すると、狂暴化してしまうとのことです。なお、感染経路は直接の血液感染、噛まれる等をすると、ウィルスに感染する模様です!』
「これじゃあ映画じゃねぇかよ!」勇輝が近くの机をバットで叩く。
さらに、アナウンサーに紙が渡された。
『さらに入った情報です!これによると、政府はこれ以上の感染者増大を懸念して、石川県内の港に空爆をする模様です!今すぐ港から離れてください!繰り返します!政府はこれ以上感染者増大を懸念して、石川県内の港に空爆をする模様です!今すぐ港………』
「嘘でしょ!」遥が言う。
「これで、逃げる道は鉄道、道路、空港に絞られたね。」七奈美が言う。
「これデマだろ!日本政府が空爆なんてするわけ無いだろ!」勇輝が怒鳴る。
ゴォォォォォォォォォ
「………なんの音?」遥が聞く。
「……この音戦闘機だ!」勇輝が言う。
「ちょ……上の階に上がって確かめましょう!」七奈美が言う。
勇輝達3人は再び4階の音楽室に向かうことにした。
ゾンビは一体もいない。
音楽室に入る。
景色はなにも変わっていなかった。
ゾンビが一体倒れている。
机の上に勇輝のエナメルバックと七奈美のバックが置いてある。
そして、女子生徒が投げ捨てたカッターナイフが。
勇輝達はすぐにそとを見た。
戦闘機が金沢港に向かって飛んでいく。
そして、何かを放つ。
そして、それが金沢港に停泊している大型タンカーに当たる。
爆発する。しばらくしてこちらに音が聞こえる。
ドォォォン
海岸では色々と黒い煙が上がっている。
「う………嘘だろ……」勇輝は近くの椅子に座る。
海岸では黒煙が上がっていた。
ここでいきなりですが、募集します。
募集するのは名前です。男子、女子の名前を募集します。
条件は、ありきたりな名前。「キール」「リアル キール」で登場した人物名意外。長すぎない。です。
よろしくお願いいたします。
感想もよろしくお願いいたします。