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FF(今でいう1)。
その時には、結局ファミコンを買ってた。
いや唐突な話だが、もう十分長くオレのゲーム歴関係は読んだだろ?
飽きたよな。
むしろよくここまで読んでくれた。
いや、読む人なんているのか?
そもそも胸にあるもん吐き出してるだけだのコレを。
なので核心に入らせてもらう。
とにかくオレはファミコンをもってた。
けど、P6でプレイすらできなかったRPGへの渇望が満たされることはかった。
ドラクエは面白いよ。不満なんてない。
でも、だ。
でもなんだ。
そんな時に現れたFFは、ファミコン初の本格ファンタジーRPGとして俺の目には映った。
ドラクエになかった“本格の香り”に酔いしれた。
・D&D系譜の正統派?モンスター。
・中世ヨーロッパ感ある街並み。
・クラス分けがあり、本格的なパーティ制。
ドラクエは悪くない。ただFFの方が、パソコンで盛り上がったRPGに、D&Dのテイストにより近い、というだけの話。
でもそれこそが、オレの求めていたものだった。
P6あるのに自分がやりたいパソコンRPGをプレイできなかったから。
もちろん、FFとドラクエ、どちらもイイ。これが本音。
上下も優劣もない。
両者は両者の魅力があって片方だけなんて選べない。
けど、この時は、『属性相性』なんて仕組みまであって、「自分だったらこう作る」的な思いも汲みとってくれたFFにひどく魅せられたんだ。
ちぃと脱線させてもらうが、実はそれまでも手製のボードゲーム的なものをたくさん作って遊んでたんだよ。
はじめはシンプルなスゴロクだった。
当時流行ってたスーパーカーの消しゴム?を何十台分も持ってて。マス目を書いただけのサーキット場でサイコロ振って進めるだけの『レース』がやけに楽しくて。
おかげで“出目は気合いで操作できる”との境地に立ったぜ。○連続6出しとか得意になってくるんだよ。ほぼサイキッカー。
そのうちジャンプの『メカドック』の真似して広告の裏数枚分に描いた公道コースで『キャノンボール・レース』やったり。北海道から沖縄までとか紙面足りなくなってカレンダーとか大きいヤツでやってたなー。
あるいはゲームブックからのインスピレーションでスゴロクRPGを作ったり、あんまり面白いんでシリーズ化したりして。
はたまたパソコンRPGの紙版みたいなのとか数々の名作を産み出した。
『信長の野望』みたいなヤツとかもヒットしたな。そうそう、友達が作ったファンタジーSLGは逆にパソコンでゲーム化してほしいくらいに、スッゲーおもろかった。似たモンはあるんだけど、この傑作と比べると物足りないんだよ。まあ、想い出補正てやつかね。
ほんと、友だちみんなで手作りゲーにハマってたなー。中坊の頃までやってたような。
あっただろ、そーいう時期が?
まあ、そんなわけで、ガキのクセに一丁前にクリエイター的な視点も持ってたわけよ。
だからFF発表時の情報だけでオレには十分だった。
コイツこそが、と確信した。
待ち望んでたものだって。
さて、長らくダラダラ話したけど、オレにとってのFFとは――
『ファンタジーRPGの決定版』
的な感じになるのかね。
ほんとにオレだけの感覚。
オレにとってのFF。
ぶっちゃけ、この感覚にご大層な定義なんてあるわけがない。
感覚の話だからな。
でもたとえば、「中世ヨーロッパ風」という漠然とした縛りはある。古き良きRPGという懐古主義みたいなもんかな。
なので、近未来SFテイストばりに文明が発達しすぎると、「コレじゃない感」を受けてしまう。FFⅦに感じたものは、正にそれだった。
しつこいけどクレームじゃないよ。




