記録19 中学生
中島 直也(なかじま なおや)
野々市市立野々市中学校 2年4組
部活 柔道部
身長173㎝ 体重85㎏
がたいが良い。
智美とは同じマンションに住んでおり、小さい頃はよく遊んだらしい。
モテたいという願望有り。
一人っ子。
顔が広くて、学年中の人とひたしくしていた。
相田 智美(あいだ ともみ)
野々市市立野々市中学校 2年6組
部活 水泳部
身長160㎝ 体重53㎏
直也とは同じマンションに住んでおり、小さい頃はよく遊んだらしい。
無口で日頃から大人しく、悩みを抱え込んでしまう。
弟がいる。
成績は学年トップらしい。(直也も言っていたので確実)
何かネットでは人気があるらしい。(ペンネームを使っていたりするので誰も正体は知らない。)
勇輝が立ち上がると他の女子も立ち上がる。
「武器って言ったって見つけたのは木製のバットだけだよ。」幸子が言う。
幸子は部屋の隅っこを指差すと、そこには木製バットが3本置いてあった。
「探したの?」遥が聞く。
「そりゃ探すよ。先ずは武器だもんね。」夏海が言う。
「キール体験者は違うわね。」遥が言う。
ピーンポーン
突然インターホンがなる。
「誰だ?立義にインターホン押すやつは?」勇輝が言う。
「とにかく行って見よう。」七奈美が言う。
事務所から出て玄関に向かう。
勇輝は金属バット、幸子は木製バット、七奈美はただの付き添いで、他のメンバーは事務所で待機となった。
玄関に行くと、ガラスドアの向こうに人影が二人見えた。
周りにはゾンビはいないようなのですぐにドアの鍵を開けて二人を入れた。
一人は学ランを来ており、もう一人はセーラー服を着ていた。
二人とも身体中びしょびしょに濡れており、どこから来たか分からないが傘もささずにここまで来たようだった。
勇輝達は噛まれていないか確認したあとすぐに事務所に連れて行く。
事務所につくとストーブの前に二人とも向かって温まり始めた。
「はぁ~。」直也がリラックスしている。
「温かい……」智美が言う。
「あの……温まっているところ悪いんだけど、ちょっと自己紹介でもしてくれない?」七奈美が言う。
「俺は中島 直也です。」
「私は……相田 智美です。」智美が言う。
「野っ中だね。」幸子が言う。
野っ中とは野々市中学生徒の事である。
「そうです。何で分かったんですか?」直也が聞く。
「制服。出身だもん見ればわかるわよ。」幸子が言う。
だいぶ、二人の服が乾いてくる。
「今までどうしてたの?」夏海が聞く。
二人の話をまとめると、
異変発生直後に生徒は全員体育館に避難して籠城していたようだが、みんなの喉が乾くにつれてイライラがたまり、そこにさらに空腹だったのもあり、ほんの些細な事で数人のイライラが爆発して、最初は口喧嘩だったのが次第に殴り合いまでに発展してしまいそこからはもはや殺し合いが始まったそうだった。一緒にいた先生方も参加してしまっていた。そして、数人の生徒が体育館のドアを開けたとたんにゾンビが数体侵入してきてそこからは地獄絵図だったそうだ。人々は殺し合い、ゾンビは生きている人を襲い、血肉をすする。そこから何とか逃げ出した。途中で角材を拾った。二人は同じマンションに住んでいたが、直也の方は両親が帰るともはやゾンビとなっており、それを勇気を振り絞って倒した。智美も同じく両親と、弟がゾンビとなっており、そこに見守っていた直也が智美の両親、弟のゾンビを倒した。その後、智美の自宅で一晩過ごした。次の日、事態は変わらずにいて、智美が外を眺めていると、一台のワゴン車が野々市明倫高等学校に向かうのを見て、すぐに雨の中を走って追いかけた。
「ところで何だけど、二人はカップル?」夏海が聞く。
「違います!」智美が言う。
「ごめんごめん。」夏海が謝る。
「これからどうするんですか?」直也が聞く。
「これからもなにも、俺たちは、俺ん家に向かおうと準備していたんだけど。」幸子が言う。
「付いていって良いですか?これからは宛が無いんで。」直也が言う。
横では智美が首を縦に振っている。
「いいんじゃない?」七奈美が言う。
「そうだな。仕方ないな。」勇輝は承諾する。
二人は喜んでいる。
「ただし、中島、お前にはある事を我慢してもらうぞ。」勇輝が言う。
「え?」直也が言う。
途中長々とすいません。
登場人物考えるの大変だな。
感想をよろしくお願いいたします。