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記録52 陸上自衛隊

自衛隊員(本名 加島 直人(かじま なおと))

陸上自衛隊第三師団所属


身長176㎝ 体重82㎏


29歳。

何となく入ったらしい。

しかし、意外とやるときはやるタイプ。

射撃の腕もかなり良い。


勇輝達はすぐに進み始めた。

近くには尾山神社が見えるが気にも止めずに進む。

「夢だったらなぁ……。」勇輝が言う。

「夢オチだったらある意味キレるけどね。」七奈美が言う。

「そんなこと言ってないで倒して!」百合が近くのゾンビにデザートイーグルの弾を叩き込む。

智美もデザートイーグルを撃つ。

道路には放置車両が捨ててあり、車を使うことはできそうにない。

「ここを曲がれば金沢駅が……!」夏海が言う。

勇輝達はむさし交差点に差し掛かる。


タタタタタ


「なにか聴こえませんでした?」智美が言う。

「銃声よ!」百合が言う。

「この野郎!邪魔だな!」勇輝が向かってくるゾンビにM16A1を撃つ。


ダン


「でも、このまま突っ込んだらゾンビと間違われるんじゃ………。」幸子が言う。

「そうね………あ!そうだ!」百合が思い付く。

すると、百合は放置車両の徐っ席に乗る。

「何してるんですか?」勇輝が言う。

「そこら辺の車にも積んであるからアレを取ってきて!」百合が言う。

「アレ?」夏海が言う。







タタタタタタタタタタ


銃声が近くまで聞こえてきた。

「良い?」百合が言う。

「良いです。」幸子が言う。


シュボッ


勇輝達は発煙筒を使った。

すると、銃声が止む。

「救助者だ!」男の声が聞こえた。

すると、数人の迷彩服を着た人たちがゾンビを89式小銃を使い蹴散らしながら来ている。

「大丈夫ですか?」一人の自衛隊員が勇輝に聞く。

「はい大丈夫です。」勇輝が言う。

「………。」自衛隊員が勇輝が持っているM16A1に目が止まる。

「それは本物か?」自衛隊員が聞く。

「そうですが………」勇輝が言う。

「緊急時ですので使用を許可しました。」百合が突然話に割り込んでくる。

「誰だ?」自衛隊員が聞く。

「警視庁特別犯罪科の篠崎 百合です。」百合が警察手帳を見せる。

「あれ?百合さん……」勇輝が言う。

すると、百合が勇輝の方を向いてウィンクをした。

「そうか……もうすぐ石川県脱出の最終電車が出るから、先に乗っておいてくれ。」自衛隊員が言う。

「わかりました。」百合が言う。

自衛隊員達は迫ってきているゾンビに89式小銃を撃ち始めた。

「行こう。」夏海が言う。

金沢駅までの道にはゾンビは一体もいなかった。

「凄いね。」幸子が言う。

「自衛隊もちゃんと日本を守れるんだね。」七奈美が言う。

しかし、放置車両は相変わらず金沢駅に向かうほど増えていく。

「百合さん……首になってませんでした?」勇輝が言う。

「シーッ」百合は人差し指を口に当てている。

「まぁ、良いじゃない。これで無事に脱出出来るんだから。」幸子が言う。

「そうだけど……」勇輝が言う。

金沢駅前のもてなしドームが見えてくる。

駅前のロータリーには各バス会社や観光バスが停まっていた。

勇輝達は金沢駅のホームに止まっている石川県脱出最終電車に乗り込むために金沢駅に入った。


みんな読んでくれているのか心配……

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