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記録46 猫モード

新たな登場人物なし。

勇輝達はAKー47を持っている作業員達に囲まれていた。

「おいおい、そんな武器で俺たちに勝てるわけ無いだろ。」一人の作業員が言う。

「へぇ~。」勇輝が言う。

勇輝は素早くクロスボウを構えて放った。


ビシュッ


ドスッ


「うぎゃぁぁぁぁぁぁぁ!」勇輝が放ったクロスボウの矢は先程話していた作業員の右肩に当たる。

「野郎!」横の作業員がAKー47を構えた。

他の作業員も構え始めた。

「行くか。」勇輝が言う。

「オッケー。」幸子は大型のチェーンソーを持ってエンジンをかけた。


ドルゥン


チェーンソーの刃が回り出す。

「はい。」智美は猫耳をつけて、両手には肉球の手袋みたいなやつ(爪つき)を装備して言う。

「殺しちゃだめ?」夏海が模擬刀を持って聞く。

「ダメでしょ。」七奈美は包丁を持っている。


シュッ


七奈美が包丁を投げる。


ドス


「ぎゃぁぁぁ!」作業員の一人の右太ももに刺さる。

「良い包丁。」七奈美はそう言うと新しい包丁を持つ。



「やっぱチェーンソーは良いねぇ。」幸子が作業員に向かって突っ込む。

「うわぁぁ!」作業員がAKー47を撃つ。


ダダダダダ


「当たるわけないじゃん。」幸子はチェーンソーの刃を横にすると、弾を防いだ。


ガキン


「ヒイッ。」作業員の顔が真っ青になる。

幸子は構わずにチェーンソーを振り上げておろす。


ヂュィィィィィ


「いでぇぇぇぇぇぇぇ!」作業員が倒れてのたうち回る。

作業員は縦に切られていた。



「うにゃー!」と言いながら智美は猫のように四本足で走って素早く作業員に近づくと、肉球の手袋みたいなやつ(爪つき)を使って引っ掻く。


ジャキッ


「いてぇぇぇぇぇ!」作業員が倒れる。



夏海は模擬刀を持って作業員に向かって突っ込む。

「くたばれ!」作業員はそう言って引き金を引く。


カチン


「へ?」作業員のAKー47からは弾は出なかった。

「セーフティはちゃんと外そうね。」夏海は模擬刀を作業員の腹に刺す。

模擬刀といっても、先端は尖っているので見事に刺さった。

「グフッ………。」作業員の力が抜ける。

夏海は模擬刀を抜く。

そして、着いた血を払う。





「片付いたね。」七奈美が言う。

周りには作業員達が倒れていた。

「案外楽勝じゃん。」夏海が言う。

「にゃ~~。」智美が言う。

「………しばらく智美はこの状態ね。」幸子が言う。

「………何で猫モードなんだ?」勇輝が言う。

「………知らない。」智美以外の女子が声を揃えて言った。

「にゃ?」智美が首をかしげる。

「……とにかくこれだけみんなが強ければバラバラになって探しても問題は無さそうだな。」勇輝が言う。

「んじゃ、屋上で会いましょう。」七奈美が言う。

「にゃっ!」智美が言う。

「…………猫モード恐るべし。」夏海言う。

勇輝達は単独行動を始めた。

一人だけキャラがかわったような………気にしない。


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