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記録43 従姉妹

新たな登場人物なし。

「ちょっと待ってくれ………意味がわかんねぇ。」勇輝が言う。

「物わかりの悪い人ね………」千秋があきれたように言う。

「もう一回言うけど、私達三人は血が繋がってるの。」千秋が言う。

「だから!何でそうなるんだよ!親も違うだろ!」勇輝が言う。

「ん~……私と、篠崎 百合は血は繋がってないかな。」千秋が言う。

「は?更に理解できなくなってきたぞ。」勇輝が言う。

ずっと百合は口を閉ざしている。

「良い?今から話すからちゃんと聴いてるのよ!」千秋が白色のM1911(コルトガバメントとも言う)を勇輝の額に当てる。

「………はい。」勇輝が言う。

「それでよし。………じゃあ話すね。君の父親は精子を提供している。そして、その提供された精子を私と、篠崎 百合の母親が貰う。理由はわかると思うけど、私達二人の父親は無精子でどうしようもなかったから。そして、私達二人は同じ日に産まれた。って訳。」千秋が説明する。

「ってことは…………双子!?」勇輝が聞く。

「それはたぶん違うわ。」黙っていた百合が言う。

「え!?」勇輝が言う。

「従姉妹になるんだと思うわ。」百合が言う。

「でもね、田中 勇輝くん、貴方は、私達二人の弟になるの。………多分。」百合が言う。

「ってことは、一人っ子じゃ無いの!?俺!?」勇輝が言う。

「…………多分」百合が言う。

「………気づいていたんですか?」勇輝が百合に聞く。

「えぇ、名前を聞いたときから。」百合が言う。

「何で言わなかったんですか?」勇輝が聞く。

「迷ってたのよ!……そりゃ、混乱するとか思ったから……」百合が言う。

「まぁ良いです。これ以上は問いません。」勇輝が言う。

「ヒュ~カッコいいね~」千秋が言う。



「んで、心の整理はついたみたいね。」千秋がM1911をいきなり撃つ。


パン


「わっ!」勇輝が言う。

「きゃっ!」百合が言う。

すると、二人を結んでいた縄が緩む。

「何で急に?」百合が疑問に思う。

「今からもっともっと重要なこと言うから。」千秋がM1911を向けたまま言う。

「武器を没収されて丸腰の人に銃を向ける?」勇輝が言う。

「ごめんね~。」千秋が銃をおろす。

「一回しか言わないからよく聞いてね。」千秋が言う。


「私の仲間にならない?」千秋が言う。

またもや急展開ですがよろしくお願いいたします。

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