表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
33/67

記録31 ファーストキス

今回はベタな展開です。

「「ジャンケンポン」」勇輝と直也は声を揃えて言った。


勇輝はチョキ

直也はパーだった。


「よっしゃ!」勇輝はガッツポーズをする。

「うわぁーー!」直也が言う。

「まぁ、2時間交代だけどな。」勇輝が言う。

「それで、見張りって何するんですか?」直也が聞く。

「えーと、ゾンビが入ってこないように、まずは入り口のシャッターを閉める。そして、エントランスでゾンビが入ってこないように見張る。それだけ。」勇輝が言う。

「暇そうですね。」直也が言う。

「何なら、女子を一人お供にすれば?」勇輝が女子達を指差す。

「あー、眠い。」

「あ!もう寝なきゃ!」

女子達は話をごまかす。

「ま、頑張れ!」勇輝は直也の肩をポンと、叩く。

「はい………頑張ります。」直也はエントランスに向かった。



「ところで、お前らはどこで寝るんだ?」勇輝が聞く。

「勇輝の部屋だけど。」幸子が言う。

「はぁ!?俺はどこに寝るんだよ!」勇輝が言う。

「リビングのソファー。」七奈美が言う。

他の女子も頷いてる。

「はいはい、わかったよ。好きにしろ。」勇輝が言う。

女子達は笑顔になる。

そして、勇輝の部屋に向かった。


勇輝はソファーに横になる。

「仮眠しとくか。」勇輝が呟く。

ソファーの前のテーブルには、コルトパイソン6インチが置いてある。

(よく、正気を保っていられるな。)勇輝は想う。


ペタペタ


足音が勇輝に迫ってきた。

勇輝が起き上がり、その方向を見ると幸子だった。

「どうした?」勇輝が言う。

「うん………寝れなくて。」幸子が言う。

「他は?」勇輝が聞く。

「みんな寝ちゃった。」幸子が言う。

「まだ30分しかたってないぞ………」勇輝が言う。

「……………。」無言が続く。

先に口を開いたのは幸子だった。

「嬉しかったよ。」幸子が言う。

「なにがだ?」勇輝が聞く。

「一日たってゆーくんが来なかったとき、もう見捨てられたと思っていたから……」幸子が言う。

「そうだったのか。べつに気にすること無いって。彼氏として当然のことだから。」勇輝が言う。

勇輝は右に寄り、左の方を手で叩き、「座れ。」と、アピールする。

幸子が座る。

「本当は、ゆーくんに会えたときは泣きそうになったの………すっごく嬉しかったんだ。やっぱり、頼る人が居なかったからかな?」幸子が言う。

「んじゃ、いま泣けば?」勇輝が言う。

「泣かないよ。」幸子が言う。

しばし、無言が続く。

幸子が勇輝の方を向く。

「ねぇ。」幸子が言う。

「何だ?」勇輝が聞く。

「チューしない?」幸子が顔を真っ赤にして言う。






その様子を、遥達はこっそり見ていた。

「きゃー!」(小声)遥が言う。

「大胆な!」(小声)七奈美が言う。

「あ、中学生には早いよ。」(小声)夏海が智美の目を隠す。

「見えない……」(小声)智美が言う。




「え!?え?えぇ!?」勇輝は突然のことに驚いてる。

「だって、半年も付き合ってチューもしてないんだよ。」幸子が言う。

「いや……まだ早いんじゃないかな。」勇輝は目を反らす。

「じゃあ、○○(自主規制)が先なの?」幸子が言う。

「それはもっと先だ!」勇輝が突っ込む。

「それじゃあ………」幸子は目をつむる。

(これはマジな展開だな………)勇輝は決心を決める。


二人の唇が重なる。



それを見ていた遥達も顔を真っ赤にして呆然と見ている。



そして、幸子がキスをやめて立ち上がる。

「もう寝るね。」幸子が言う。

「あぁ。」勇輝が言う。

勇輝、幸子の顔は真っ赤だった。


幸子が部屋に向かうと、遥達もすぐに部屋に戻る。

そして、寝たふりを再開する。

勇輝はしばらくして唖然としていた。








一方、エントランスで見張りをしている直也は、

「暇じゃねーか!!」一人で愚痴っていた。

なんか……彼女もいないのにこんなこと書いてすいませんでした。



感想、評価お願いします!

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ